変化の予兆 相撲編横綱、大関陣の欠場で協会ご挨拶には力士が五人という寂しいものになってしまった。反面、取組内容を振り返ってみると、なかなか迫力のある相撲が見られた様な気がする。 十両では新十両の友風が優勝を飾った。そして小兵力士の活躍も素晴らしかったのではないだろうか。幕内では若手力士の台頭が上位陣不在の場所を大いに盛り上げてくれた。これからもこの傾向が続くことを期待したい。これから始まる幕内の取組。目が離せない。相撲界も何となく今、ターニングポイントを迎えたのではないかとさえ思える。貴景勝、阿武咲、炎鵬、豊山、朝乃山、翔猿、宇良達の今後の活躍に大いに期待したいところである。