忘れていた過去に喜ぶ | まるとハウス@立川・日野・八王子・町田・相模原

まるとハウス@立川・日野・八王子・町田・相模原

アラ還・整理収納アドバイザーやすだの暮らしや思い、仕事のことを綴ります。

何年も前の話です。

 

 

 

 

 

 

ハウスキーピング協会の

 

整理収納アドバイザー専用のSNSで

 

ある企業の記事を書く仕事が

 

募集されていました。

 

 

 

 

 

 

その頃、すでにブログを書いていた私は、

 

その記事を書く仕事に手を上げて・・・

 

 

 

 

 

担当者の方とメールのやり取りをしていると

 

「留学」の時、持っていくモノについて

 

書いて欲しいとの依頼。

 

 

 

 

 

「留学」の文字に心の傷が疼きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

実は、自分が20代の頃、

 

留学ではなく、遊学ですが、

 

1年間アメリカにホームステイしながら

 

公立の英語学校に通うという

 

ある企業の募集に応募して・・・

 

 

 

 

 

 

まだ、短大時代の英語力が残っていて

 

英語の試験も通り、

 

面接も通ったのですが・・・

 

 

 

 

結局、断念したことがありました。

 

 

 

 

 

 

理由は、当時、バセドウ病で

 

体調があまりよくなかったこと、

 

 

 

 

 

そして、

 

かわいい理由だと思いますが、

 

当時付き合っていた彼氏に

 

「一年も待てない」と言われたから。(今のオットです)

 

 

 

 

 

 

それで、行かない方がいい理由を

 

探しまくり、

 

「遊学しても結局何もならない」

 

という雑誌の記事を見つけて

 

自分を納得させました。

 

 

 

 

 

当時は、何か結果を残せないとダメ

 

と、思い込んでいたのです。

 

 

 

 

 

 

その後、海外にホームステイすることもなかったので、

 

「留学する時の持ち物について書いて欲しい」

 

と、言われた時、

 

傷が疼いたわけです。

 

 

 

 

 

 

・・・ああ、あの時、行けば良かった・・・

 

 

 

 

 

でも、仕方がないので、

 

担当の方に

 

「申し訳ないのですが、留学したことがないので、自分の経験が書けません」

 

と、正直に返信しました。

 

 

 

 

担当の方は、

 

「留学のことではなく、自分の書ける内容でいいですよ」

 

と、返信をくださったのですが、

 

 

 

 

その時の私は、とても意固地でした。

 

 

 

 

必死に考え、

 

「そうだ!ちょうど今、フランスに留学している姪っ子がいる。

 

彼女の経験を書こう」

 

と、姪っ子と何回かメールをやりとりして

 

記事を書きあげました。

 

 

 

 

 

メモの画像

 

 

 

記事を送ると

 

担当の方から、礼儀正しいお礼の言葉が届き、

 

執筆料も振り込まれました。

 

 

 

 

 

 

 

その後、

 

「そろそろ、掲載されたかな?」

 

と、ワクワクしながらサイトを見ると・・・

 

 

 

 

 

 

 

そこに私の記事は、無く…びっくりびっくりびっくり

 

 

 




 

実際に留学された方の記事が載っていました。ガーンガーンガーン

 

 

 

 

 

 

 

 

その記事を読んで・・・

 

とてもショックでした。えーんえーんえーん

 

 

 

 

 

 

実際に留学したことのある人でなければ

 

とても書けない内容でした・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

姪っ子のことを書いた記事は、

 

何回も何回も書き直して

 

何時間もかけて書いたものですから、

 

 

 

 

 

お金をいただいたことは

 

正当な報酬だと思いましたが、

 

 

 

 

 

無駄金を使わせてしまった企業に申し訳なく、

 

 

 

責めることなく記事を受け取ってくれた担当の方に申し訳なく、

 

 



小手先の薄い記事を書いて出した自分が恥ずかして

 

 

 

遊学といえどもいけなかった勇気のない自分が恥ずかしくて




とても、惨めでした。ショボーンショボーンショボーン

 

 

 

 

 

 

 

やり場のない怒りを

 

泣きながら、オットにぶつけました。

 

 

 

 

 

 

 

 

何で、あの時、

 

「頑張って行ってこい」って、

 

背中を押してくれなかったのよ!!

 

 

・・・と。

 

 

 

 

こういうのを八つ当たりと言います。爆笑

 

 

 

 

何の話だかわからないオットは、

 

目を白黒させていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

立ち直るのに時間を要したものの

 

この一件は、

 

いつのまにか記憶から薄れていきました。

 

 

 

 

 

 

 

ですから、今日。

 

たまたま、

 

ネットをぼーっと見ていて・・・

 

 

この記事を発見して、

 

びっくり!!!

 

 

 

 

 

 

 

これ、あの時、私が書いた記事だ!びっくりびっくりびっくり

 

 

 

 

 

読んだ瞬間、パソコンに向かって

 

これを書いていた時のことを思い出しました。

 

 

 



 

オットよ。八つ当たりして、ごめん。

 

 

 

 

 

そういえば、協力してもらったのに

 

姪っ子には、なんのお礼もしてなかった。

 

お礼、しなくちゃ・・・

 

 

 

いや、彼女がフランスに行く時、

 

お小遣いをあげたから、それでチャラかな。

 

 



 

色々な思いが交差しつつ

 

 

ちょっと、うれしくなったまるとでした。照れ