多数決 | 直さんの独り言

直さんの独り言

50歳代前半に早期退職をし,ど素人が始めた「珈琲かぶとむし」も閉店し、今は新しいライフスタイルを模索中です。

小さい頃から言い慣れてきたこの言葉。物事を決める場合に良く登場する。しかし、最近微かに疑問がわいてきた。どんな時でもこの多数決を採用しても良いものなのか?と。
仲間内で旅行先を決めるとか、家族の外食先を決めるとかならいざ知らず、各自治体の施策等を決める時の判断基準としては最低でも6割位の賛成票が欲しい気がする。

沖縄のどこかの議会で議長が決まらずに毎日選挙ばかりやっているという報道を耳にした。議員が10人のため、議長を出した方が少数派になることがその理由らしい。果たして住民の為になると考えられた案件がそんなに賛否が拮抗するということが起こりうるものだろうか?反対の為の反対でなくて、仮にその様な状況になるということはその案は廃案になってしかるべきものではないのか?住民の半分が反対なのに採用するのは無理があるだろう。

そんなことを考えていると何のために議長選挙を毎日続けているのか、甚だ疑問である。住民そっちのけで。