※この記事は、グーグルのキャッシュとの関係で再掲します。
みなさまこんにちは。
アルファサポート行政書士事務所の佐久間です
弊事務所は、コロナ禍で水をさされてしまったため本格稼働はしていませんが、厚労省の「人材紹介業」の許可を持っています。
特定技能ビザなど、職業紹介についてお客様からお問い合わせを受けることが多かったため、一昨年に取得しました。
毎年4月に厚労省に届を出すのですが、今年は、昨年まであった報告書の押印欄が無くなっていました。
コロナ禍において書類の押印欄がテレワークの妨げになっていると第1波のころずいぶん話題になりましたよね
それを受けて河野行革大臣がデジタル化の一環として打ち出した行政手続きにおける押印欄の廃止は着実に広がっているようです。
たしかに押印欄がないとめちゃくちゃ便利なのですが、署名欄(手書きで名前を書く欄)もないので、パソコンから打ちだしたらそのまま提出。
書類のどこを見ても、本人が作成したという確認はもはやとれません。
もちろん、他人に成りすまして書類を作成すれば「私文書偽造」という刑法犯なので、簡単にその一線を踏みハズす人は少ないはずですが、便利さを歓迎する気持ちがある反面、ちょっと気持ち悪いという感覚もありました。が、それにもじき慣れるのでしょう。
従来の刑法は、印鑑のない私文書を偽造すると私文書偽造罪、
印鑑のある私文書を偽造すると有印私文書偽造罪とし、後者の量刑を重くして、有印文書の真実性をより担保するしくみをとってきました。
しかし今後は有印私文書の数が少なくなっていきそうですね。
ひょっとして配偶者ビザの「身元保証書」の押印欄もなくなったのだろうかと調べてみたら、案の定、押印無しの書式に差し代わっていました。
今後はお客様の押印漏れを気にせずにすみます。
法務省は「婚姻届」の押印欄は残す方針だそうです。
婚姻届の押印欄は残すけれども、押印は任意なのだとか。
それも中途半端なような。。。
今年から東京入管ではじまった行政書士の予約システムも、昨年まではオンラインではなくFAXでした。
私はFAXという通信機器がどうも信用できなかった(入管には到着確認の電話ができない、というより電話が繋がらない)ので、FAXの時代は一回も利用したことはありませんでしたが、オンライン予約システムになってから便利に活用しています。
デジタル化の流れ。行政の世界でもほんの少しずつですが進んでいるようです。
ではまた
おまけ~興味のある方はどうぞ~
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