Dojima Ivy Twins - 堂島に楽しいビル発見 | ロドさんの繪ブログ「一期一繪」

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団塊の世代のラストランナー。想い出深い海外駐在当時も振り返りながら「日本再発見」ということで国内あちこちのスケッチを織り交ぜて気ままに、「人生はFESTINA LENTE(ゆっくり急ごう)」

 

昨年に続き、大阪で行われた高校の同窓会関西支部総会に出席した。

 

週末は大雨の天気予報を気にしながら、朝一番の新幹線で着いたが、さすがに早すぎて少し時間調整が必要になったので、会場のある堂島界隈を歩いてみた。

 

桜橋交差点を過ぎて、周囲の近代的なビルに埋もれたレトロなビルを発見。

 

 

大通りに面しているのに、なぜかこの一角だけが古い建物が残っている。

 

因みに、後方のアーチ屋根の高層ビルは、「リッツカールトン大阪」で、日本で最初のリッツカールトンホテルだ。確かオープンは、自分がロサンジェルスから上海に移動した1997年頃だっと思う。

 

このホテルの初代の支配人は、自分が1992/94年のアリゾナ時代に関わったリッツカールトンフェニックスの支配人で、その後コロラドのリッツカールトンアルペンの立ち上げを終えてこの日本第一号となった大阪の立ち上げに抜擢されたJ.W.氏だと聞いたので、1998年頃上海から大阪への出張の時に挨拶がてら宿泊の予約を入れて訪問したことがある。

 

このホテルのオーナーが阪神系だったので、サービス精神旺盛な彼はすぐタイガースファンになっていたようだ。フェニックスでもゴルフも一緒にやったこともあるが、さすが米国の一流ホテル支配人、洗練されたゴルフはプロ並みで、初の日本駐在でもゴルフはしっかり楽しんでいたようだ。奥さんへのお土産に中国汕頭の刺繍ハンカチを渡したら、シングルルームをクラブフロアにアップグレードしてくれた。今では、押しも押されぬ大阪では人気の5つ星ホテルだ。来週末の大阪G20でも多くの要人が泊まるかもしれないが、さすがに彼はもういないだろうな。

 

さて、本題。

 

折角だから、この場違いにレトロなビルをスケッチしようと、思ったが、四つ橋筋の反対側にあるコーヒーショップの窓側のカウンターは生憎満席。

 

仕方なく少し下って、大きなオフィスビルの広場に絶好の場所を見つけて雨を気にしがら一枚。

 

 

 

左のビルに手間がかかって右側のレトロビルが寸足らずになってしまった。

 

 

雨が少し落ちてきたし、まだ時間はあるので、先ほどのコーヒーショップに戻る。

 

 

 

運良くお目当のカウンター席が空いていたので、アングルも良く最も迷惑にならない左端の席で一枚。

 

 

今度は、先ほどは主役になったジグザグビルは隠れてしまった。

 

そろそろ時間になったので、会場に向かう道すがら改めてビルを近くから観察してみた。

 

 

 

ビルの名前は、DOJIMA IVY TWINS(宝寿ビル+楽ビル)だった。洒落た英語名だが、宝・寿・楽は更に良い。

 

中央の階段は1階から3階まで直線で繋がっている。もちろんエレヴェーターはないようだ。1981年建造とか。

 

階段の2つの踊り場では、テナントで働いていると思われる人が携帯で電話をしている。そのためその一本階段は写せなかった。

 

 

3時間半の総会&懇親会が終わった後は、やはりここで一杯と決めている。

 

オープン以来7年来通っている、自分的にはクラフトビールの原点的「BEER BELLY 天満」だ。

 

 

お気に入りのこの席で、ペールエール、小ざるIPAそして〆にW-IPAを美味しくいただいた。

 

NO BEER, NO LIFE生ビール

 

その後、天神筋商店街を下ってたまたま名前に惹かれて入った「SABAR」で軽く食事。

 

 

名前は東京でも見たことがあるが、入ったのは初めて。

 

なかなかサバけたユーモアのある店で、美味しい大好きな鯖を堪能した後、外は天気予報通り土砂降りの大雨で、「和田アキ子」を思い出した。関係ないけど。

 

南森町から堂島のホテルまでは、途中で鯛(焼)を釣ってなんとか無事辿り着いた。

 

明日晴れれば、折角だから訪ねてみたい場所がある。

 

明日天気になああれ!