ともかく「音」に焦点を当てたアイデアが秀逸で
それだけに観る側も緊張を強いられた。序盤で
一家の末っ子がオモチャの音を出してしまった
為に謎の生物に殺され、その原因を作った姉で
あるリーガンは以後罪の意識に苛まれる。
リーガンは聴覚障害を持つ設定だったが、この
役者は実際の聴覚障害者という事で、監督の
拘りが感じられた。この監督で父親役を演じる
ジョン・クラシンスキーはよく知らない役者
だったが、妻はエミリー・ブラントで、作中でも
夫婦役を演じていた。
エミリー・ブラントは脚本を読んで夫に監督を
勧め、更に自ら出演を希望したそうだが、彼女
のネームバリューもあって企画が進んだ所も
あるのだろう。
その当時妊娠していたエミリーはこの作中でも
妊娠するのだが、中盤に物凄く痛いシーンが
用意されていた。ある物を踏んでしまうのだが、
その瞬間はこっちも顔を顰めてしまう程だった。
痛いのに声は出せないわ、ランプを落として
大きな音を立てるわ、屁は出来ないわで(笑)
もうエライ事になっていたが、2Dながら4DXを
超える体感を与える演出は見事だった。