今日は、
本当によいお天気でしたね。
こういう晴れた日には、
なんとなく、
家の中のことを、
一通り片付けたくなってしまいます。
せっかくのお休みですし、
思い切って、
大きなお布団を、
外に干してみることにしました。
私の場合は、
こういう晴れの日を選ぶとき、
なんとなく、
心が弾んでしまいます。
お布団をベランダまで運んで、
しっかりとお日様の光に当てる。
これだけでも、
なんだか、
すごく丁寧な暮らしをしているような、
そんな気分になれるから不思議です。
ここで、
ちょっとした疑問が浮かびます。
なぜ、
人はお日様の匂いがすると、
あんなにも、
幸せな気持ちになるのでしょうか。
それは、
おそらく、
私たちのDNAに、
太陽の光を愛する記憶が、
しっかりと刻まれているからなのかなと思います。
なんて、
そんな穏やかなことを考えながら、
私はお布団をパンパンと叩いていました。
気持ちの良い風が吹いていて、
今日は本当に、
いい休日だなと思っていました。
そう、
この時はまだ、
完全に油断していたのです。
まさか、
あんな大変なことが起こるなんて、
思ってもみませんでした。
少し、
お茶でも飲みながら休憩しようと、
リビングに戻った時のことです。
ふと、
窓の外を見て、
私は我が目を疑いました。
空が、
急に、
ものすごく、
怪しい色に変わっていたのです。
さっきまでの青空はどこへやら、
遠くの方から、
真っ黒な雲が、
猛烈なスピードで近づいてきていました。
これは、
大変なことになったぞと、
私の心臓が、
バクバクと音を立て始めました。
こういうのって、
よくあることなんですよね。
洗濯物あるあると言いますか、
出かけた瞬間に雨が降るような、
そういう、
マーフィーの法則みたいなものがある気がします。
でも、
今回は、
洗濯物のレベルではありません。
何せ、
我が家のすべての布団が、
いま、
まさに、
無防備な姿でベランダにさらされているのです。
私は、
大慌てで窓を開けました。
外の空気は、
すでにさっきとはまったく違っていて、
冷たい風がビュービューと吹き荒れていました。
お布団は、
風にあおられて、
物干し竿から落ちそうになっています。
では、
いったい、
どうすればいいのでしょうか。
私の頭の中は、
一気に、
パニック状態になりました。
ここで、
悠長に写真を撮っている場合ではありません。
とにかく、
急いで取り込まなければいけない。
そう思った私は、
猛ダッシュでベランダに出ました。
けれど、
風が強すぎて、
重たいお布団が、
まるで生き物のように暴れるのです。
重い、
とにかく重い。
お日様を浴びて、
ふっくらしたはずのお布団が、
なぜか、
ものすごい凶器のように私に襲いかかってきます。
一枚目を引っ張り、
二枚目を引きずり込み、
三枚目を回収しようとした、
その瞬間でした。
ポツリ、
と、
冷たいものが、
私の頬に落ちてきました。
あ、
雨だ。
思った以上のスピードで、
大粒の雨が落ちてきたのです。
私の心の中で、
何かが、
プツリと音を立てて切れたような気がしました。
せっかく、
ふかふかに干したお布団が。
今まさに、
雨に濡れようとしている。
いや、
もうすでに、
少し濡れてしまったかもしれない。
そういう絶望感の中で、
私は必死に、
最後のお布団を室内に引きずり込みました。
窓をピシャリと閉めたときには、
私の息は上がり、
髪はボサボサになっていました。
優雅な休日の午後は、
一体どこに行ってしまったのでしょうか。
リビングの真ん中で、
私は呆然と立ち尽くしていました。
部屋の中に積み上げられたお布団からは、
ほんのりとお日様の匂いがするような、
しないような。
でも、
よく見ると、
角のあたりが少し、
湿っている気がします。
気のせいであってほしいと願いましたが、
何度触っても、
やっぱり少し湿っていました。
こういうとき、
みなさんはどうするのでしょうか。
もう一度部屋干しするのか、
それとも、
乾燥機に突っ込むのか。
私の場合は、
とりあえず、
その場に座り込んで、
遠い目をしてしまいました。
思った以上に、
ダメージが大きかったです。
でも、
よく考えてみると、
こういうハプニングも含めて、
休日の過ごし方なのかもしれません。
何事もなく終わる一日よりも、
少しドラマチックだったと言えば、
聞こえはいいでしょうか。
いや、
やっぱり、
ただただ疲れただけですね。
でも、
お布団を取り込むときのあの必死さは、
普段の生活では絶対に味わえないものでした。
ある意味、
良い運動になったと、
前向きに捉えることにします。
人間、
ピンチのときこそ、
底力が発揮されるものなのですね。
それにしても、
自然の力というのは、
本当にすごいものです。
人間の予定なんて、
簡単に吹き飛ばしてしまうのですから。
次に布団を干すときは、
必ず天気予報を隅々まで確認しようと、
心から誓いました。
みなさんも、
お天気がいい日にお布団を干すときは、
どうか、
急な天気の変化にお気をつけください。
こういう何気ない日常のなかに、
突然の冒険が潜んでいるからこそ、
人生はおもしろいのかもしれません。
なんて、
少しカッコいいことを言ってみましたが、
今日のところは、
濡れかけたお布団をどうするか、
真剣に考えたいと思います。
今度は、
コインランドリーの乾燥機でも使ってみようかな。
新しい体験ができるかもしれないと、
ちょっとだけ前向きになりながら、
今日のドタバタ劇を終わりにしたいと思います。
そういえば、
コインランドリーの乾燥機って、
なんだかちょっとわくわくしませんか。
普段は、
自宅の洗濯機で、
いつものように済ませてしまうからこそ、
たまに違う場所を使うだけで、
小さなイベントのようになるのです。
大きなドラムが、
ぐるぐると回りながら、
洗濯物を乾かしていく姿を、
ただぼんやりと見つめている。
それだけの時間なのに、
不思議と心が落ち着いたりします。
これは、
一種の息抜きなのかもしれません。
ちょっと、
話しは変わりますが、
みなさんは、
普段の家事に、
どんな工夫をしていますか。
毎日のことだからこそ、
どうしても、
義務感になってしまいがちですよね。
洗濯をして、
ご飯を作って、
お掃除をして。
気がつくと、
一日があっという間に過ぎていきます。
ふと時計を見ると、
もう夕方だったりして、
なんだか少し切なくなったりもします。
でも、
そんな何気ない毎日のなかに、
自分なりの小さなお楽しみを、
見つけることができたら。
きっと、
それだけで、
毎日の景色が、
少しだけ明るく見えてくると思うのです。
たとえば、
お気に入りの香りの柔軟剤を使ってみる。
それだけでも、
お洗濯の時間が、
ちょっとだけ楽しみになりますよね。
あるいは、
普段は入らないような、
少しだけおしゃれなスーパーに立ち寄ってみる。
そこで、
見慣れないお野菜や、
おいしそうな調味料を見つけるだけで、
今夜のご飯を作るのが、
急に楽しみになったりします。
こういうのって、
本当にささやかなことなのですが、
生活のなかの、
ちょっとしたスパイスになる気がするのです。
完璧にこなそうとすると、
どうしても疲れてしまいますよね。
時には、
手を抜いてもいいし、
違うやり方を試してみてもいい。
今日の私のように、
お布団が急な雨に濡れてしまっても、
それを笑い話にできるくらいの余裕を、
持っていたいなと思います。
人生、
計画通りにいかないことのほうが、
多いのかもしれません。
でも、
だからこそ、
思いがけない出会いや、
新しい発見があったりするのです。
そう考えると、
あの急な雨も、
悪いことばかりではなかったのかなと、
思えてきたりもします。
濡れてしまったお布団は、
ちょっと大変でしたが、
そのおかげで、
コインランドリーの便利さに気づくことができました。
人間、
ピンチにならないと、
新しい一歩を踏み出せないものなのかもしれませんね。
大げさかもしれませんが、
そんなことを考えてしまいました。
さて、
濡れたお布団の心配はこれくらいにして、
そろそろ夕飯の支度を始めないとですね。
今日のメニューは、
温かいお味噌汁と、
簡単な炒め物にしようかな。
こういう肌寒い日には、
やっぱり、
温かいものが一番です。
家族みんなで、
「今日こんなことがあってね」と、
笑いながら食卓を囲む。
そんな、
いつもの穏やかな時間が、
何よりも大切で、
ありがたいものだなと感じます。
特別じゃなくていい。
派手じゃなくていい。
ただ、
自分の足で歩いて、
自分の目で見て、
心で感じながら暮らしていく。
そういう丁寧な毎日を、
これからも大切にしていきたいなと思います。
みなさんは、
今日、
どんな一日を過ごされたでしょうか。
もし、
少し疲れてしまったという方がいたら、
今夜はぜひ、
あたたかいお風呂にゆっくり浸かって、
ご自身をたくさん労ってあげてくださいね。
私はこれから、
温かいお茶でも淹れて、
ホッと一息つこうと思います。
明日も、
みなさんにとって、
穏やかで素敵な一日になりますように。
それでは、
また。
そういえば、
この間、
スーパーの帰り道で、
ふと空を見上げたんです。
そしたら、
すっかり秋の高い空になっていて、
うろこ雲がふわふわと広がっていました。
こういう季節の変わり目って、
なんだか少し、
切ないような、
ワクワクするような、
不思議な気持ちになりませんか。
夏が終わって、
秋がやってくる。
時間の流れって、
本当にあっという間だなと思います。
ちょっと、
話しは変わりますが、
みなさんは、
季節の変わり目に、
何かしたくなることってありますか。
私の場合は、
なぜか無性に、
お部屋の模様替えをしたくなるんです。
ラグを少し厚手のものに変えてみたり、
クッションカバーを温かみのある色にしてみたり。
ほんの小さな変化なんですけどね。
それだけでも、
お部屋の雰囲気がガラリと変わって、
新鮮な気持ちになるから不思議です。
こういうのって、
やっぱり、
気分転換にすごくいいんですよね。
思い返してみると、
私は昔から、
そういう細かなしつらえというか、
日々の暮らしを整えることが好きだった気がします。
凝ったことはできません。
高いインテリアを揃えるわけでもありません。
でも、
お気に入りのマグカップでお茶を飲んだり、
お部屋に小さなお花を飾ったりするだけで、
心がふっと軽くなるんです。
忙しい毎日を送っていると、
どうしても自分のことが後回しになってしまいがちですよね。
家事に、
育児に、
お仕事に。
気がついたら、
一日が終わっている。
「あれ、今日自分の時間ってあったかな」
そんなふうに、
ため息をつきたくなる日も、
正直あります。
でも、
そんなときこそ、
ほんの少しでいいから、
立ち止まってみる。
深呼吸をしてみる。
窓の外の景色を、
ただぼんやりと眺めてみる。
そういう、
何気ない余白の時間こそが、
私たち大人には、
どうしても必要なのかもしれません。
完璧じゃなくていい。
少しぐらいサボったっていい。
自分が心地よいと思える空間と、
自分を大切にできる時間があれば、
それだけで十分なんだと思います。
そう考えると、
日々の暮らしの中には、
小さな幸せのタネが、
たくさん転がっているんですよね。
道端で見つけた可愛いお花とか。
焼きたてのパンのいい香りとか。
お気に入りの音楽を聴きながら飲むコーヒーとか。
どれも、
特別高価なものじゃありません。
でも、
そういう些細なことに気がつける自分でいたいなと、
最近は特に強く思います。
心がささくれ立っているときは、
きっとそういうものが見えなくなってしまうから。
だからこそ、
自分の心のアンテナを、
いつも優しく磨いてあげたいですね。
さて、
そろそろ本当にお湯を沸かさないと、
せっかくの温かいお茶が冷めてしまいますね。
今夜は、
どのカップを使おうかな。
お気に入りの、
ちょっとぽってりとした形のマグカップにしようと思います。
手によく馴染んで、
持っているだけでホッとするんです。
みなさんも、
今夜はぜひ、
お気に入りの温かい飲み物を片手に、
ご自身の好きなことをして過ごしてくださいね。
本を読むもよし。
音楽を聴くもよし。
ただボーッとするもよし。
何もしない贅沢を、
たっぷり味わってください。
それでは、
そろそろ失礼します。
また、
おしゃべりしに来てくださいね。