<今日は少し長くなったのでご勘弁願います>
久しぶりに上野に出かけた。
目的は,
大学時代の友人が出展している東京都美術館で開催されている「刻字展」だ。
上野駅の公園口には前川國男設計の東京文化会館(1961年)
この庇は、神奈川県立青少年センター(1962年)にもよく似ている。
その先には、ル・コルビュジエの設計による世界文化遺産の国立西洋美術館(1954年)がある。
この実施設計として参画したのが、前川國男、坂倉準三と吉阪邦隆というコルビュジエの弟子三人だ。
因みに、国立西洋美術館の裏手にある新館(1979年)は前川國男の設計だ。
そして、前川國男設計の東京都美術館(1975年)へ。
ここは、去年の2月以来かな?
広い会場で見つけた同級生S君の作品。
夕方の渋谷での集まり(県人会)にはまだ十分時間があるので、その先の東京藝術大学辺りを開拓。
交差点右手の今は閉鎖されている京成電鉄博物館動物園駅入り口の建物は1933年(昭和8年)の竣工。
地下を通る京成電車の音を聞きながら、交差点を北方向へ進む。
東京藝術大学構内にある黒田記念館は1928年(昭和3年)竣工で国の登録有形文化財となっている。
その先に現れたのが、一際スケールの大きい荘厳な構えの国際子ども図書館だ。
この建物は帝国図書館として明治39年(1906年)竣工。
写真左手のガラス貼りのアプローチから玄関に入ると、床、壁、天井にレトロ感満載。
当初の帝国図書館計画では現在の4倍の大きさで東洋一の規模だったが、財政難からその実現には至らなかったようだ。
エレベーターで3階に上がると、高い天井とシャンデリアが見事な三階ホール(旧閲覧室)だ。
親切にも新旧建物が良くわかる模型があった。
右が本館のレンガ棟、左の新館アーチ棟は安藤忠雄の設計で
2015年の竣工。
帰りは階段室から下へ降りて1階へ向かう。
大階段室の吹き抜けの造形が美しい。
外は寒いので、中庭を望める1階廊下のカウンターで休憩
黒田先生に挨拶して、撮影OKの展示室へ。
この展示室内の床中央にある謎の黒いボックスからは、すぐ近くの地下を走る京成本線の列車の音が聞こえてきたのは不思議だったな。
先生が使っていたイーゼルと椅子と脚付き絵の具箱。
帰り道、折角だから、藝大の入り口まで。
美術学部旧正門
音楽学部
旧東京音楽学校本館奏楽堂は、1890年(明治23年)竣工の重要文化財。
珍しい固定式の消火栓&ホースがいいね。
前庭には東京音楽学校を1988年卒業した瀧廉太郎の像がある。
上野駅アトレにあった都美の次回展覧会のポスター。
NOTED!!
3時間近く歩いたので、上野駅のお気に入りのHard Rock Cafe(HRC)でウガイ薬を。
気ままな午後も、
NO BEER NO LIFE!!
そして、ここからは本日第二部の渋谷での県人会。
5時の受付開始早々に到着したので、見通しのいい会場を巡回。
MX30 ロータリーEVも参加してじっと開会を”待つだ”(笑)
壇上には国会議員、市町長、県知事、県議会関係者の皆さんが舞台に揃った定刻の6時に開会。
そして、松井広島市長
さすがスポーツ王国広島。
カープ、サンフレッチェ(J1)、ドラゴンフライズ(Bリーグ)、はつかいちサンブレイズ(女子硬式野球)のオーナーや選手も壇上で挨拶。
アトラクションでは、地元府中市の和太鼓ユニット我龍の竹内代表のソロ演奏も。
県人会には今回初めて参加したが、何と参加者総数は1,000名近くで広島県人会としては最大の規模とのこと。
周辺市町のテーブルでは、年齢を越えた同郷の人たちとも故郷の話題で親交を深めることが出来たし、高校の同窓生にも何人か会えたので、まさにアキることのない実に楽しい会だった。
BINGO!!