せっかくの休日なのですが、
なんだか、
家から出たくない日って、
ありませんか?
私の場合は、
まさに、
そんな一日でした。
本当は、
ちょっと遠くのショッピングモールにでも行って、
新しいお洋服を見たり、
おいしいカフェラテでも飲みたいな、
なんて思っていたんです。
けれど、
いざ朝になってカーテンを開けてみると、
外の世界が、
妙に遠く感じられてしまいました。
「今日は、もういいかな。」
そんな言葉が、
自然と口から出てしまいました。
こういうのって、
やっぱり、
出かけるのが面倒になってしまった、
ということなのかなと思います。
でも、
ただ家にいるだけなのに、
なぜか、
ものすごく壮大なことをしているような、
そんな不思議な気分になったりするんですよね。
では、
いったい一日中、
何をして過ごしていたのか。
実は、
ソファと完全に一体化していました。
『ナマケモノの境涯(きょうがい)』
とでも言うのでしょうか。
体全体が、
ぐにゃーっとソファにしみ込んでいくような、
そんな感覚です。
立って歩くという、
人間の基本動作すら、
なんだか大がかりなイベントのように思えてくるのです。
冷蔵庫に行くのも、
まるでサバンナを大冒険するような、
そんな大げさな気持ちになっていました。
「これは、大変だ。」
そう思いながらも、
動かない自分を楽しんでいるような、
そんな変な余裕もあったりします。
少し、話しは変わりますが、
昔は、
休日になれば、
とにかく外に出ていました。
じっとしていることが、
もったいないような気がしていたんです。
時間さえあれば、
あちこちに出かけて、
写真を撮ったり、
おいしいものを食べたりしていました。
それが、
いつのまにか、
家の中でじっとしていることの贅沢さに、
気づいてしまったのです。
ここで、
問題になるのが、
『時間の感覚』
というものです。
外に出ていないと、
時間が、
ものすごくゆっくり流れる気がしませんか?
時計を見ると、
まだお昼の十二時なのに、
なんだかもう一日が終わったような、
そんな満腹感があったりします。
不思議ですよね。
何もしていないのに、
時間はしっかりと過ぎていく。
そして、
その過ぎていく時間を、
ただただ、
ぼんやりと眺めている。
こういう時間って、
実は、
すごく贅沢なことなのではないでしょうか。
もちろん、
世の中には、
休日をアクティブに過ごす方がたくさんいます。
山に登ったり、
遠くまでドライブをしたり、
お友達と楽しくおしゃべりをしたり。
そういう姿を見ると、
「私も頑張って出かけようかな」
と思ったりもするのです。
けれど、
今日の私の場合は、
完全にインドア派の血が騒いでしまいました。
騒いだというよりは、
むしろ静かに眠っていた、
という感じでしょうか。
テレビをつけては消し、
スマホをなんとなく眺めては置き、
気づいたら、
天井の木目模様をずっと数えていたりする。
「私、今、何をしているんだろう。」
ふと、
そんな風に思う瞬間もあります。
でも、
すぐに、
「まあ、いっか。」
と、
どうでもよくなってしまうのです。
この、
「どうでもよさ」が、
日々の忙しさで疲れた心を、
そっと包み込んでくれるような気がします。
そう考えると、
家から一歩も出ないという選択も、
立派な休日のお楽しみ、
と言えるのかもしれません。
みなさんは、
どうでしょうか?
休日に、
どうしても外に出たくなくて、
一日中パジャマのままで過ごしてしまった、
そんな経験はありませんか?
こういうのって、
ちょっと行儀が悪いような気もしますが、
たまには、
そんな日があってもいいですよね。
むしろ、
そういう時間があるからこそ、
また明日から、
元気に外の世界へ出かけられるような気がします。
次に、
お休みの日が来たら、
今度は、
ちゃんと身支度をして、
素敵なお店でケーキを食べたいな、
なんて思っています。
でも、
もしかしたら、
また同じように、
ソファの上で一日が終わってしまうかもしれません。
それもまた、
私の日常ということで、
今日はゆっくり眠ることにします。
そういえば、
少し、
話しは変わりますが、
みなさんは、
お部屋のなかの、
お気に入りの場所って、
ありますでしょうか。
私の場合は、
リビングの窓際にある、
小さな椅子が、
特等席だったりします。
そこに座って、
温かいカフェオレを飲む時間が、
けっこう好きなんですよね。
特に、
休日の午後、
すこし斜めに差し込むお日さまの光を浴びながら、
ぼんやりと外を眺めていると、
それだけで、
なんだか贅沢な気持ちになってきます。
遠くへお出かけするのも、
もちろん楽しいのですが、
こういう、
おうちの中でのささやかな楽しみも、
なかなか捨てたものではありません。
問題は、
そのお気に入りの椅子に、
いつの間にか、
洗濯物の山が、
積み重なってしまうことなのですが。
こういうのって、
よくあることですよね。
せっかくの特等席が、
一時的な物置になってしまう、
という悲しい現象です。
でも、
それもまた、
日々の生活の、
リアルな姿なのかなと思います。
完璧に片付いたお部屋も、
憧れますけれど、
少しだけ生活感が漂う空間の方が、
肩の力が抜けて、
ホッとしたりもするのです。
そういえば、
先週の休日に、
近所の雑貨屋さんへ行ってきました。
お目当ては、
新しいマグカップでした。
なんとなく、
お店のなかを、
ゆっくりと歩いているだけでも、
気分転換になりますよね。
色とりどりの雑貨や、
いい香りのするアロママグなどを、
ひとつひとつ手にとって見る。
こういう時間が、
日々の小さなエネルギーに、
なってくれたりするのです。
お店の棚には、
これからの季節にぴったりの、
涼しげなガラスの器が、
並んでいました。
見ているだけで、
なんだか、
爽やかな風が吹いてくるような、
そんな気がしました。
こういうのって、
やっぱりいいですよね。
日常のなかに、
ほんの少しの、
新しい風を取り入れる。
それは、
大げさなことではなくて、
お気に入りのマグカップをひとつ変えるだけでも、
十分に叶うことなのかもしれません。
新しいマグカップで飲むコーヒーは、
いつものお味よりも、
少しだけ美味しく感じられたりします。
ものは試しということで、
さっそく帰ってから、
そのマグカップを使ってお茶を淹れました。
いつもと同じインスタントのカフェオレなのに、
カップが変わるだけで、
こんなにも気分が違うものなのだなと、
ちょっと嬉しくなりました。
こういう、
ささやかな感動の積み重ねが、
日々の暮らしを、
少しだけ豊かにしてくれるような気がします。
みなさんは、
最近、
何か小さな変化を楽しまれましたでしょうか。
大きな旅行に行かなくても、
遠くのテーマパークに出かけなくても、
日常のなかの、
ほんの些細な工夫で、
十分に心は満たされる。
そう考えると、
毎日をもっと大切に過ごしたくなってきます。
けれど、
また明日からは、
お仕事や家事に追われる日々が、
始まります。
忙しい朝は、
バタバタと慌てて家を出ることになるでしょう。
駅までの道を、
小走りで駆け抜けることもあるかもしれません。
電車のなかで、
窓の外を流れる景色を見ながら、
「あぁ、眠いなぁ」なんて、
ため息をつくこともあるはずです。
でも、
そんな忙しい日々のなかでも、
お部屋の隅にあるお気に入りの椅子や、
新しく迎えたマグカップのことを思い出すと、
「またお休みの日には、あそこでゆっくりしよう」
という、
小さなお楽しみが、
心の支えになってくれたりするのです。
そう思うと、
月曜日から始まる一週間も、
なんだか少しだけ、
がんばれそうな気がしてきます。
人生のすべてが、
キラキラとした出来事で、
埋め尽くされているわけではありません。
むしろ、
何気ない日常の、
ありふれた時間のほうが、
圧倒的に多いのです。
だからこそ、
その「なんでもない時間」を、
いかに心地よく過ごすか、
ということが大切なのかもしれません。
ドラマチックな出来事がなくても、
特別なドラマが起きなくても、
自分で自分の機嫌を取りながら、
穏やかに日々を重ねていく。
それは、
とても素敵なことだなと思います。
さて、
そろそろ、
今夜のティータイムもおしまいにして、
明日の準備を始めないとですね。
次は、
どこのお店に行こうかな、
なんて考えながら、
お布団に入ることにします。
夢のなかでも、
素敵なお店に出会えたらいいなと思いながら、
今日はもう、
ゆっくりと目を閉じることにします。
目を閉じる前に、
ふと、
今日一日を振り返ってみたりします。
せっかくのお休みなのに、
なんだかあっという間に、
時間が過ぎてしまいました。
でも、
そんなふうに思えること自体が、
きっと幸せな証拠なのかなと思います。
忙しい毎日の中では、
どうしても時間に追われてしまって、
自分の気持ちを置いてきぼりにしがちです。
気がついたら、
「なんだか疲れたな」
というため息ばかりが、
口をついて出てきたりして。
そういうときって、
自分の心がすこしだけ、
乾いている状態なのかもしれません。
だからこそ、
休日の小さな息抜きが、
必要なのです。
ほんの数時間の外出でも、
お気に入りの場所で過ごす時間は、
乾いた心に、
そっと水分を補給してくれるような、
そんな感覚があります。
これは、
私にとっての、
小さな『メンテナンス』みたいなものかもしれません。
大げさな旅行じゃなくてもいいのです。
近所で見つけた新しいパン屋さんに行くことや、
ずっと気になっていたカフェで、
あたたかいカフェラテを飲むこと。
それだけで、
凝り固まった肩の力が、
すっと抜けていくのがわかります。
こういう時間って、
意外と大切なのかもしれません。
みなさんは、
自分の機嫌を上手に取る方法を、
何か持っていますか?
疲れたなと思ったとき、
どんなふうにして、
エネルギーを充電しているでしょうか。
私の場合は、
やっぱり『お出かけ』がいちばんの特効薬みたいです。
知らない街を少しだけ歩いてみたり、
可愛い雑貨を眺めてみたりするだけで、
視野がぱっと広がるような気がします。
日常の景色が、
すこしだけ違って見えてくるのです。
そう考えると、
お出かけというのは、
単に場所を移動することだけではないのかもしれません。
自分の心を、
すこしだけ新しい場所に連れて行ってあげる。
そんな意味も、
含まれているような気がします。
忙しい日々を送っていると、
どうしても目の前のことでいっぱいいっぱいになってしまいますよね。
仕事のこと、
家事のこと、
明日の予定のこと。
頭の中が、
いろんな思考で渋滞を起こしてしまうことも、
少なくありません。
そういうときこそ、
あえて立ち止まることが必要なのかなと思います。
立ち止まって、
深呼吸をして、
目の前にある小さな美しさに目を向けてみる。
道端に咲いている小さなお花だったり、
夕方の空のきれいなグラデーションだったり。
そういうものに、
「きれいだな」と感じられる余裕を、
いつでも心の中に持っていたいなと思うのです。
余裕がなくなると、
世界がなんだかモノトーンのように感じられてしまいます。
でも、
ほんの少しのきっかけで、
世界はまた、
色鮮やかさを取り戻してくれるのです。
今日出会ったコーヒーの香りも、
お気に入りのマグカップの手触りも、
ぜんぶ、
私の世界に色を添えてくれる大切なピースです。
そう思うと、
日々の暮らしも、
まんざら悪くないなと思えてきます。
むしろ、
愛おしい瞬間に満ちていると言っても、
いいのかもしれません。
完璧じゃなくていい。
少しぐらい失敗したり、
予定通りにいかなかったりしても、
それも含めて、
私の人生です。
むしろ、
ハプニングがあったほうが、
後から振り返ったときに、
良い思い出話になったりしますよね。
「あのときは大変だったね」って、
笑い合える未来を想像すると、
なんだかどんなことも、
乗り越えられるような気がしてきます。
人生って、
案外シンプルなのかもしれません。
複雑にしているのは、
他でもない、
自分自身の考え方だったりするのです。
もっと気楽に、
もっと肩の力を抜いて。
自分の心が喜ぶことを、
ひとつずつ選んでいけばいいのです。
明日からはまた、
それぞれの日常が始まります。
また朝が来て、
いつも通りの時間が流れていく。
もしかしたら、
思い通りにいかないことだって、
あるかもしれません。
疲れて帰ってきて、
ため息をつく日もあるでしょう。
でも、
そんなときは、
今日のこの穏やかな気持ちを、
思い出せたらいいなと思います。
お気に入りのカップで飲むお茶の温かさや、
窓辺から差し込むやわらかな光の心地よさを。
心の中に、
自分だけの小さなお守りのような景色を、
いくつか持っているだけで、
人は案外、
強く生きていけるものなのかもしれません。
そのためにも、
やっぱり週末の計画は、
しっかり立てないとですね。
次はどこに行こうか。
新しい本を持って、
静かな図書館併設のカフェに行くのもいいな。
あるいは、
ずっと気になっていた美術館で、
静かに絵画と向き合ってみるのも素敵です。
想像するだけで、
なんだかわくわくしてきます。
楽しみがあるって、
本当に素晴らしいことですね。
明日からの数日間も、
このわくわく感を胸の片隅に置きながら、
自分のペースで、
一歩ずつ進んでいこうと思います。
さて、
本当にそろそろ、
眠くなってきたみたいです。
夢の中でも、
素敵なお店や景色に出会えますように。
それでは、
おやすみなさい。
また明日から、
それぞれの場所で、
すてきな時間を過ごしましょうね。