昨日からお届けしています
〈おうちスタジオ化計画#1〉
これは旦那さんだけど、
この手前の椅子がいつもの定位置
まだの方は#1からどうぞ。
私が1番最初に困ったのは「場所」でした。
こんにちは
幸せな家庭がずっと続く
時間と空間デザイン
インテリアコーディネーターの島村知子です。
今日も朝からZOOM でオンライン講座でした。
前回は音が悪かったり
改善点も多々あったのですが
バージョンアップが間に合って良かった
オンライン化するに当たって
私が困っていたのはこの5つでした。
1. 家族の声が入っちゃう
2. 画面に写る姿が暗い
3. 音が途切れたり、割れて聞こえることがある
4. 時々、画像の写りも止まることがある
5. 部屋の背景が真っ白で味気ない
今日はその中でも大問題。
家族の声が入っちゃう問題です。
自分が受ける側なら
カメラをオフにしたり
音声をミュートにしたり
イヤフォンで聴いたりと
やりようはあるのです。
しかし！
自分が提供する側に立つと
やっぱり集中できる場所から届けたい。
例え、家族の声が入らなくても
カメラに映らなくても
横で動き回られると
気になるのが人ってもんです
私が後ろにいると気になるよね。
提供する側だけではなくて
参加者さん側も家族がチラチラ映り込んでくると
やっぱり気になるってもんですよ。
私がいつも44平米の小さなおうちで
家族4人で暮らしながら
仕事も集中してできていたのは
時間差を使っていたからでした。
インテリアを作る時には
ゾーニングと言うのですが
空間の用途を使い分けます。
何のための場所かを
先に設定していくのです。
この時、2つの方法がありまして
１つは場所で使い分ける方法です。
寝室は、寝るための場所
ダイニングは、食事のための場所
ライブラリは、仕事のための場所
と場所によって
用途を決めていく方法です。
そして、もう１つは
時間で使い分ける方法。
例えばダイニングを
午前中は、子どもの勉強スペース
ランチ時は、食事スペース
午後は、お母さんの仕事スペース
と時間で使い分けるイメージです。
私はいつも
家族みんなのライブラリスペースで
仕事をしていました。
私の今までの仕事スタイルは
講師としてZoomをやるのは
子どもが学校に行っている時間
旦那さんが会社にいる時間
つまり、
家に1人でいる時間を使っていました。
時間差で
「私の仕事場」をゾーニングしていたわけです。
でも、でも！
家族が毎日、みんな家にいるようになって
オンラインで色々やりたいタイミングで
この時間差が使えなくなりました。
で、どうしたかと言うと
今まで仕事では使ってこなかった
和室を使うことにしました。
この和室は
夜には寝室扱いなのですが
昼間はゆとりの空き部屋です。
時間差と場所の
ハイブリッドなゾーニングで
Zoomに集中できる環境を確保しました。
この
時間差と場所の
ハイブリッドなゾーニングは
日本の住宅向きです。
日本の家は
元々仕事場を兼ねていないことが多く
生活スペースとして設計されています。
場所だけでゾーニングすると
「仕事する」場所が
見つけられないケースがほとんどです。
場所に掛け合わせて
時間差でゾーニングしていくと
気持ちのメリハリもつくし
何よりも小さなスペースの選択肢が増えます！
この時間差ゾーニングはすごく日本ぽい。
昼間はちゃぶ台を置いて食卓。
夜はちゃぶ台を畳んで、布団を敷いて寝室。
日本の住宅は昔から、
時間差ゾーニングで
場所を有効活用していました。
オンライン講座を
開催したいのに場所が足りない！
そんな時は
場所✖️時間差で
そんな環境を作り出せないか
考えてみてください。
さて、私
場所と時間差ゾーニングで
いつも家族がいるスペースから少し離れた
和室でオンライン講座をすることにしたのですが
問題発生！
うちの通信環境の中心は
ライブラリなのです。
ちょっと離れた和室は
マンションのコンクリートが邪魔をして
Wi-Fi環境が安定しなかったのです。
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