次郎さんの風 | ロドさんの繪ブログ「一期一繪」

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団塊の世代のラストランナー。想い出深い海外駐在当時も振り返りながら「日本再発見」ということで国内あちこちのスケッチを織り交ぜて気ままに、「人生はFESTINA LENTE(ゆっくり急ごう)」


ロドさんの絵ブログ「一期一繪」-武相荘スケッチ



数年前のNHKドラマ「白州次郎」以来気になっていた旧白州邸「武相荘」

我が家からは比較的近くなのでいつでも行ける、と思いつつまだ実現していなかったが、幸い梅雨入り前の爽やかな日曜日、「風の男」が聴いた同じ初夏の風を聴きたくて車を走らせた。

見落とすくらいの入り口に立つ誘導員に聞いて少し離れた小さな駐車場に車を停める。
鶴川街道から坂道を少し歩いて上ったところに、周囲の新興住宅とは全く異質の空間である「武相荘」があった。

ロドさんの絵ブログ「一期一繪」-門看板


特徴のある「武相荘」の文字は次郎さんの書か?

ロドさんの絵ブログ「一期一繪」-1916Paige


囲炉裏付きの休憩所では1916年型ペイジSix.38が出迎えてくれる。


ロドさんの絵ブログ「一期一繪」-しんぶん


長屋門の軒下にある「臼の新聞受」は次郎さんの自作。

ロドさんの絵ブログ「一期一繪」-水道栓


現役の水道栓も多分器用な次郎さん作であろう。


ロドさんの絵ブログ「一期一繪」-蓮


邸内には至る所に自然なディスプレーが。


ロドさんの絵ブログ「一期一繪」-納屋道具


第2ギャラリーの下(納屋)には次郎さんご愛用の農機具等が昔のままでおいてある。


ロドさんの絵ブログ「一期一繪」-樋


ロドさんの絵ブログ「一期一繪」-車輪


ロドさんの絵ブログ「一期一繪」-黄ショウブ


ロドさんの絵ブログ「一期一繪」-野いちご


石畳の隙間に小さい野いちごを発見。


ロドさんの絵ブログ「一期一繪」-お茶処から母屋


ロドさんの絵ブログ「一期一繪」-バラ


ロドさんの絵ブログ「一期一繪」-テッセン

ロドさんの絵ブログ「一期一繪」-母屋軒下


ロドさんの絵ブログ「一期一繪」-母屋遠景


ロドさんの絵ブログ「一期一繪」-玄関椅子


ロドさんの絵ブログ「一期一繪」-縁側ランプ

ロドさんの絵ブログ「一期一繪」-大榎


ロドさんの絵ブログ「一期一繪」-玄関軒下ランプ




ロドさんの絵ブログ「一期一繪」-鈴鹿峠


昔は5,000坪はあったという邸内には夫妻の想い出の「鈴鹿峠」と名付けられた石畳みの小径が再現されている。


ロドさんの絵ブログ「一期一繪」-石獅子


さりげなく点在する石像には何とも言えぬ愛嬌がある。


ロドさんの絵ブログ「一期一繪」-ベンチ


ベンチは、石のローラーだ。


ロドさんの絵ブログ「一期一繪」-メニュー

ランチは入場の際に注文しておいて約半時間散策後に「お茶処」でいただく仕組みになっている。
オリジナル食器でサーブされるランチにはシンプルなカードが付いて来る。


ロドさんの絵ブログ「一期一繪」-スタンプ


ところで、「武相荘」とは「武蔵と相模の境にある家」であり「無愛想な主人の家」の意とか。


ロドさんの絵ブログ「一期一繪」-描撮


今日で「春」のディスプレーは終わり次週からは「夏」バージョンに模様変えとか。

「風の男」と言われた「次郎さんの風」を感じながらの散策であっと言う間の3時間。

紅葉で埋まる秋の風も綺麗だろうな。