いつもの戌渡の勝手観測ですが。。。
リビアでの既存政権(カダフィ側)と反政府側の争いは
こう着状態になっているように思えます。
その影響でリビアの原油生産は障害が続いており、
原油価格の上昇。。もしかするとさらなる上昇のリスクも高いと考えます。
「反政府側の水道・電力などライフラインを攻撃」
とニュースがありました。
どうやらカダフィ側も、あせっている様子がうかがえます。
しかし、カダフィ氏の対応、なかなかしぶといものを感じます。
自体が長引けば、状況はカダフィ側に有利になる可能性もあり、
予断をゆるしません。
戌渡がそのように判断する理由は何でしょう?
それは。。。以前のブログで、エジプトのムバラク(元)大統領の
「交渉が下手だ」と指摘しました。
エジプト 大統領の交渉術
http://ameblo.jp/inuwatari/entry-10789795472.html
このブログを改めてみていただくと、カダフィ側は、
非常にうまく効果的にこの「混乱」カードを使っています。
例えば、
対外的には 「国内では混乱は起きていない」
親族などが国外に亡命を求めながら 「全員リビアを離れることは無い」
南米の親交国を通じて 「和平交渉の準備がある」
国内的には 「騒乱を起こすテロ勢力は徹底的にたたく」
市民には 「現金・食料を配布」
最近では 「生命を保証するなら、退陣しても良い」
などなど。 先週 「和平交渉の準備がある」 と伝えられたときは、
一時的に原油市場も株式市場も、そのニュースにのせられて、
数日間落ち着きを取り戻しましたが。。。
(戌渡は「信じてはいけない」とブログで書きました。)
http://ameblo.jp/inuwatari/entry-10819414178.html
単純なメディアは、流れてくる情報を右から左に流して、
混乱に拍車をかけています。
実際はどうでしょうか?
真相は、報道などでは全く分かりませんが、
カダフィ氏はいろいろなカードを示して、反政府側ばかりでなく、
飛行禁止区域を設定しようとしているNATOや、国際社会の足並みを
乱すことを狙っていると考えられます。
反政府側や国際社会を 混乱させて時間をかせいで、
今のうちに反政府組織の基礎体力を奪って、
武器供給、経済力で優位にある今のうちに、
(NATOなどが介入してこないうちに)
政府側の優勢な状況を固定化しようと狙っていると考えられます。
カダフィ氏は、やはり侮れません。
おそらく、かなりの劣勢になっても、
しぶとく政権を維持する可能性があると思います。
その意味でも、NATO、国連、あるいは米国は、
早期に軍事介入の可能性を含む、 断固とした手を打つ必要があります。
そして、フランスが反政府側を正式な政権と承認したことは
すばらしい動きです。
こういうときこそ、外交で日本の存在を見せるときです。
日本もフランスに続くべきです。
(小沢、竹島問題や外相の献金問題でごたごたしていないで。。。)
☆☆ なぜ米国も、日本の外交も、なかなか動けないのでしょうか?
☆☆ それは次回にでも。。。