コロナ禍の3年を跨いで、お得意のジパング一人旅限定?の早朝6時ジャスト新横浜駅始発の「ひかり」で4年ぶりの帰省をした。
(2019年撮影)
流石に朝早かったので、前回の富士山絶景ポイント(沼津辺り)でもまだ夜が明ける前だったが、名古屋までの唯一の停車駅の静岡駅を出て安倍川を越えた後、今回初めて進行方向左(海)側の富士山を見ることができた。
BINGO!!
下りの東海道新幹線で唯一進行方向の左手に富士山が見えるところは、焼津の手前の駿河湾の海岸を東海道本線と並行して走るここの辺りだけなので貴重な写真。
大井川を越える辺りで日の出だ。
この辺りから、しばらく読書、そして爆睡
目が覚めた野洲辺りで見た琵琶湖の西岸の山には雪が。
ひかりは西へ。
新入社員時代の6年間を過ごした岡山。
随分前に事務所は城下に引っ越しているが、岡山駅到着の直前に、国道53号+西川緑道にあった当時の岡山営業所(3F)の建物を確認。
そして、定刻に福山駅に到着。
乗換えの時間を利用してコーヒータイムと変貌する駅前を観察。
11時前に府中駅。
そして、11時の開店を目掛けて行ったお決まりの「古川食堂」でのB1グルメの「府中焼き」が焼き上がるまでは、真っ黒に煮込まれたおでんをいただく。
いつもの鉄板に移動していただいた定番の府中焼き(そば、イカ、肉、玉)は、今日も美味しゅうございました。BINGO!!
丁度お昼時なので、帰る頃には、満席。
そして食後のコーヒーもお馴染みのVulca Cafeで。
この店は、SpingleMoveスニーカーで有名NichimanのGlobal Shoes Gallary併設のカフェ。
置いてあったハガキの洒落たイラストは、高校の後輩で各種の媒体で活躍中の東京在住のイラストレーターのヒラノトシユキさん。びんご愛に、BINGO!
彼がイラストを担当した府中の案内地図も置いてあったのでいただいた。
我が家にあるカンガルー素材スニーカーSpingleMove3兄弟は、定番(赤、青)と、ソールと皮のイージーオーダー。
どれもお気に入りで、TPOに合わせて、BINGO!!
夕食までの時間を利用して、再び市内を散歩。
国蝶オオムラサキはここ府中も生息地
外壁のスクラッチタイルとアールのコーナーや窓周りと庇の装飾、塔屋などがレトロな昭和初期築造の「平地呉服店」の建物。
そして、府中市のシンボル・宝と言われる明治5年創業の料亭旅館「恋しき」は現役の観光商業施設はますます風格が出てきた。
1920年(大正9年)創業の料亭「ますや」の前で、何故か、下校中の元気な孫世代の後輩たちに挨拶され、実に気持ちいいい散歩だった。
BINGO!!
小鮒を釣ったふるさとの芦田川の土手には、多摩川、鶴見川などでもお馴染みの河口から路標もあり、綺麗に整備されている。
芦田の流れは相変わらず清らか。
市内を流れる小川(用水路)はほとんどが暗渠になっているが、ここは昔のままだ。
快晴の翌朝の気温はマイナス1℃。
母校(高校・中学校)が見えるホテルの窓から、朝日を浴びたふるさとの街を一枚。昔は赤松黒松が生い茂っていたが、長年の松食い虫被害で今は人も入れない雑木林だ。残念!
2019年1月に宿泊した時には、東側の部屋から夕方の街を。
法事の後は、姉夫婦の車で送ってもらって福山駅へ。
駅前には築城400年の大改修を終えた史跡福山城がピーカンの空に映えている。
JR福塩線の更に上にある高い新幹線のホームに上がればほぼ水平目線で天守閣が見れる。これ以上の駅前天守閣は無いだろうな。BINGO!!
2018年12月にはここからの眺めを描いた。
2015年にはお城に上がって手前の湯殿も描いたことがある。
そして、西日の中を入ってきた「さくら」に乗車
新大阪駅ではなく乗換えの楽な新神戸駅で「ひかり」に乗換え。
新神戸駅でお気に入りの駅弁「にっぱりだこ飯」を探したが、見当たらず。(残念)
意外に空いてた静かな車内で、今回携行した司馬遼太郎の「街道をゆくシリーズ最終巻42三浦半島記」が大分進んだ。
ちなみに、彼の街道シリーズ全42巻の中で自分が訪れた場所がテーマの作品で未購読なのは以下の7巻。
本屋や図書館でも探したが、まだ出会えない。
#11「肥前の諸街道」
#15「北海道の諸道」
#24「近江散歩、奈良散歩」
#26「嵯峨散歩、仙台・石巻」
#29「秋田県散歩、飛騨紀行」
#34「大徳寺散歩、中津、宇佐の道
#38「オホーツク街道」
#41「北のまほろば」
会いたいと思う人にはなかなか会えない。
さてさて、いつ出会えるかな。
空いていたひかりの車内も静岡駅ではドットコム。
金帰月来のビジネスパーソンかな?
そして、そして9時前には無事帰宅。
日一日と
春の足音
マスクも外れて
笑顔が戻る