



何回乗っても不思議に思っていた、丸ノ内線の四ツ谷駅。
気になっていたから一度降りてみると、駅の部分だけ少し高くなってたりもします。
東京は「関東平野」にありながらも、実際は坂も多く、地名に漢字の「谷」や「池」が付く土地は線状降水帯、ゲリラ豪雨が来たら水没等危険な土地と聞きます。
四ツ谷にも、「谷」の文字が。
丸ノ内線改札を出て、下を走る中央線。
奥の崖みたいな地形は元々か?あるいは中央線を通すために無理矢理削ったのか?
中央線が明らかに低い場所を走ってます。
写真を撮った場所の下を丸ノ内線が走ってます。
柵の内側が凹んでるのに対し、奥の建物は道路と同じ高さの場所に建ってます。
これは、「平野」という言葉に相応しくないです。
丸ノ内線は、荻窪〜中野坂上〜新宿〜四ツ谷〜赤坂見附〜東京〜後楽園〜池袋を大回りで結ぶ本線格と、方南町〜中野坂上の支線がありますが…
本線格の方では四ツ谷駅の部分だけ地上に出ると思いきや、御茶ノ水付近では神田川を渡る橋とその付近だけ地上に出たり、後楽園(東京ドーム)付近は高架を走ったりと、日本の他の地下鉄に無い景色の変化が面白いです。
後楽園付近は電車が坂登ってる感じもしないのに、トンネル出て東京ドームが見え、駅を過ぎたらまたトンネルと奇々怪界です。
横浜地下鉄のブルーラインでも、センター南と北や上永谷、湘南台の手前で地上に出たりしますが、丸ノ内線のほうが個人的には面白いです。
車両は2000系に揃っても、天井の仕上げが2種類あって違う雰囲気を演出。
今回行ったDaisy×Daisyのライブは神田明神ホールで、駅は御茶ノ水(千代田線は新御茶ノ水)ですが、御茶ノ水から神田明神へもずっと坂みたいでした。
東京の地形は、上町台地ぐらいしか坂の無い大阪平野とは全然違います。
中野駅前のベンチで混雑のピークが過ぎるのを待ち、落ち着いてきた頃から再び地下鉄へ。
中野駅はJR中央快速線、中央・総武線各駅停車、地下鉄東西線の3線ありますが、各線頻発なのに混雑が絶えないのは関西とは一味違う。
中央快速線、都心方面と逆方向の八王子方面は、表示を見たらグリーン車2両を含む12両編成で2分間隔は凄まじい。
東西線に乗ろうと待っていたら、三鷹方面からの中央線各駅停車と地下鉄東西線共用なのは、車体の帯の色見れば判るけどややこしかったです。
東京でも、地名は有名でも今まで降りたことない駅を巡ることにしました。
まずは銀座を目指します。銀座へは、銀座一丁目でも行けると思い、飯田橋で有楽町線に乗り換えようとしたら………
「オレンジ色の改札」の表示が。
オレンジ色の改札は、普通のきっぷでの東京メトロ同士の指定駅での改札外乗り継ぎ用改札機で、この改札機にきっぷを入れても回収されずに出てきます。
大阪の梅田3駅の黄緑の改札と同じようなものです。
乗り放題の券だったのでどの改札を通っても問題は無いのですが、通路の長いこと長いこと………
東京メトロでは地下鉄の他の線への案内に距離も書いてありますが、200m以上なんてのも当たり前のようにあります。
飯田橋で東西線ホームから有楽町線ホームまで、300mぐらい歩きました。
有楽町線では、東武の直流モーター装備の古めの車両9000系に乗れました。いまや日本の地下鉄に来る、VVVFじゃない直流モーター車は貴重な存在です。
銀座一丁目で降りて散策しつつ、銀座線に乗り換えようと改札を出ると…


