先日、
ちょっと肌寒い日がありました。
そんな日に、
ふと食べたくなったものがあるのです。
それは、
『肉まん』です。
コンビニのレジの横で、
あの白くて丸い子たちが、
湯気を立てて待っている姿。
あれを見ると、
どうしても素通りできなくなってしまうんですよね。
せっかくのお休みだったし、
ちょっと温かいものを食べて、
ほっと一息つきたいなと思ったんです。
だから、
迷わず買ってしまいました。
アツアツの肉まんを手に持って、
家まで歩く時間。
こういうのって、
やっぱりワクワクしますよね。
『小さな幸せ』
っていうのかな。
日常の中の、
ささやかな楽しみです。
では、いったい、
そのあとどうなったのか。
問題は、
ここからです。
実は、
悲劇は家に着いた瞬間に起きました。
待ちきれなくて、
すぐに袋から出したんです。
湯気がふわっと広がって、
とっても美味しそうでした。
「いただきまーす」
そう言って、
勢いよくガブリと噛みつきました。
思った以上に、
中のアンが熱かったのです。
『マグマ』
のような熱さでした。
舌の感覚が、
一瞬で消え去りました。
あまりの熱さに、
声も出ません。
でも、
吐き出すのももったいない。
だから、
そのまま飲み込んでしまいました。
その結果、
食道あたりがずっと熱いのです。
なんだか、
ものすごく慌ただしいおやつタイムになってしまいました。
こういうのって、
よくありますよね。
頭では分かっているのに、
お腹が空いていると、
ついつい油断してしまう。
もっと慎重に食べればよかったなと、
少し反省しました。
でも、
不思議なものです。
あんなに熱くて、
びっくりしたのに。
食べ終わったあと、
なんだかちょっと笑ってしまいました。
『痛い思い出』
になってしまったけれど、
こういうハプニングも含めて、
休日の思い出なのかなと思います。
私たちは普段、
つい完璧を求めてしまいがちです。
失敗しないように。
上手にできるように。
でも、
肉まんを食べてやけどをするような、
そんなちょっとしたドジを踏むことも、
たまには必要なのかもしれません。
そう考えると、
今回の事件も、
悪いことばかりではなかったような気がします。
自分の周りにある、
何気ない出来事。
美味しいものを食べて、
ちょっとびっくりして、
笑って一日が終わる。
そういう時間が、
自分の心を少しだけ軽くしてくれるのです。
みなさんは、
最近何かやらかしてしまったことはありますか。
こういう失敗も、
笑い話に変えていけたらいいですよね。
また今度、
リベンジしようかなと思います。
今度はもう少し冷ましてから、
ゆっくり味わって食べたいです。
次の休日は、
どんな美味しいものに出会えるでしょうか。
いまから、
ちょっと楽しみだったりします。
少し、
話しは変わりますが、
みなさんは、
お出かけをするときに、
計画をしっかり立てるタイプでしょうか。
それとも、
行き当たりばったり派でしょうか。
私の場合は、
どちらかと言うと、
計画を立てないことが多いです。
せっかくのお休みなんだから、
そのときの気分で、
気の向くままに歩いてみたい。
そう思ってしまうんですよね。
たとえば、
今日も最初は、
ただ散歩をするだけのつもりでした。
それが、
いつの間にか美味しい肉まんを見つけて、
しっかりやけどまでして。
予定通りには、
いかなかったわけです。
でも、
そういう予定調和ではないお出かけの中にこそ、
思いがけない出会いが隠れていたりします。
これは、
人生も同じなのかもしれません。
すべてが計画通りに進むわけではない。
時には、
思いがけないハプニングがあったり、
ちょっとした失敗をしたりする。
でも、
それも含めて、
自分だけの物語になっていく。
そう考えると、
日々の小さな失敗も、
あながち悪くないのかなと思えてきます。
完璧じゃなくていい。
少しぐらい抜けているところがあった方が、
人間らしくて、
愛おしいのかもしれません。
帰り道、
すっかり冷たくなった風を感じながら、
そんなことを考えていました。
トワイライトタイム、
いわゆる夕暮れ時ですね。
空が少しずつ、
オレンジ色から藍色に変わっていく、
あの時間帯がとても好きです。
家路を急ぐ人たちの背中を見ながら、
私も、
そろそろおうちに帰ろうと思いました。
今日の夕ご飯は、
何にしようかな。
温かいお味噌汁でも作って、
ほっと一息つきたいです。
また今度、
天気のいい日にお出かけしよう。
今度はどんな失敗をするか、
それすらも少し楽しみだったりします。