定年退職後6年間勤めたの会社をリタイヤしてちょうど一週間が経過した。
今まで経験していない「未知の世界」に入り込んだのは嬉しいのだが、44年間染み付いた生活のリズムはリセットしなくてはならない。
主な変化:(会社的に箇条書き?)
1)目覚まし(5時)不要→寝すぎる→7時にセット
2)朝食(駆け足10分)→30分「朝礼付き」(今日の予定)
3)昼食(会社食堂)→自宅
4)夕食7時半→6時「夕礼付き」(明日の予定)
5)家事手伝(週末の皿洗い)→料理手伝い+皿洗い
※主婦の重労働を再認識
7)痛勤→ゼロ
8)珈琲(家、朝駅ナカ、10時、昼休み、3時)→不定期
※適度の珈琲はがん予防(本当かな?でも信じたい)
9)地ビール(通勤経路の止まり木)→ほぼゼロ
※適度のビールはボケ防止になるとか(断固信じる!)
10)ストレス?(あったかな?)→限りなく最小化
※相方のストレス微増化
11)6年ぶりに口髭復活、etc.
とにかく、二匹の五黄の寅が終日同じ檻の中なので微妙な距離感+マイペースが肝要、と認識している。
ということで、久しぶりに檻から出て、久しぶりの自己啓発活動と称して、以前通ったことがある「国立国会図書館」での調査研究活動に。
皇居の森の向こうに丸の内のオフィス街が見える。
みなさんお疲れ様です!
勝手知ったる入館システム。
まずロッカー(refund方式100円)にコートと荷物を入れて必要な筆記具等だけを透明なプラスチックバッグに入れ替え、持参の「登録利用者カード」で入館ゲートを通過、とは行かなかった。
ピーッ!
「進入禁止」
?????
有効期限切れ!
3年の有効期限を延長していなかったためだ。
カウンターで再登録手続きをして晴れてゲートが開く。
PC端末の膨大なデータベースで本を探し申し込んで20分ほどで本館のカウンターで受け取り、空いたテーブルへ。
平日だというのに館内は凄い人。国会関係者、会社員、学生、研究者、主婦、等など。そして目に付くリタイヤ族?
紅白歌合戦の野鳥の会方式で概算すると、瞬間入館者数は100人鷲掴みX20ブロック=2,000人、となる。
遅い昼食は本館の食堂で取ったが、3時の珈琲は新館1階のカフェで。
美術館を思わせる佇まい。
新館の広い吹き抜けのホールは圧巻。ソファも配置されてまるでホテルのロビー風。(居眠りしているスーツ姿の方々も)
「新館」の地下1階から地下8階まではすべて書庫だとか。通称「潜水艦ビル」
せっかくだからここで一枚。
これから始まる「未知の世界」は「知識のジャングル」の奥から広がる?
この本館の設計は、あの有名な前川國男だそうだ。