笑われちゃった散歩を済ませ、いつもの堤に向かった。今までの調子でいけばまだ白鳥は沢山残っている筈だった。居ない。明らかに少ない。急いでカメラの準備をする。それを見越していたように団体で飛び出していく。この日に限って。目的は動画のテスト。三脚は普段使わないので準備に手間取ってしまった。それを嘲笑うように彼らはここぞとばかりに出勤していく。ようやくワンカット撮影。暫く様子を見る。今度はなかなか飛び立とうとしない。散歩で汗をかき、じわじわと寒さが忍び寄ってくる。限界だ。どうも上手くいかない。結局待ち時間に遊びに来てくれたアカゲラとカケスを撮って終了。人生はこんなもの?