小平に、私が2度目のリタイヤをするまでのほぼ6年の間お世話になったカフェ、「ギャラリー青らんぎ」がある。
昼食後通うこの店ではいつも慌ただしく珈琲をいただくのだが、冬には立派な薪ストーブの「薪焚き仕事」は欠かせない楽しみだった。
退職後初めての休み明け(月曜日が定休日)の今日は「会社員」ではなく「自由人」として訪問。師走の午後をゆっくり流れる時間の中で思う存分美味しい珈琲とストーブの暖を楽しんだ。
奥のアトリエでは大きなテーブルを囲んでの手芸教室が開催中。
あれっ、ストーブの火が消えかけている。
当然、「臨時薪焚き係り」の出番となる。
足らない薪はアトリエの裏の材木屋さんの倉庫にある山のように積まれた木っ端から好きなだけ運ぶことになっている。
手馴れたものだ。
しばらくすると、お隣のお花屋さんのご主人がストーブの火の状態を確認に来られた。
「すいません、さっき私が!」
「あらまあ!」
壁には趣味のいいクリスマスリースとお正月のしめ飾りの作品が展示されている。
昼休みの話し相手だった窓際の河童たちも暇そう。
6年間の感謝の気持ちで描いて持参した「ギャラリー青らんぎ」(世界堂で表装)を早速入り口横の壁に飾っていただいた。
毎年勝手に決めさせていただいた「ストーブの焚き納め」の前にも何度かは遠路(約30km)はるばる通わなければ。
珈琲代より電車賃の方がはるかに高いが(^^)