いよいよ朝の連続ドラマ「わろてんか」が最終回を迎える.伊能栞の生き様には心を動かされた.特にアメリカから戻った伊能に以前社長していた会社の社員が頭を下げて救いを求めてくる.そもそも方針の違いで社員から社長が追い出された経緯がある.そこで追い出したほうが頭を下げてくると言うシーンである.
もしも自分だったら・・・ふと考えてしまった.絶対にあの様な神対応は出来ないだろう.あれが男の美学と言うものか,と.
何せ10年以上前の重い荷物をまだ引きずっているような自分には到底縁の無い言葉ではある.
それにしても新聞記事に散々文句を言っておきながら実は新聞は良く見ない・・・とは,よく言えたものである.いったいどんな神経をしているのか.堂々と述べている割には三箇所も間違えていることを指摘されても森友問題を引き合いに出したことは反省しているの一言だけ.
TPP問題と森友問題を比較することすらあり得ないことだろう.片や国の政策に関することであり,片や国民に対する国の裏切り行為に対することである.我々国民は政府との信頼関係が全てであり一つ一つの政策に対して幾ら苦言を呈したところでそれを覆す術は持ち合わせていない.だからこそ公文書改ざん等と言う卑劣な行為は断じて許せないことなのだ.
「我が辞書に男の美学などと言う言葉は存在しない」と言うことなのか?嘆かわしい.