全体的に低予算で作られた感じはあったが、
それを補って余りある演出と世界観の構築は
秀逸だったが、クラシンスキーはこれで監督
と役者としての知名度も上がり、エミリーとの
格差も縮まったのではないだろうか。
(若干ネタバレ)謎の生物はあまりハッキリ
姿を見せないというのは定番だったが、終盤
現したその姿は蚊を巨大化させたようなと
いうか、ザ・フライのようでもあった。
偶然から弱点を発見して形成逆転するのだが、
聴覚が異常に発達しているというのが分かって
いたのなら、もっと早く気付いても良さそう
だったが、それを言うのは野暮かもしれないが。
ラストはここで終わり?という物足りなさも
若干あったが、低予算ゆえでもあったのだろう。
続編の話も出ているようだが、この作品も一発
ネタ的な要素が強く、続編は凡庸なパニック・
アクションになりそうな気がする。ともかく
この作品は良い拾い物をした気分だった。