鑿が立つまで研げ | 直さんの独り言

直さんの独り言

50歳代前半に早期退職をし,ど素人が始めた「珈琲かぶとむし」も閉店し、今は新しいライフスタイルを模索中です。

物事を極めるまでには数多くの知識と経験そして智慧がいる.宮大工の職人が修行一年目に先輩から教わった事だそうだ.

 

「鑿が立つまで研げ」

 

本当に立つんですねこれが,不思議なことに.極限まで研ぎ上げられた鑿の刃は鏡面状態になり砥石に吸い付くようだ.

自分に会った切れ味のいい刃物を持つと仕事が上手になりそして仕事が面白くなる.これもまた含蓄のある言葉ではないか.何事も一朝一夕には出来ない.こつこつこつこつと毎日の小さな努力の積み上げ無しに大きな仕事を成し遂げる事は出来ない.そして大事なことは「基本」であり,それは日常生活を正すことから始まる.

 

今泥沼にどっぷりと嵌っている政治家,役人の方に是非聞いてみたい.貴方たちの仕事の基本は何ですか?