コンビニでおにぎり買うだけで30分悩んだ話 | のらりくらりす。

のらりくらりす。

ゲーム好き!ゲーム音楽好き!ゲーム攻略本好き!な
ゲーマー兼オタク兼カメコです。

昨日、

近所のコンビニに行きました。

 

お昼ご飯を買いに行ったのです。

 

お腹がペコペコでした。

 

だから、

早く食べたかったのです。

 

けれど、

事件が起きました。

 

おにぎりのコーナーの前に立ったとき、

私は動けなくなってしまいました。

 

目の前には、

たくさんの棚があります。

 

棚いっぱいに、

おにぎりが並んでいました。

 

定番の鮭(さけ)もあります。

 

梅もあります。

 

ツナマヨもあります。

 

最近のトレンドである、

卵黄醤油漬け(らんおうしょうゆづけ)みたいな、

ちょっと贅沢なやつもあります。

 

ただのおにぎりではありません。

 

『進化系おにぎり』

 

なのです。

 

では、

いったい、

何にそんなに悩んだのでしょうか。

 

それは、

選択肢が多すぎることです。

 

私たちは、

普段の生活の中で、

あまりにも多くの選択肢を持っています。

 

昔は、

おにぎりといえば、

梅か鮭くらいしかなかったかもしれません。

 

少なくとも、

私の子供の頃はそうでした。

 

迷う余地がなかったのです。

 

迷う必要がなかったのです。

 

だから、

すぐに決まりました。

 

すぐに買うことができました。

 

けれど、

今の時代はどうでしょうか。

 

コンビニに行くだけで、

何十種類ものおにぎりに出会います。

 

『選択の自由』

 

というものが、

そこにはあります。

 

自由なのは、

素晴らしいことです。

 

好きなものが選べます。

 

自分の食べたいものが選べます。

 

でも、

ここで、

一つの疑問が生まれます。

 

本当に、

私たちは自由になったのでしょうか。

 

選択肢が増えることで、

かえって不自由になってはいないでしょうか。

 

これは、

単なるおにぎりの話ではありません。

 

私たちの人生そのものの縮図(しゅくず)なのです。

 

そう考えると、

非常に面白いと思います。

 

少し、

話しは変わりますが、

 

服を買いに行くときも同じです。

 

服屋に行くと、

たくさんの服が並んでいます。

 

どれも素敵に見えます。

 

どれも欲しくなります。

 

でも、

結局どれを買えばいいのか分からなくなります。

 

「これに決めた!」

 

と思っても、

隣のハンガーにかかっている別の服が気になります。

 

「あっちの方が良かったかもしれない…」

 

そんなふうに、

後悔することがあります。

 

おにぎりも同じです。

 

鮭を選んだのに、

隣のツナマヨが輝いて見えるのです。

 

「あ、そっちにすればよかったな…」

 

そんな小さな後悔が、

心の中に生まれます。

 

ここで、

問題になるのが、

 

『現代人の悩み』

 

というものです。

 

私たちは、

物質的には豊かになりました。

 

欲しいものは、

たいてい手に入ります。

 

お金を出せば、

美味しいものが食べられます。

 

便利な世の中になりました。

 

でも、

その一方で、

私たちは疲弊(ひへい)しているのです。

 

なぜ、

私たちは疲れてしまうのでしょうか。

 

それは、

選び続けているからです。

 

朝起きてから夜寝るまで、

私たちは選択の連続を生きています。

 

何を着るか。

何を食べに行くか。

どの道を通って会社に行くか。

スマホでどのニュースを見るか。

 

小さな決断を、

一日に何千回も繰り返しています。

 

脳がパンクしてしまうのです。

 

おにぎり一つの前で立ち尽くしてしまうのは、

その脳の疲れが原因なのです。

 

これは、

スゴイ発見です!!

 

大げさだと思うかもしれません。

 

でも、

本当のことなのです。

 

たかがおにぎり。

されどおにぎり。

 

おにぎり一つ選ぶのにも、

私たちの人生観や、

現代社会の矛盾(むじゅん)が詰まっているのです。

 

では、

いったい、

どうしたらいいのでしょうか。

 

すべてを完璧に選ぼうとするからいけないのです。

 

「一番美味しいものを食べなければならない」

 

という呪いにかかっているのです。

 

もっと、

気楽にいけばいいのです。

 

時には、

直感で選ぶ。

 

深く考えずに、

パッと手を伸ばす。

 

「今回はハズレだったな」

 

と思っても、

それはそれで一つの経験です。

 

失敗しても、

死ぬわけではありません。

 

むしろ、

その失敗を楽しむくらいの余裕が、

今の私たちには必要なのです。

 

そう考えると、

人生も同じではないでしょうか。

 

正解の道を探そうとするから苦しくなります。

 

どれが一番正解なのか。

どれが一番得をするのか。

 

そんなことばかり考えてしまいます。

 

でも、

人生に絶対的な正解などないのかもしれません。

 

どの道を選んでも、

そこにはそこなりの景色があります。

 

鮭を選んだら鮭の景色があり、

ツナマヨを選んだらツナマヨの景色があるのです。

 

どちらが上でも下でもありません。

 

すべては、

自分がどう味わうかだけなのです。

 

結局、

昨日はどうしたかと言いますと、

 

散々悩んだあげく、

一番最初に目に入った、

普通の梅おにぎりを買いました。

 

なんだかんだ言って、

最後は定番に戻るのです。

 

新しいものに挑戦する勇気も大事ですが、

原点に戻る安心感も大切です。

 

レジのお姉さんは、

私が30分も悩んでいたことなど露知らず、

「140円です」

と笑顔で言いました。

 

世の中は、

そんな風に淡々と進んでいきます。

 

私たちがどんなに悩んでいても、

世界は変わらず回り続けています。

 

そう思うと、

少し気が楽になりませんか。

 

おにぎり一つでここまで悩めるのだから、

私たちの想像力はまだまだ豊かです。

 

人間って、

本当に面白い生き物だなと思います。

 

明日もまた、

コンビニに行くでしょう。

 

そして、

また同じように、

棚の前で少しだけ悩むのだと思います。

 

でも、

次はもう少し早く決めたいです。

 

いや、

やっぱり、

また盛大に悩むかもしれません。

 

それもまた、

生きている証拠なのです。