梅雨入りしても雨が降らない初夏の週末。
近場にある国際的人気温泉地「箱根」に出かけてみた。
東名、厚木小田原道路経由で家から約1時間で「箱根湯本温泉郷」に着く。
有名で手頃な温泉地だが泊るのは初めて。
箱根への登山口にあたる「箱根湯本温泉郷」は昔ながらの温泉街の風情がありそうなので、宿はここに決めた。
チェックインまでには時間があるので、「箱根湯本駅」から「箱根登山電車」で強羅まで出かける。
沿線の紫陽花はまだ少し早いようだが、鮮やかな新緑の森と深い谷を覗き込みながら、約40分足らずの楽しい登山電車。
みるみる海抜は高くなっていく。
通勤電車並みの満員登山電車はスイッチバックを3回繰り返して、
300m、400m、500mと急勾配を上っていく。
やがて登山電車は強羅の手前で平坦地を走り始め、暫くすると深い谷側の斜面に、森に囲まれた広大な芝生と点在する彫刻が見えて来る。
海抜551mの「彫刻の森駅」で下車し少し道を戻ると目的地「彫刻の森美術館」だ。
芸術的な大小のオブジェを眺めながら森のの坂道を下ると、奇抜な建物が出現する。