昼夜二度楽しめた九段会館 | ロドさんの繪ブログ「一期一繪」

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団塊の世代のラストランナー。想い出深い海外駐在当時も振り返りながら「日本再発見」ということで国内あちこちのスケッチを織り交ぜて気ままに、「人生はFESTINA LENTE(ゆっくり急ごう)」

 

体温より高い37℃の激暑の中、上京した姉との会食の為九段下まで出かけた。

 

地下鉄

 

夕方までの時間を利用して、兼ねてから気になっていた九段会館に立ち寄ってみることにした。

 

半蔵門線九段下駅から地上に出るとギラギラの太陽に眼が眩む。

 

特徴ある帝冠様式(和洋合体様式)の九段会館(旧軍人会館)は1934年(昭和9年)創建の登録有形文化財の歴史建造物。施工は清水組(現清水建設)

 

終戦後の軍人会館の解散により国有資産化、連合軍軍進駐下にはGHQに接収されていたが、進駐軍の撤退に伴い接収解除。その後日本遺族会に無償払い下げとなったが、不動産税の負担問題から無償貸与となったていたところ、2011年の東日本大震災の大被害で閉館状態となり土地・建物共々日本国政府に返還、会館は廃業となっていた。

 

 

そして、2022年からは定借民活事業として免震対応の「九段会館テラス」(地下3階、地上17階)の一部として北面と東面部分だけがそのまま保存(免震レトロフィット)されている。施工は鹿島建設。

 

北面正面玄関前の「九段ひろば」

 

東面玄関

 

スクラッチタイルが美しい東面

 

そして、テラスデッキから牛ヶ淵から田安門方向

 

 

清水門方向(奥には日本武道館)

 

ドライミストはありがたい

 

九段会館の後方に聳えるのは九段テラス

 

水筒をサポートにここで、一枚。

 

そして、九段下から専大通りへ。

 

走る人

 

横断歩道の先にはビルの谷間にレトロな店

 

雰囲気のあるカフェ。

中は女性客ばかりだったので通過。

 

そして、食事はお茶の水駅近くのかえで通りのお気に入りのビアレストランへ。

 

 

 

帰り道の九段下駅の手前で九段会館に再び立ち寄ってみた。

 

夜は違った雰囲気で気に入った。

 

閉店直前にうがいの一杯。

 

折角だから建物内部も。

 

玄関越しにライトアップされた武道館。

 

玄関の鉄扉も重厚

 

 

レトロ感満載の内部に感動。

 

光る床のモザイクタイルに思わず足が止まる。

 

天井の照明も粋だね。

 

昼も夜二回堪能した九段会館だった。

 

+2箇所での生ビールも堪能で

NO BEER, NO LIFE!!

 

 

さて、次回はどの建物探検かな?