品川のシンガポール | ロドさんの繪ブログ「一期一繪」

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団塊の世代のラストランナー。想い出深い海外駐在当時も振り返りながら「日本再発見」ということで国内あちこちのスケッチを織り交ぜて気ままに、「人生はFESTINA LENTE(ゆっくり急ごう)」

 

久しぶりに気持ちいいい爽やかな秋晴れの日、今年も尾道の姉が会議で上京してきたので品川まで出かけた。

 

 

去年は飛び込みでは入れなかった駅前のシンガポールレストラン「Singapore Seafood Republic」を早めに予約しておいた。

 

シンガポールは、海外勤務の最後の国(7カ国目)で2006年から1年間駐在したことがある。

 

 

シンガポールのオールドタウンの白壁と赤い瓦のショップハウスが連なる街並みはなんとも言えない東南アジアの情緒がある。

 

 

東京の典型的な駅前にしては珍しい木立の中のコロニアル風の建物は心を休ませてくれる趣がある。

 

待ち合わせまでの時間を利用してそのレストランを一枚。

 

 

夕食までにはまだ2時間もあるので、近場でミニ観光ということで、まずは東京タワーへ。

 

1ヶ月前にも来たが、その時は「三陸大船渡東京タワーさんま祭り」が目的だったのでタワーには登らなかった。。

 

 

見上げたタワーの展望台にはシートが掛かっている。

JAFカード提示で一人分が100円引きの800円。

ラッキー!

 

快晴の秋空の下メガポリス東京の街がよく見える。

 

 

 

 

 

こんなに天気のいい日のタワーからの眺めは格別なのだが、やはり北面は窓取り替え工事中で完全にクローズされていたのでスカイツリーは見えない。

 

下の階への階段口で、「Down Stairs Please!」との初老の男性のガイドの声に、思わず「!?」(またか!)

 

『日本人なんですけど!」と言う代わりに質問してみた。

 

「窓の工事はいつまでかかるのですか?」

「一面に6ヶ月、四面で計2年もかかります」

  - - - - - 「四面、そーか?」(笑)

 

2020年のオリンピックまでには完成するようだ。

 

更に上の展望台もクローズだし、まだ1時間あるのでタワーから見えた近くの「浜離宮」まで。

 

「一般で3枚お願いします!」

と言ったら、窓口の方が我々を見て、

「65歳以上の方がいらしたら半額(150円)ですよ!」

「えっ?全員65歳以上です!」(ビンゴー!)

 

 

今までこんなに美しい浜離宮を見たことがない。

 

 

 

超高層ビルの合間の夕陽が美しい。

 

 

品川に戻ったのは予約時間の5時丁度。

 

 

 

黄昏時もなかなかいい感じ。

 

 

美味しいシンガポール料理を満喫した後は、近くの天王洲アイルのお馴染みの店「T.Y.Harbor」のバーへ。

 

この辺りの運河沿いの雰囲気はシンガポールのリバーウオークによく似てる。

 

(これは2年前の「2ページ立体スケッチ」)

 

 

いつもの席でいつものPale Aleで乾杯!

 

”No Beer No Life!!”

 

帰りは酔い覚ましに心地いい秋の宵の海風に吹かれて品川まで歩く。