本田承太郎は藤堂物産で働くサラリーマン。
研修から戻った承太郎と部下の前田は
人事部の倉持の所へ講義を受けに
やってきました。
第145話:エクセルPL表フォーマットをプレゼント
倉持はお店の管理に必要な計算書で
PL表(profit and loss statement)と
呼ばれる物を紹介しました。
そして営業活動の実態を
把握する為のもう一つの計算書で
貸借対照表について話していきます。
貸借対照表は
Balance sheet(BS)と呼ばれ、
財務状況を知る為に用います。
主に資金の調達方法、
資金の使い道、資金と負債や
資本の割合が確認できます。
PL/BSともに使い慣れないと
扱いが難しく解らない部分も
あるかもしれませんが
一定期間の利益・費用などを
どれだけ使ったか、得たのかを
日々確認するもので
営業実績を見る為に使いますので
理解し活用出来るようになれば
お店の利益を把握して
管理できる様になります。
収益の構造を理解できていない方は
まずはPL表を営業で活用し
分析できる様に使用して下さい。
難しく考えず、
PL表に実際に掛っている費用を
まとめて行く作業から入ります。
通常は一カ月分を作成して
利益計算をしてどれくらい利益が
見込めるのかと言う事を把握します。
予算を計画する時にも利用できて、
実際の営業を続ける中で
予算のPL表と実績のPL表を
比較する事で日々の誤差や予定との
誤差を見つける事が出来ます。
例えば、
予算のPL表ではお客様に出す
「お絞り代」を1万円に設定していて
実際にはメンテナンスや廃棄分で
2万円の費用が掛りました。
その際にPL表で比較すると
マイナス1万円の補てんを人件費や
他の経費を削減する事で補える
と言う事が早い段階で解ります。
つまり、
「今月は費用が嵩むから
ちょっとずつ経費を削減する」
と言う様な対策が立てられる訳です。
PL表の項目(勘定科目)を
見てもらえば分かるとおり、
非常に多くの項目があります。
集計するのでは余りにも膨大な労力と
精度に問題が出てきます。
営業を進めていく中で不明に
足りない金額や
いくら使ったのか解らない事が
無いように毎日帳簿を付けて
管理してほしいと思います。
現在帳簿を任される立場に無い方も
早い段階で帳簿に慣れると
管理者になった時に数値管理や
分析がやり易くなるという
メリットがあります。
1か月を週や日で割って
各、項目ごとに管理していきます。
こういったデータを全て取っていても
月末に計算が必要になりますので
出来ればパソコンで管理される事を
お勧めします。
倉持は全員に数値計算の為の
糧となるように
エクセルPL表フォーマットを
プレゼントとして渡しました。
そして日々営業で使える
使い方を説明していきました。
つづく
当ブログにご訪問頂いたあなたに
限定でPLフォーマット簡易版を
無料プレゼント致します。
手順が若干面倒ですが
良ければ貰って下さい。
>>ダウンロード<<