JR西日本の山陽新幹線と北陸新幹線では、6月16日から7月15日まで「雨季ウキキャンペーン」を展開。


2人に1人がWESTERポイント50〜10000ポイントが当たるのが魅力的。

さらにEXサービス(ICタッチ)だと1口のところ2口。
100kmを超えると精神障がい者手帳でも乗車券が半額になる分、EXサービスを使うのは100kmまで。


J-WESTカード(エクスプレス)でEX予約を使うと、姫路〜新大阪でも基本57ポイントに加え、J-WESTカード特典で114ポイント追加、計171ポイント貰えます。

単純にクレジットカードとして使う分には1000円につき5ポイントだから、かなり大きいです。


そこで、前から気になっていたサテライト姫路へ。

前日に金券屋で山陽電車の株主優待券を仕入れ、少しでもキャッシュレスにしたく、

神戸三宮までモバイルICOCAで行き、神戸三宮から西代は阪神のきっぷがICOCAで買えないから一旦下車して現金購入、西代から西飾磨は山陽電車の株主優待券で。

阪神大阪梅田から神戸三宮までは、数少ない9300系でした。

阪神電車・山陽電車の直通特急は大阪梅田〜姫路まで時間かけて走る割にトイレが無いので、明石でトイレ休憩。

山陽電車の本線と網干(あぼし)線が分かれる、飾磨では網干行きが待ってました。

西飾磨からサテライト姫路へは、行きは道間違えて余分に時間かかりましたが、スンナリなら15分ぐらいで行けそうです。


サテライト姫路は競輪の場外車券売り場で、同じJKAが競技実施のオートレースの車券も売ってます。


中はこじんまりした雰囲気ながら、有料の特別席、個室まで有ったります。


驚いたのが、サインが多いこと。兵庫県所属の競輪選手はともかく、他所の競輪選手や……

田村風起選手と日野未来元選手、こんなところでも隣同士か(笑)


ケーブルやネットでの競輪番組の関係者

岸和田競輪の固定メンバーの1人、かつてはトム・クルーズの通訳をし、全国区のテレビにも出た滝澤いしすさんも。

オートレースの選手のサインも有りました。


元選手の平田哲也さんもいて、競輪ファンと話もしてました。なぜか、名札が千社札。

ただ、解説でもガイダンスでもないので表向きには警備、時にトイレ掃除もするそうです。


去年の暮れにソフトバンクのキャンペーンでWIN TICKETのポイントを貰っていて、6月に期限切れそうだから何回か使ってプラス収支だったのもあり、久留米競輪の第10レースの石原颯選手からスジ違いを狙ってプラスでした。


サテライト姫路には、私が行った他のレース場や場外売場では見たことない質屋なんかも……

隣がパチンコ店…………
ボートレースの中継も放映…(姫路のボートの場外は離れている)

「これはアカンやつやろ!!」と思いました。
ボロ負けで身ぐるみ剥がされてケツの皮むかれる……

そんなみっともないヤツ、反面教師にすらなれないでしょう。


姫路駅で「まねきのえきそば」を食べたあと、姫路22:08発の「こだま868号」で帰りました。

もちろん座席には妥協無しの、6号車で。
枕とフットレストが退化はしたが、元グリーン車。

6月22日。岸和田競輪場では高松宮記念杯競輪の決勝がありました。


奈良競輪場ではバンク走行会がありました。


十数年ぶりに吉川(よかわ)のサテライト阪神に行きたいとも思ってました。



これら3つの行き先、長所も有れば短所もあります。まさに一長一短。



岸和田は現地観戦が出来る他、ゲストに元阪神タイガース糸井嘉男さん、競泳の瀬戸大也さんが来ていたが混雑が激しいのは去年行ったので目に見えます。


また、泉佐野から特急ラピートに乗ると連続の利用となるのを嫌いました。特別車両は飽きにくくするために極力連続で同じ車種を選ばないようにしています。



奈良は本物のバンクを自分で走れる日でしたが、天気予報でかなり暑くなると出ていて、バンク内に日陰が無いなど危険も感じました。


朝5時台でも40分程自転車で走ったら暑かったし…



サテライト阪神は三田駅からの送迎バスが走る日が限られてる上に1時間30分刻みと交通は極めて不便。しかし混雑とは無縁。


そしてこの日まで、関西のグリーン車でも287系のは乗ったことがありませんでした。


三田駅9:40の送迎バスに間に合わせつつ、行きは大阪梅田〜宝塚で節約のため阪急宝塚線を利用したので早めに出発。


阪急宝塚線では間接照明が特徴の9000系急行。

JR宝塚線(福知山線)では207-2000と、比較的当たりにくいが個人的好みの車両に当たりました。
(207-2000はドア左上のモーター冷却用のダクトの穴が特徴。0番代や1000番代には無い)

「サテライト阪神」は競輪の場外車券売り場ですが、地方競馬の場外馬券売り場「DASHよかわ」も1つ屋根の下にあり、「DASHよかわ」はJRA開催日は「J-PLACEよかわ」として、JRAの馬券も発売。

さらにオートレースも加わり、全ての開催場のレースは発売していないものの、ボートレース以外なんでも揃います。


昔と比較するとマイナス面が目に付きました。まず、大画面がLEDから液晶?に変わり、9画面分割で映像に線が入って見にくい!

金回りが悪いのか知らないが、JRAや公営レースではありきたりの無料のお茶や水も廃止されてました。


この日は岸和田の高松宮記念杯競輪をメインに、前橋競輪と平塚ナイター競輪を発売。

昔は大画面放映のメインは大画面横のスピーカーの音響も加わり、迫力も凄かったのですが音量が控えめになってました。


サブの前橋競輪、平塚競輪は後ろのテレビのそばでしか実況が聞こえない音量した。大画面下のテレビは音量0か?


私みたいに買わずに粘れる人なら大丈夫でも、一つ屋根の下に競輪、オートレース、JRAに地方競馬が揃ってるので目の前のレース何でも買う人にとってはとんでもなく危険な設備と言えます。


高松宮記念杯競輪は寺崎浩平選手のダッシュを活かした先行から脇本雄太選手が番手捲りで優勝、その後ろの古性優作選手と近畿ワンツーフィニッシュとなりました。


サテライト阪神、DASHよかわには競馬もちのWi-Fiも有り、Wi-Fiの電波が外にも少し漏れていたので17:00の帰りの送迎バスが動くまで、高松宮記念杯競輪の表彰式の映像を見ました。

特別プレゼンターは瀬戸大也さんでした。

三田駅からの287系特急「こうのとり22号」は17:45発。

グリーンは1号車の城崎温泉寄りの半室5列、15席と数は寂しい。

座席はリニューアルで座席を載せ換える前の9両固定の「サンダーバード」683-4000に近い造り。

東海道・山陽・九州新幹線は手間を省く流れで枕カバーが変わりましたが、この流れでJR西日本の在来線特急も変わったのか、頭の感触が違いました。

枕は柔らかくて良かった。
683系のツリ目で座席を載せ換えてないやつと、683-2000を直流専用改造した289系は枕が硬いから避けたいところ。


サテライト阪神からの最終送迎バスと「こうのとり22号」の接続も余裕で、

グリーン乗車位置に向かう際、競輪の選手紹介曲を流して「グリーン車に乗るぞ!ジカマーク!!」の意思表示を決めるに最高のタイミングでした。

ガールズケイリン、児玉碧衣選手と日野未来さんのトークショー、名輪会(名選手、今回はかなり古い)トークショーのあとは、

こちらも最近電撃引退で騒ぎになった平原康多さんのトークショー。

相方はヤマコーこと、山口幸二さんでした。


引退してから何が変わったかという質問に対しては、
「天気予報を気にしなくてよくなった」

でした。

山口幸二さんが引退したときも同じことを思っていたようです。

選手だったときは、雨が降るか降らないかで練習を変える必要もあったので天気予報はかなり気にしていたそう。


平原さんは引退後もつい最近、それもこのトークショーの少し前に埼玉の現役選手と街道練習をし、
「今のオレに千切れるようではダメ」

みたいなこと言ってました。先頭を入れ替えながら千切り合いもしたそうです。


また、現役選手との繋がりを維持しつつ、ゲーム好きなことから、現役選手とネットゲームを楽しんでるとのこと。

山口幸二さんが「(壁の)向こうから(埼玉の)選手が見てる」と言うと、

私は覚えてないけど、「あれは◯◯、それと▲▲も…」


今までで一番痛かった落車について、山口幸二さんは
「頸椎やったときが一番痛かった」

のに対し、平原さんは
「練習のときなんだけど、転けるときに手を付いちゃったんですね。そして手が脱臼してあり得ない角度に曲がったときが一番痛かった」


この平原さんの「手を付いちゃった」、
実は昔から言われる話では「転けそうになったら、ハンドルから手を離すな!」です。

素人が言われて簡単に出来ることではありませんし、プロでも失敗はあるものです。


井上薫さん(写真左)は、ハンドルから手は離さなくても、肩から落ちて現役生活で鎖骨を15回骨折(痛そう)

白井美早子さん(写真右)は現役時代、落車シーンの写真をTwitterに貼り「ハンドルから手を離してしまった」と書いてたことも。


このトークショーで、「『ハンドルから手を離すな!』という、昔の教え」がよく解りました。


元選手、それも超一流エリートで昨年の日本選手権競輪(ダービー)の覇者の体験談だから。