中野駅前のベンチで混雑のピークが過ぎるのを待ち、落ち着いてきた頃から再び地下鉄へ。



中野駅はJR中央快速線、中央・総武線各駅停車、地下鉄東西線の3線ありますが、各線頻発なのに混雑が絶えないのは関西とは一味違う。


中央快速線、都心方面と逆方向の八王子方面は、表示を見たらグリーン車2両を含む12両編成で2分間隔は凄まじい。



東西線に乗ろうと待っていたら、三鷹方面からの中央線各駅停車と地下鉄東西線共用なのは、車体の帯の色見れば判るけどややこしかったです。



東京でも、地名は有名でも今まで降りたことない駅を巡ることにしました。


まずは銀座を目指します。銀座へは、銀座一丁目でも行けると思い、飯田橋で有楽町線に乗り換えようとしたら………


「オレンジ色の改札」の表示が。


オレンジ色の改札は、普通のきっぷでの東京メトロ同士の指定駅での改札外乗り継ぎ用改札機で、この改札機にきっぷを入れても回収されずに出てきます。


大阪の梅田3駅の黄緑の改札と同じようなものです。


乗り放題の券だったのでどの改札を通っても問題は無いのですが、通路の長いこと長いこと………


東京メトロでは地下鉄の他の線への案内に距離も書いてありますが、200m以上なんてのも当たり前のようにあります。


飯田橋で東西線ホームから有楽町線ホームまで、300mぐらい歩きました。



有楽町線では、東武の直流モーター装備の古めの車両9000系に乗れました。いまや日本の地下鉄に来る、VVVFじゃない直流モーター車は貴重な存在です。


銀座一丁目で降りて散策しつつ、銀座線に乗り換えようと改札を出ると…


このポスターのように、銀座一丁目駅と銀座駅は地下でつながっていません。
有楽町線新富町駅と日比谷線築地駅も同様です。

傘も無いときに地上に上がって雨だったら最悪な展開……

銀座はルイヴィトンやブルガリ、カルティエ、ロレックスなどなど、高級ブランドショップだらけで街自体が百貨店みたいな雰囲気でした。

銀座駅からは浅草へ。
銀座線は渋谷〜浅草を結ぶ路線で、渋谷、赤坂見附、銀座、末広町(秋葉原電気街に近い)、上野、浅草と観光地が多いせいか外国人の姿も多かったです。

浅草は相変わらず外国人だらけでした。

浅草のつぎは、東京に行ったときは食事場所にすることが多い、新橋へ。


浅草から新橋へは、銀座線もあるけど、京急や京成、北総などと乗り入れを行なっている都営浅草線で。

ただ、雷門のそばの銀座線と都営三田線は離れていて、かなり歩きました。


普通電車に乗り遅れ、後続のエアポート快特に乗りました。
先に発車の普通に続き都営5500形。一方ですれ違った反対方向は京成の車両が4本連続と偏った印象です。


新橋でカツ丼を食べたあと、都営浅草線で北総の車両に乗り、三田で都営三田線、白金高輪で南北線に乗り換えて目黒に行きました。
白金高輪〜目黒は、都営三田線とメトロ南北線の二重国籍区間で、駅設備は東京メトロ仕様、…

目黒は以前にも降りたことありますが、道路の下、穴からJR山手線、山手貨物線(埼京線、湘南新宿ライン)が見えるのが不思議。

大阪の天王寺の大阪環状線と大和路線も、半地下構造だからこれに近い感じか。

反対側にはビルも。

東京の地形の複雑さを物語っています。


目黒からは南北線で溜池山王に行き、千代田線に乗り換え。

溜池山王の乗り換え通路も、とんでもなく長かった………

向かった先は、表参道。

表参道、原宿も銀座のような雰囲気で、ブランドショップが並ぶ街並みでした。

表参道から原宿まで1駅地上を歩いても、「大したことない」と思えるぐらい、地下の乗り換え通路は長く感じます。

大阪の地下鉄は長堀鶴見緑地線や今里筋線が絡む組み合わせ、天王寺、梅田3駅のうち四つ橋線西梅田が絡むと長い距離歩きますが、それ以外は階段昇り降りだけとか便利に乗り換えできるだけに、東京の地下鉄は足腰強くなるなぁと思います。

原宿駅まで歩くと、代々木体育館が見えました。

地下鉄の駅は明治神宮前(原宿)から、副都心線で池袋へ。Fライナーを名乗る急行・小手指(こてさし)ゆきは西武の新形40000系のロングシート版でした。

東西線快速、都営浅草線エアポート快特、都営新宿線急行と同様の地下鉄線内も通過運転を行う電車で、池袋までの停車駅は新宿三丁目だけ。

途中で東急の車両の各停も追い抜く走りは痛快でした。

池袋の駅はJR線、東武東上線、西武池袋線、メトロ丸ノ内線、メトロ有楽町線、メトロ副都心線と色々あって範囲も広くややこしいです。

メトロでも池袋〜小竹向原の間は重複してそうな有楽町線と副都心線は、実際は離れたところを走ってるのが複雑。


副都心線は東武東上線寄りの地下、サンシャイン通りのJRを挟んで反対側になります。

サンシャイン通りまで、地上よりJRなどの下の地下歩いた距離のほうが長そう…

池袋からは丸ノ内線で一旦、東京駅に戻って一休み。


そのあと、東西線に乗り、九段下で都営新宿線に乗り換えて新宿へ。
都営とメトロ、両方乗り放題の券だから九段下駅改札内で繋がるメトロと都営新宿線を気兼ねなく乗り継ぎ出来ます。


都営新宿線では京王ライナーにもなる、座席が前向きにも横向きにもなる、5000系に乗りました。

京王ライナー以外は座席はおそらく横向きで運用に就いてそうで、座席に小さいレバーはリクライニングか?も固く動かないようになってました。


新宿は地上はある程度方向が掴めても、地下や地下から地上に上がると勘が狂います。

南に向かってるつもりが逆方向だったので、引き返したりも。

新宿三丁目から丸ノ内線に乗ろうと、副都心線には便利な改札から入りましたが………

丸ノ内線遠すぎ!!!

四ツ谷の駅は何回通ってもワケわからない構造なので、1回降りてみることに。

地下トンネルから抜けるとJR中央線の上から駅に入り、駅を出たらまた地下へ。

四ツ谷から赤坂見附で銀座線に乗り換え、新橋で夕食のチャーハン大盛りを食べ、


新幹線の時間に余裕があったので、競輪とオートの場外車券売場ラ・ピスタ新橋に入ってみました。

当初は会員制でしたが、今は10時以降は誰でも入れます。

噂通り、一般フロアはほとんど座るところがなく、フロア自体が狭かったです。


新橋からはJR上野東京ライン、常磐線方面のE531系に久々に乗って新幹線乗車駅の東京駅に向かいました。


実際、この日は2万歩以上歩きましたが、
街歩きより地下鉄乗り換え通路歩いた分のほうが多いのではないか?

と思ってます。



朝までカラオケし、地下鉄千代田線へ。


北千住5:03発、代々木上原ゆきに乗ろうと、北千住駅に入りました。

使う乗車券は「Tokyo Subway Ticket 24」。

これなら、前日の夜10時に使い始めると、翌日夜10時まで使える、優れものです。

「さすがに早朝は混んでないだろ」
「無茶苦茶混まないから運転間隔が空いてる」

という、思い込みは、電車到着とともに壊されました。

北千住朝5:03発の代々木上原ゆき、10両編成でも席が埋まるどころか、立ち客多数……

目を疑いました。

あとで調べたら、この電車は常磐線各駅停車、我孫子4:29始発でした。
車両はJR東日本、E233-2000。

神田明神ホールの最寄り駅を過ぎ、大手町まで座れませんでした。


とりあえず代々木上原まで乗車。朝早すぎるから街はまだ、目覚めてない感じでした。

そのあと、西船橋へ。
大手町で東西線に乗り換えで行きましたが、北千住からの電車と違い、都心から離れていく電車はまだ混雑はマシでした。

西船橋へ向かう東西線で乗ったのは、JR東日本E231系の快速。E231系の快速は初めてでした。


西船橋到着時はまだ、6時台。


7時にもなってないのに、バス停やら駅周辺からは、JR総武線各駅停車や武蔵野線、地下鉄東西線に乗る人の流れが途絶えません。

7時前に、再び東西線ホームへ。

西船橋は東西線の東側の終点ではあるものの、そこから東葉高速鉄道の東葉勝田台、総武線各駅停車の津田沼まで乗り入れもしています。

東西線ホーム上どころか、東西線ホーム東側から上を見たら見える、武蔵野線ホームも人でごった返してました。


人が減るのは、電車が到着した後だけ。

しばらく見物したのち、通勤快速で中野へ。

東葉勝田台か津田沼か知らないが、とにかく西船橋始発ではないので、すでに席が埋まってる状態からスタート。

通勤快速は西船橋から浦安の途中駅は通過し、浦安から各駅に停車します。快速はさらに、浦安から東陽町の途中駅も通過。


浦安、葛西…と、1駅進むごとに混雑はキツくなります。
先行列車遅れで運転間隔調整も行い、混雑率の調整も行なっていたのでしょうか。

朝の7時を少し過ぎたぐらいなのに、大阪の混雑のピーク時のキツいのに匹敵する混雑。

東西線は千葉県内は地上を、中野駅付近を除く東京都内は地下を走りますが、地上区間で肩や肘が当たる状態、地下に入れば押されるレベルでした。


日本橋で座れたときには、ため息が出ました。
このまま座って中野へ。


中野で改札を出ようとしたら、人が多すぎる上に磁気券対応改札が限定されているため、改札通るのも一苦労でした。

中野駅も、歩道橋の上やら商店街、バス停から人の流れが凄まじく、

「これはやってられん!」

とコンビニで飲料水を補給し、ラッシュが落ち着くのを駅前のベンチで待つことにしました。


ベンチで「全国混雑率ランキング」なるものをネットで検索しましたが、それによると関東圏、中京圏、関西圏では、関西圏が1番マシ。

路線別混雑率も、20位までに入る関西圏の鉄道は阪急神戸線のみ。

ひどいのは、日暮里・舎人ライナー、西鉄貝塚線、広電宮島線と、1本あたりの車両輸送力が小さいところに集中。


また、目線を変えて指定席着席通勤も、関西だと場所を選べば追加料金で快適通勤が実現できる一方…
(近鉄奈良線では「ひのとり」プレミアムも)

関東圏では、ピーク時でもJR東海道線の特急「湘南」など一部の路線は着席通勤できても、小田急などの私鉄ではピーク時に指定席がありません…

私鉄の朝の着席列車は、早朝か遅めの設定。


鉄道ネタだと、関西圏はものすごい恵まれてるんだな…
と痛感しました。

10月26日は、Daisy×Daisyの20周年記念ライブ「20th Anniversary Celebration」のために神田明神ホールへ。


その前に、御茶ノ水駅の近くの焼肉ライクで食べましたが、携帯のマップを頭に入れたつもりが小さい道を見落としたりしたので迷いました。

御茶ノ水は順天堂大学、東京科学大学、日大歯学部附属病院もあり、楽器屋が並ぶ通りもあったりと賢そうな街並み。

ただ、神田明神ホールに入る道は薄暗く少し気味が悪かったです。

神田明神ホールは新しい建物の2階、売店の上にあり、東側(秋葉原寄り)を見ると、ホテル?では照明の点いてる場所に偏りも。

さてこのライブ、やる前に「50曲やる!」と言ってましたが、50曲もフルで歌ったら所要時間どれだけかかるか解ったものではないし、どうまとめるのか気になってました。


予告のショート動画では、曲の名前がズラリ。

Daisy x DaisyのYouTubeチャンネルに予告のショート動画があります。ここにはリンク貼れなかったです。




中に入ると、全席指定ということで観客スペースには椅子が並び、ステージ後ろにはスクリーン、

そしてなぜか、バンドのライブでは真ん中にありがちなドラムが客席から見て右側にありました。



バンドメンバーが入ってきて、画面も映り、スタート………のハズが、ボーカルのMiKAさんも出てこなければ音も出ない。



主催の発表では「機材が張り切り過ぎた」が原因の機材トラブルにより、18:30開始予定から約20分遅れでスタート。


今回のMiKAさんの服の色は白。終盤で白のドレスにした理由は「何色にでもなれるから」とのこと。



最初の曲は「私の生きる意味」で、この曲はフルで歌い、画面には歌詞も放映されてました。


限られた時間で50曲となると、どうしても省略しないと成立しないことから、フルで歌った曲は少なかったです。



ここからが別の意味で凄いと思った話ですが、省略して短くまとめた曲は、テレビアニメにありがちな「1番だけ」のようなワンパターンではなく、


1番だけ歌った曲もあれば、2番から始まったり、もっとひねくれてたのは(失礼)、Cメロからの曲も。



これには、MiKAさんはじめバンドメンバーの皆様、「よく覚えて成功させたな!」と心底讃えました。


練習ではミスりまくってたかも…?ですが。人間ですし。



「まじかるすいーと プリズム・ナナ」、「流星ワールドアクター」が絡む歌は、映像付きでした。故に、大幅カットは無いはず…。


「プリズム・ナナ」のある曲の歌い出しでは、MiKAさんの姉の水樹奈々さんがやる、「1、2、3、4、5、6、」ナナ〜!も


ただ、「FAIRY TAIL」や「レギオス」の映像が無かったのは、権利の問題か時間の問題か……?



近い将来、浅倉大介さんが作る新曲と、「魔法少女育成計画 restart」エンディング曲が出ると発表があり、これらの曲もありました。



アンコールは、いつもの「answer to the master」のフルで、もう1曲が…


「君色未来」の、最初と最後だけでした。途中は大幅カットバージョン。



昔のニコニコ動画の音楽ネタで、「忙しい人のための…」と題する、曲を大幅カットするやつがありましたが…


「ニコニコからフラスタ来てるからって、略し過ぎ!」とツッコミたくもなるオチで50曲は終わりました。



フラスタは全部で13個ありました。

出身地、愛媛・新居浜といえば、やっぱり「デイジーデイジー美香」!

ライブ終了後、夜から乗れば翌日の夜まで使える「Tokyo Subway Ticket 24時間券」で夜を明かす、北千住のビッグエコーに向かいました。

実際、フルで50曲も歌ったら夜が明けるまでには至らないですが、18:30開始で日付は確実に変わります。


ヒトカラで40曲歌うのに、休み休みとはいえ6時間かかりました。


ライブ会場の私の席の番号はE-7。E7といえば北陸新幹線のJR東日本所有車両の形式で、Daisy×Daisyのライブついでにグランクラスも乗ったりしてます。



「あなたにとってDaisy×Daisyとは、なんですか?」みたいなこと聞かれたら…

まず「腐れ縁かな?悪い話は無いけど(笑)」と答えるかな。


新居浜は父が高校時代過ごした街で、小さい頃から何回も行ってます。

MiKAさんは雨女ですが、私も雨男。高確率でイベントは雨に降られてます。

秋葉原のイベントで激辛を謳うカレーに「ちっとも辛くない」とケチ付けたら、後にエアギターと京都の辛くて美味しいカレーに出逢えました。

当時ギヤ倍数インフレの競輪から逃げてきたのに、エアギターの世界には加藤慎平さんという、オマケまで付いてましたが…(笑)