インチュニブ7日目 | 発達障害の子供たちとの日々

発達障害の子供たちとの日々

発達障害(ASD、ADHD)の二人の子供たちとの記録

7日目です。

今日でちょうど一週間が経ちました。

ここ数日で感じていたように、やはり二人とも以前より穏やかに過ごせるようになってきています。

コンサータ単体の時は覚醒作用が強いだけに集中力や頭のキレは良かったですが、やはり喧嘩や癇癪を起すことも多くそれはそれで悩みのタネでした。

なので、現時点では家の中も多少は平和になり、トータルとしてプラスに転じていると考えていいのかなと思っています。

ただ、今はコンサータを併用しての結果なので、インチュニブ一本にした時にどうなるかという心配はありますが。

 

 

息子と娘はそれぞれ性格が違いむしろ正反対とも言えるタイプなのですが、薬の効き方も全く異なります。

 

息子は良く言えば素直、悪く言えば単純で、主治医の先生からも教科書通りのアスペルガータイプと言われています。

薬の効き方もその通りで、すぐに影響が出るので非常に分り易いです。

特にコンサータのように「飲めばすぐに効く」というタイプの薬を飲んだ時にはそれが顕著でした。30分後にはまるで別人になっていた、って感じです。

今回のインチュニブも息子の方が効果が見え易いなと感じます。

その分、副作用も受けやすいという欠点もありますが。

 

一方の娘の方は、これがなかなか複雑で一筋縄ではいきません。

主治医の先生にも「娘ちゃんは難しいね」と言われるのですが、親の私ですらいまだ娘の考えていることを把握しきれずにいる状態です。

薬の効き方も同じで、コンサータを始めた時も娘の方はなかなか効果を実感できずにいました。

そもそもがコンサータはADHDの薬ですが、ADHDと診断されている娘よりも、ASDと診断された息子の方に効き目が表れていたというのもおかしな話ですが・・・。

強情な性格が災いしてか、今回のインチュニブも娘の方はまだそこまで効果を実感できていません。

ですが、息子と違い副作用の影響をあまり受けないので、その辺りの心配事がないのは助かります。

 

何でも効く息子と何も効かない娘、という感じでしょうか。

でも、トータルで見ると娘の方が生活上の問題は多いなと感じているので、娘の体質や特性に上手く合う薬があればというのが親の本音です。