春休みにやりたい事は?

 

 

こんにちはにこ

インテリアコーディネーターの島村知子です。

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春休みですね。
長女ちゃんが小学校を卒業し
次女ちゃんは4月から3年生。
 
 
卒業式の後、ご近所で。
 
 
子ども達と
春休み会議をしました。
 
 
 
何をするかというと
手帳片手に
それぞれのやりたいこと
やらなきゃいけないことを出し合って
実現する日程を調整していくだけ爆笑
 
 
 
ポイントは
やらなきゃいけないことだけじゃなく
「やりたいこと」もどんどん出してもらうこと。
 
 
この時に
親の意見は後回し。
*ここ重要ポイントです。
 
 
まずは子どものやりたいを
出せるだけ、出してもらいます。
 
 
「うんうん、それで?」
 
 
「そうなんだ、で?」
 
 
私はひたすら聞くだけ(笑)。
 
 
やりたいことが出切ったら
やるべきことも聞いていきます。
 
 
「春休みにやっておくと
良いことはなんだろうね?」
 
 
以前は私が指示をして
教科書やノートの処分
お道具箱のチェックをしていました。
 
 
毎年続けていた甲斐あって
学年末にやるべきことも
わかってきたようです。
 
 
 
 
やりたいことも増えてくるお年ごろ。
 
 
特に卒業した長女ちゃんは
「卒業旅行に行きたい」
行動範囲も広がってきています。
 
 
 
やりたいことを全部出す。
 
 
やるべきことを全部出す。
 
 
娘達の口から出てきたのは
こんなことでした。
 
 
やりたいこと 
☑︎ 大好きな邦さんのケーキ屋さんに行きたい
☑︎家族で公園に行きたい
☑︎お友達と卒業旅行に行きます
☑︎プリチャンをしたい
☑︎卒業前に学童で遊ぶ
☑︎お姉ちゃんと2人で買い物してみたい
☑︎新しくなる図書館へ行きたい
☑︎お父さんの会社に行ってみたい
 
 
やるべきこと
☑︎前学年の教科書、ノートの処分
☑︎本棚整理
☑︎おもちゃ整理
☑︎新学期に向けてランドセルのお手入れ
☑︎洋服の整理
☑︎未消化の問題集やりきる
☑︎中学校の制服、荷物の定位置決め
☑︎ランドセルを寄付する
☑︎寄付するランドセルと一緒に送る文具を買う
☑︎持ち帰った工作物の整理
☑︎学用品のチェック
☑︎足りない絵の具など買足し
 
 
やりたいことだけでなく
やるべきことも理解してくれている様子。
 
 
そして、
子ども達の意見を出し切ったら
 
 
親から一言
☑︎埼玉のリトリートハウスも行きます
 
 
思った以上に色々出てきました。
 
 
春休みって
そう長くはないんですあせる
わずか2週間。
 
 
週末は2回だけ。
 
 
さぁ、これを
どんな工程で実現させていくのか!
 
 
ここを話し合います。
 
 
この工程を作る
と言うのが実現するためのキモです。
 
 
手帳で言うと
ガントチャートに落とし込む
マンスリーページに予定として書き込む段階。
 
 
優先順位をつけて効率的に。
やりたいことができるように。
 
 
例えば
ランドセルを寄付する
 
 
前に
 
 
一緒に送る文房具を
先に買う必要があります。
 
 
どの順番でやるとスムーズか?
 
 
無理して詰め込んで
今じゃなくてもいいものは?
 
 
時間はどれくらいかかるのか?
半日でできる?
1日かかる?
 
 
お金はどれくらいかかる?
お父さん、お母さんは出してくれる?
それともお小遣いでやりくりする?
 
 
こんな風に
やりたいことと
やるべきことを
具体的に考えていきます。
 
 
みんなの「やりたい」を
どの優先順位で
どうやったら
スムーズに実現できるか
みんなでアイディアを出し合います。
 
 
お父さんは仕事が立て込んでいたので
予定の確認だけ
メール参加してもらいました。
 
 
途中で
自由にしたい次女ちゃん
言うことを聞かせたいお姉ちゃんが
もめるシーンもありました。
 
 
でも最後には
「お姉ちゃんと一緒に
 おもちゃの交換しながら整理したい。」
 
「妹ちゃん服のおさがりをあげたい。
 だから一緒に整理しよう。」
 
 
と春休み会議完了。
 
 
 
私が考える子育てのゴールは
子どもが自立すること。
 
 
つまり、
自分のやりたいことを
実現できるようになること。
 
 
その第一歩が
「やりたい」と周りに伝えること
だと思っています。
 
 
1人で叶えなくていい。
周りの力も借りながら
実現させられたらいいんですウインク
 
 
伝えてもらうだけで
私たち親は
 
 
へ〜、そんなことに興味があるんだ。
 
 
ほ〜、そんなことをやってみたいんだ。
 
 
ここまで1人でできるようになったんだね。
 
 
と子どもへの理解が深まるから
子育てがぐんと楽になる。
 
 
子どもの「やりたい」がわかるから
実現のためのサポートができます。
 
 
子どもが「やるべき」を
自分で考える時間にもなります。
 
 
どこまで理解しているかもわかるから
教えるのもスムーズになります。
 
 
 
3人の手帳。
長女ちゃんは今年から私がプロデュースした
Greedy Plannerを使っています。
 
 
次女ちゃんはもっとシンプルな
キャンパス手帳。
 
 
「いつ」「何を」やるかを決めて
しっかり書き込みました。
 
 
 
 
個人的には
春休みになり家で仕事する私は
思うようにいかないことが増えて
気持ちが焦ったりもしていたのですが
 
 
「うん、春休みだしな」
「今できるペースでやるしかない」
家庭と、仕事のバランスも見えました。
 
 
 
そして何より!
「やりたい」と口にしたことが
どんどん実現する毎日。
 
 
子どもの中に
絶対的な自信が育ちます。
 
 
私できるじゃない!
やりたい!
やろう!!
 
 
この自信を育めたら
親としてしめたものニヤリ
 
 
やると良いことしかない春休み会議。
現場からのリポートでした。
 
 
鉛筆参考記事
中3と小5になる娘たちとの手帳会議