水平対向6気筒エンジンを売りにした911、ボクスター、ケイマンをイメージリーダーにしているドイツのスポーツカーメーカーであるポルシェ。

これまでは基本的にエンジンは自然吸気であり、高性能モデルとして911ターボなどのモデルがラインナップされていた。

だがマイナーチェンジされた911にはノーマルのカレラからターボエンジン化。

ポルシェといえども現在の主流であるダウンサイジングの波には逆らえなかったということか。

この911のベースとなっている3リッターの水平対向ターボエンジンは順次排気量を変えながらもケイマンやボクスターといったスポーツカーにも投入されていくはずである。

新型911


ノーマルのカレラ、少し高性能のカレラSともに排気量は3リッター。

あとはブーストの違いで性能に差を出している。

カレラのパワーは370馬力でトルクは450Nm。

カレラSのパワーは420馬力でトルクは500Nm。

3リッターのターボエンジンとして考えるとカレラとカレラSともにそこまでハイパワーということはない。

カレラSでさえ、BMWのM3&M4のパワーに劣る。

いずれはすべての911を始めとしたボクスター&ケイマンのスポーツモデルもターボ化されるのだろうが、そうなると気になるのが911ターボと911GT3の存在だ。

911ターボは911シリーズの最強モデルとして560馬力を発揮しており、最強の911の称号としてターボが存在した。

だがノーマルがターボになってしまうと911ターボがどのような位置づけになるか気になる。

GT3に関してはレーシングカーとしての911という位置づけで自然吸気のエンジンをレーシングカーのようにチューニングしたモデルというのがGT3の意義である。

さて今後はどのようなラインナップをポルシェが施してくるだろうか。

注目である。

個人的にはノーマルの911がターボ化されたことで、チューニングでパワーを出しやすくなったのは喜ばしいことだと思う。

自然吸気エンジンと比較するとターボエンジンのパワーを上げるのはかなりたやすいので。
昨日行われたF1第12戦イタリアGP決勝。

優勝したのはポールからスタートしたルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)で今シーズンの7勝目。

通算でも40勝目で現役ではセバスチャン・ベッテルの41勝にあと一つとせまった。

現在のハミルトンの好調さを見る限りでは、今シーズン終了時点でベッテルとセナの記録である41勝を追い抜くことは確実そうである。

2位にはイタリアのファンを声援を一身にうけたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)。

3位にはフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)が入り、フェラーリに所属したことのあるドライバー2人が表彰台に上がったことでモンツァは大盛り上がり。

予選2位で今シーズン初の優勝を狙っていたキミ・ライコネン(フェラーリ)はスタートでアンチストールが作動してスタート大失敗。

一気に最後尾まで後退して盛り返したものの、表彰台確保には至らなかった。

イタリアGPで一番厳しかったのはニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)だろう。

FPでトークンを使用した新型エンジンにトラブルが発生してしまい、スパまで使用した旧型のエンジンを使用することに。

それにより予選でも一発のパワー不足で予選ではフェラーリの後方の4位と今シーズン最悪の結果に。

決勝ではスタート失敗で後方になるも、ピットストップでのアンダーカットでなんとかウィリアムズの前方に出て3位の位置までを確保。

チャンピオンシップでの被害を最小限にまでとどめられると思ったところでエンジンブローで痛恨のノーポイント。

ハミルトンが優勝で25ポイントを追加したために2位ロズベルグとの差は2レース分以上の50ポイント以上にまで広がった。

今シーズンは昨年のような最終戦でのポイント2倍ルールはないのでハミルトンが連覇に向けて一気に走りだしたといっていいだろう。

シーズンは残りは7戦。

ロズベルグが7戦を全勝したとしても、ハミルトンがすべてのレースで2位にはいればハミルトンが王者。

ロズベルグにとっては実質的なシーズンの終了を告げるエンジンブローとなったといっていいだろう。

イタリアGPでF1はヨーロッパラウンドを終了。

これからはフライアウェイのレースが連続する。

ナイトレースのシンガポールから日本へと続いていく。


イタリアGP決勝結果は以下。

1位  ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG・ペトロナスF1チーム)
2位  セバスチャン・ベッテル(スクーデリア・フェラーリ)
3位  フェリペ・マッサ(ウィリアムズ・マルティーニ・レーシング)
4位  バルテッリ・ボッタス(ウィリアムズ・マルティーニ・レーシング)
5位  キミ・ライコネン(スクーデリア・フェラーリ)
6位  セルジオ・ペレス(サハラ・フォース・インディアF1チーム)
7位  ニコ・ヒュルケンベルグ(サハラ・フォース・インディアF1チーム)
8位  ダニエル・リチャルド(インフィニティ・レッドブル・レーシング)
9位  マーカス・エリクソン(ザウバーF1チーム)
10位 ダニール・クビアト(インフィニティ・レッドブル・レーシング)
11位 カルロス・サインツ(スクーデリア・トロ・ロッソ)
12位 マックス・フェルスタッペン(スクーデリア・トロ・ロッソ)
13位 フェリペ・ナスール(ザウバーF1チーム)
14位 ジェンソン・バトン(マクラーレン・ホンダ)
15位 ウィル・スティーブンス(マノー・マルシャF1チーム)
16位 ロベルト・メリ(マノー・マルシャF1チーム)
17位 ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG・ペトロナスF1チーム)
18位 フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)

以下リタイヤ

ロメイン・グロージャン(ロータスF1チーム)
バスター・マルドナード(ロータスF1チーム)


スパ、イタリアとエンジンに厳しいサーキットが続くことで苦戦するだろうと言われていたマクラーレン・ホンダは予想通りに苦戦。

予選ではQ1脱落。

決勝でも見せ場一つ作れず終了。

マスコミのホンダに対する追求が厳しくなってきた。

ホンダ側はシーズン終盤からは毎回のようにポイント争いは最低でもできるようになると言っていただけに、現在のマノーしか上回れない現状にはマスコミはじめとしてマクラーレンのドライバーもかなりのフラストレーションがたまっているようである。
先程終了したF1第12戦イタリアGP公式予選。

ポールを確保したのはルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)で今シーズン11度目。

ハミルトンはこれで7戦連続のポール獲得。

予選では圧倒的な速さを見せており、チームメイトのロズベルグが全く対抗できていない。

昨年はロズベルグが予選でハミルトンを上回ることが多かったのであるが、今年は予選も決勝もハミルトンが圧倒。

チーム内で序列が完全に付いてしまった感じである。

2位には地元イタリアで大声援を受けるキミ・ライコネン(スクーデリア・フェラーリ)、3位にはセバスチャン・ベッテル(スクーデリア・フェラーリ)と跳ね馬がハミルトンの後に続いた。

ライコネンの予選2番手は今シーズンの最高位。

これまではマシンが壊れたりと自身の実力を発揮できずに批判にさらされてきたライコネンだけに明日の決勝は速さを見せてくれると嬉しいものだ。


公式予選の結果は以下。

1位  ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG・ペトロナスF1チーム)
2位  キミ・ライコネン(スクーデリア・フェラーリ)
3位  セバスチャン・ベッテル(スクーデリア・フェラーリ)
4位  ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG・ペトロナスF1チーム)
5位  フェリペ・マッサ(ウィリアムズ・マルティーニ・レーシング)
6位  バルテッリ・ボッタス(ウィリアムズ・マルティーニ・レーシング)
7位  セルジオ・ペレス(サハラ・フォース・インディアF1チーム)
8位  ロメイン・グロージャン(ロータスF1チーム)
9位  ニコ・ヒュルケンベルグ(サハラ・フォース・インディアF1チーム)
10位 マーカス・エリクソン(ザウバーF1チーム)
11位 バスター・マルドナード(ロータスF1チーム)
12位 フェリペ・ナスール(ザウバーF1チーム)
13位 カルロス・サインツ(スクーデリア・トロ・ロッソ)
14位 ダニール・クビアト(インフィニティ・レッドブル・レーシング)
15位 ダニエル・リチャルド(インフィニティ・レッドブル・レーシング)
16位 ジェンソン・バトン(マクラーレン・ホンダ)
17位 フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)
18位 ウィル・スティーブンス(マノー・マルシャF1チーム)
19位 ロベルト・メリ(マノー・マルシャF1チーム)
20位 マックス・フェルスタッペン(スクーデリア・トロ・ロッソ)


ペナルティを受けることになるレッドブル系チームとマクラーレンは後方に沈んでいる。

ルノーとホンダのパワーユニットは本当に今シーズンは苦しんでいる。

速さでない信頼性で勝負できないのでどうにもならないといったところ。