こんにちは。渡邉利咲です。
香りは、ときどき記憶より先に心に触れることがあります。
今日は調香の講座でした。
私が調香に興味を持ったきっかけは、もともとアロマテラピーの授業の中に、調香の時間があったことでした。
はじめて自分で香りを作ったときのことは、今でもよく覚えています。
家に帰ってからも夢中になって精油を調合して、気がつけば30種類以上。
ひとつずつ香りを重ねながら、自分の中で「これかな、違うかな」と確かめていく時間は、とても不思議で、でも楽しいものでした。
そうして出来上がった香りを嗅いだとき、ふと 「あれ? これは嗅いだことがある香りだ」 と思ったのです。
それは、母がつけていたポワゾンの香水にとてもよく似た香りでした。
その頃は、母が亡くなったばかりの時期でした。
だから今思うと、私は無意識のうちに、母がいつもまとっていた香りや、母のぬくもりのようなものを求めていたのかもしれません。
香りには、記憶や感情にそっと触れる力があります。
言葉ではうまく説明できない気持ちを呼び起こしたり、心の奥にしまっていたものを静かに連れてきたりすることがあります。
その後、いろいろと調香を学んでいくうちに、私はだんだん、調香とエネルギーワークには似ているところがあると感じるようになりました。
たとえば、
- ほんの少し何かを加えただけで、全体の印象が大きく変わること。
- 逆に、ひとつの要素が強すぎると、全体の調和が崩れてしまうこと。
- そして、足りないものを見つけながら、全体のバランスを整えていくこと。
そういう感覚は、香りを作るときにも、エネルギーを見ていくときにも、どこか共通しているように思うのです。
今回、T series Essencesではプロテクションペンダントを作りましたが、これにも一部、調香の感覚が生きています。
香りを組み立てるときのように、全体のバランスを見ながら、
- 何を持たせて、何を引いていくか。
- どのエネルギーをどのくらいの割合で持たせるか。
- どれとどれが拮抗しているか、または橋渡しをしているか。
- レイヤー、奥行き、トップやミドル、ベースに何がくるか。
その感覚は、形は違っても、私の中ではどこかつながっています。
香りは肌につけた瞬間、その人の肌や空気と溶け合いながら立ち上がっていきます。
まるで絵筆で空間に世界を描いていくように、少しずつ立体感を帯びていきます。
エネルギーも、それとよく似たもののように感じられます。
調香は、香りを作る技術を身につけることだけではなく、目に見えないものの重なりや響き、調和を感じ取ることにもつながっているように思います。
フラワーエッセンスもまた、花のエネルギーを扱うものです。
だからこそ、調香と似ているところがあるのだと思います。
香りを整えること。
エネルギーを整えること。
それは別々のようでいて、深いところではやはりつながっている。
香りもエネルギーも、私にとって、見えない世界を理解していく学びでもあります。
そのことが、とても面白いなと思うのです。
5/5(火)、24(日) ローズ香水作り>>
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