今日は、片付け実践会の日。
紙類の片付けをしていたKさんが
言いました。
Kさん
「安田さーん。
このメモ…
どうしたら良いでしょう？」
安田
「ん？…何のメモですか？」
Kさん
「この間、
体重計を買おうと思って、
色々と調べてて。
その時のメモなんですけど・・・
（捨てて良いかなぁ？）」
Kさん曰く、
あれこれ調べたけれど、
結局、決めきれなくて
後で、また検討しようと思って
そこに置いた後
他の書類の下敷きになって
すっかり
存在を忘れていたとか…。
安田
「結局、その体重計は買えたんですか？」
Kさん、苦笑い。
「いいえ…
まだ、どれを買おうか
決めてなくて
買ってないです」
安田
「じゃ、せっかくメモが出て来たことだし、
そのメモに書いてある体重計を買っちゃえば？
メモも捨てられるし…」
Kさん
「それが…
何て書いてあるか…
んー…
読めない
」
あらあら…
何か購入しようと思って
色々調べて、
調べているうちに
どれがいいのかわからなくなって、
結局、決まらず
買わずじまい。
やらずじまい。
そして
調べた時に書いた
メモだけ残る。
そんなメモが何枚も…。
・・・
何を隠そう
私もそう。
調べることは手段のはずなのに
一生懸命調べすぎて
そこで力尽きる。
そして、
メモだけが残る。
経験のないことや
非日常のことをやる時
特にそうなりがち。
忘れたくないとか
失敗したくないとかの
気持ちが強いので
メモをとると安心する人や
隅から隅まで
情報を読んで
あれこれ調べて
似た商品を探して
それぞれの情報を照らし合わせて、
検討に検討を重ねて・・・
結局、どれを買うか
決められない人は
メモが残るタイプ。
それに対して
メモが残らないのは
すぐに行動できる人。
直感や
だいたいのことがわかったら
（50〜60%くらい？）
購入のボタンをポチ。
慎重ではないから
失敗することもあるけれど、
失敗だったとか
ハズレだったとか
…と、言いながら
ちょっと顔をしかめるけど
それで終わり。
「失敗したくない」
「できる限り、失敗を避けたい」
から
ひたすら調べるのは、
女性が多いと感じるのは、
子ども=未熟な存在を
守る本能から
失敗できないという
慎重派が多いということ
なのかなぁ？
親亀がこけたら
小亀もこけるから。
結局、
見つかったメモは
読めないので
捨てることにしたそうです。
ほんの小さなことから
色々な気づきがある
片付け実践会。
面白いです。
ではまた！
※片付け実践会は
安田の片付け講座を受けた方の
アフターフォローで、
現在、
基本1週間に1回開催しています。
（今後の予定は未定）
