国会議事堂一周 | ロドさんの繪ブログ「一期一繪」

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団塊の世代のラストランナー。想い出深い海外駐在当時も振り返りながら「日本再発見」ということで国内あちこちのスケッチを織り交ぜて気ままに、「人生はFESTINA LENTE(ゆっくり急ごう)」

 

例によって火曜日の午後は国会図書館へ。

 

天気が良い平日の昼過ぎの田園都市線の南側の席は暖かい陽光を背中に受けて気持ちいいが、眠る間も無く10分後には二子玉川駅から先は地下に入る。

 

地下鉄

 

半蔵門線永田町駅を出て国会議事堂前交差点から南方向ヘ下っていつ緩やかな坂道の先辺りが先日の日本財団ビルのある虎ノ門。

 

 

北側の隼町交差点のR246と首都高4号線の向こうには花崗岩の巨大な塊のような重厚な最高裁判所(1974年竣工)が見える。

 

平河町交差点から特許庁前交差点(外堀通り)に繋がるこの長さ1kmほどの道がR246(青山通り)のバイパスだとは知らなかったなあ。

 

いいアングルだったので、信号機ボックスを借りて、一枚。

 

ここから、国会議事堂(1936年竣工)を時計回りに一周してみることに。

 

左手に国会図書館、右手に国会議事堂、前方に丸の内

 

北西角の参議院の通用門は斜向かいにある参議院第二別館との連絡用かな?南西角にも対で同じような門あった。

 

それでは、走る人開始!

 

 

国会図書館本館(設計前川國男1968年竣工)はこの角度からが一番写真映えがすると、筆者感。

 

直線が美しい正面玄関

 

赤坂見附方向を振り返る。

議事堂敷地の北西角だけは道なりに僅かに曲がっていた。

江戸の道の方が古いからかな?

 

いつも学習時に使う図書館一般利用者用の入り口

 

参議院通用門

各門にある5本の車止ポールの2本は電動で下げられている。

 

桜田門方向に向かって更に坂を下ると警視庁本部庁舎も見える。

 

角を回って正面側へ。

国会議事堂にも住居表示板?

当たり前と言えば当たり前だ、ね。

 

正門の警備員に断って正門の重厚な柵の隙間から。

新職員の研修かそれとも学生さんの見学かな?

春だなあ。

 

綺麗に丸く剪定された植木は議事堂の硬さを和らげるため?

 

今度は反対側の衆議院通用門

 

地下鉄丸の内線と千代田線の国会議事堂前駅

 

総理官邸前の交差点から最後の直線。

 

衆議院第一議員会館(2010年竣工)から見た内閣総理大臣公邸(2005年竣工)の後方には溜池山王のビル。

 

国会議事堂の真裏(西)にある山王坂からのアングルもいいね。

 

坂下には日枝神社の林、右手には衆議院第二議員会館。

 

夕日を受けた国会議事堂。

見上げたもんだよ国会(笑)

 

約1時間かけた屋外学習(議事堂周遊)の後は予定の座学のため出発点から国会議事堂へ。

 

走る人

 

名建築を南西角から見上げると?

今更ながら、バルコニーのパネルがわざとずらしてある事に気が付いた。

 

南東角も

 

北東角(右は1986年竣工の新館)

 

2時間の学習を終えると外はすでに日は暮れて、ライトアップされた国会議事堂は黄昏の中。なかも黄昏かな?

 

この場所から描いたのは去年の夏だった。

 

 

気になったので、帰りがけに本館の北西の角も見上げてみた。

 

やはりここも跳ね出したパネルだったので、これで辻褄が合った。これは前川さんのお遊び(ヒネリ)かな?

建築探は止められない。

 

 

【参考】

今年最初の国会図書館は六本木一丁目駅からの2時間だった。

(2024年1月)