先日、
久しぶりに、
近くのコンビニへ行ってきました。
お休みの日だったのですが、
少しだけ、
外の空気を吸いたくなったんです。
散歩のついでに、
温かい飲み物でも買おうかなと思いました。
コンビニの店内って、
入るだけで、
なんだかワクワクしますよね。
綺麗に並んだ商品を見ていると、
それだけで、
ちょっとした気分転換になります。
そこで、
私はふと、
あの機械に目を向けました。
『店頭のコーヒーサーバー』
です。
みなさんは、
あのコーヒー、
上手に買えていますか?
私はですね、
実は、
いつも少しだけ緊張してしまうんです。
それは、
なぜなのでしょうか。
よく考えてみると、
あのシステムが、
ちょっぴり複雑だからかもしれません。
まず、
レジで専用のカップを買います。
ここまでは、
普通のお買い物と同じなので、
問題ありません。
問題は、
ここからです。
レジの店員さんから、
カップを受け取ったあと。
私たちは、
自分の足で、
あのマシンの前まで歩いて行かなければなりません。
そして、
自分で、
ボタンを押すのです。
これが、
思った以上に、
緊張するんですよね。
間違ったボタンを押したらどうしよう。
あふれてしまったらどうしよう。
そんな変な心配をしてしまうのです。
まわりを見ると、
他のお客さんが、
スイスイと操作しています。
スマートに、
コーヒーを淹(い)れているんです。
それを横目で見ながら、
私は心の中で、
ちょっとだけ焦っていました。
早くしないと、
後ろに人が並んでしまうかもしれない。
そんなプレッシャーを、
勝手に感じてしまうのです。
私の場合は、
カップをセットする向きすら、
分からなくなったりします。
フタはどこだっけ。
ミルクはどれを入れたらいいんだろう。
頭の中が、
一瞬で、
真っ白になるんです。
ようするに、
『日常のちょっとした機械操作』
に対して、
無駄に警戒心が働いてしまうということです。
でも、
無事にボタンを押して、
ジャーッとコーヒーが出てくると、
ホッとします。
あの瞬間の安心感は、
なかなかのものです。
カップから立ち上る湯気を見ていると、
自分が、
なんだかすごいミッションをクリアしたような、
そんな謎の達成感すら湧いてきます。
たかがコーヒーを一杯買っただけなのに。
なんだか、
大冒険をしてきたような気分になるんです。
こういうのって、
やっぱり面白いですよね。
お店の人が全部やってくれるわけではなくて、
少しだけ自分で行う。
この、
『参加型』のシステムが、
大人になった私たちを、
妙にドキドキさせるのかもしれません。
そう考えると、
あのコンビニのコーヒーは、
単なる飲み物ではないような気がします。
人によっては、
ちょっとしたスリルを味わうための、
『アトラクション』
なのだと言えるかもしれません。
大げさかもしれませんが、
私はそう思っています。
お店を出て、
さっそく出来立てのコーヒーを飲んでみました。
外のベンチに座って、
一口、
飲んでみます。
ふうっと息を吐くと、
冷たい風の中に、
温かさが広がっていきました。
自分でボタンを押したというスパイスも加わって、
なんだかいつもより、
美味しく感じられるんです。
こういう時間って、
意外と大事なのかもしれません。
毎日の生活の中では、
効率よく動くことが求められがちです。
でも、
たまには、
コーヒーのボタンの前で緊張したり、
戸惑ったりするのも、
悪くないですよね。
むしろ、
そういう小さな出来事こそが、
日常のいいアクセントになるのかなと思います。
みなさんは、
最近どんなことでドキドキしましたか?
たまには、
いつもと違う買い物をしてみるのも、
楽しいかもしれません。
次は、
ちょっと違うサイズのコーヒーに挑戦してみようかな。
そんなことを考えながら、
ゆっくりと家路についたのでした。