四月怪談 ② | ポン太の映画三昧ブログ

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殆ど映画ネタに終始予定。
新旧ネタが入り混じるので
悪しからず。

小中監督の若さ故の純粋さというか、主演
二人の初々しさも相まって、全編に渡って
ピュアでリリカルな雰囲気が漂っており、
この時にしか出せない魅力が詰まっていた。

生き返れるのに幽霊の状態を面白がって
生き返ろうとしない主人公と、必死に説得
して生き返らそうとする先輩幽霊とのやり
取りが前半はコミカルに描かれる。

しかし主人公の失恋を境に物語はシリアス
に転調し、果たして生き返るのかどうかと
いう問題と、人生の目的について主人公が
向き合う事になってゆく。

そしてカギを握る三枚目風な同級生がいい
味を出しており、助演男優賞的な働きを
するが、全体的に原作とは先輩幽霊の設定
などかなり変えた部分もあるようだ。

ともかく歳を重ねて観ても作品の印象は
変わらず、むしろ昔より深く心に刺さった
感じがした。なかなか放映の機会がないが、
もっと広く知られて欲しい作品である。

 

「オレ室井で復帰するからお前も蛍やれよな!」「はぁ?」