鎌倉文華館鶴岡ミュージアム | ロドさんの繪ブログ「一期一繪」

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団塊の世代のラストランナー。想い出深い海外駐在当時も振り返りながら「日本再発見」ということで国内あちこちのスケッチを織り交ぜて気ままに、「人生はFESTINA LENTE(ゆっくり急ごう)」

 

三月のような陽気に誘われて、鎌倉まで出掛けてみた。

 

目的は、ル・コルビュジエの一連の設計作品の一つとして2017年に世界遺産に登録された 「国立西洋美術館」(1959年)の実施設計を担当したコルビュジエの愛弟子三人(前川國男、坂倉準三、吉坂隆正)の一人の坂倉準三が設計した「神奈川県立美術館」(現鎌倉文華館鶴岡ミュージアム)。

 

 

 

おなじみの敬老パスで1時間掛けて市営地下鉄湘南台駅で小田急に乗り換えてで藤沢駅から小田急江ノ島駅へ。

 

前回江ノ島に来てからもう10年以上?

 

今日は、ここから江ノ島とは逆方向の江ノ電江ノ島駅方向へ。

 

江ノ島に向かうインバウンド観光客で溢れる「すばな通り」で見つけた店で名物シラス丼で軽いランチの後、更に北の江ノ電江ノ島駅へ。

 

木造スレート葺きのレトロな駅舎が気に入った。

 

幸運にも観光用にデコレーションした電車がやってきた。

 

初春の太陽☀️に光る海の太平洋、久しぶりの湘南だ。

 

この湘南の海に一番最近に来たのは?

去年の春。ショーなんです。

 

電車

 

単線の江ノ電はカタコトカタコトと車体を揺らしながら長閑に住宅街の庭先掠めるように走って、30分ほどで終点江ノ電鎌倉駅に到着。

 

JRへの乗り換えではないので、一旦改札の外に出て、ガード下を潜って、反対側のJR横須賀線鎌倉駅の方に。

 

駅前広場で見つけた「鳩サブレー」で有名な豊島屋「扉」の扉を潜る。image

 
1階は名物鳩サブレーなどの菓子販売店で3階がカフェ。
 
コーヒー
 
見事にサブレー色に統一された制服と鳩マークが付いたサブレーマスクの笑顔の素敵な店員さんに、好奇心旺盛なジイジが「扉」の謂れをお聞きしたところ、丁寧にこの説明書で名前の由来を説明をしてくださったた。ジイジより5歳若い!

 

そして、相方を鳩小屋に残していざ鎌倉!

 

最初に来たのは、60年前の中学校のモノクロ修学旅行。

そして日本に帰国して直ぐの20年前のお正月にも。

 

「二の鳥居」から八幡宮入口の「三の鳥居」までの約600mの桜並木の「段葛」を進む。

 

参道西側にはあの鳩マークの透かし格子のある立派なサブレー鳩小屋本丸!豊島屋の創業は1894年(明治27年)だとか。

 

その先右手にあるレトロな教会⛪️は、「カトリック雪ノ下教会」で1950年竣工で、ジイジと同い歳の74歳。

 

「三の鳥居」その先が境内。

 

「太鼓橋」(通行禁止)手前から遥か北の中腹に佇む鶴岡八幡宮を望む。

 

「太鼓橋」の先の左にある「平家池」越しに目的地の坂倉準三建築「神奈川近代美術館」が見えた。

 

神社境内のル・コルビュジエ的直線美。

 


ここで、一枚。

 

建物の周囲も観てみた。

 

内部も見てみたいところだが、時間も無いので次回の宿題として、参道を進んで鶴岡八幡宮へお参り。

 

白梅が咲き始めていた。

 

帰りは、藤沢駅ゆきの江ノ電で。

 

終点江ノ電藤沢駅のある小田急湘南ビルからの陸橋を通って藤沢駅へ。

 

1ヶ月前以来の意味不明の「規格外」

 

 

今日も規格外の見どころ満載の一日だった。

 

無双無二の建築っていいよね。