股関節痛患者の経過
○股関節石灰化をの痛みの患者さん
であるが5回目になるが良い経過を辿っている。引き続き経過を観察する。患者には「たまにリラクゼーションを受けるがその時には気持ちが良いが、痛みが翌日なり戻っている」「その場の気持ち良さだけでは・・・」言われた。治療院をやっていればこのような言葉はよく聞かれる。その場がすっきりしたところで,、通うたびに改善していなければならない。
○「あなたの痛みの原因は肩や腕や股関節に石灰化があるからです。」と医療機関で患者さんは説明され片付けられている。この石灰化がいつ頃から形成されて、その痛みの発症時期と石灰化形成が合致しているのか。これは変形しているから痛みがあるのと同じ。では痛みを感じない時は変形が戻っているのか。
○増田のおやじさんにお願いし過去に行われた神経学セミナーシリーズの資料が届く。頼みこみ探し出してもらった。300ページ位あるのだろう。この資料はただの知識詰め込み型の資料とは違い、たくさんの文献などを読みあさり枝葉に結び付けて説明している。後になって読み返すと役に立つ。資料の一部を転載してみる。
転載はじめ
カイロプラクティックのアジャストメント(治療)が有効な本質的理由を述べよ。
カイロプラクティックのアジャストメントは機械的刺激受容器(筋紡錘、腱紡錘、関節受容器)に刺激を与えて受容器電位を起こし、連結するニューロンの細胞体にある即時型遺伝子を賦活して、DNAを鋳型とするmRNAを活性化し、細胞内のリボゾーム上でたんぱくを合成する。このため神経細胞は十分な代謝活動を行い、情報の受容伝達という機能を完璧に果たすことができる。
カイロプラクティックのアジャストメントは持続的効果があるが、その理由を述べよ。
カイロプラクティックは重力に敏感な関節受容器とくに筋紡錘を賦活する。筋紡錘は他の感覚受容器と異なり、24時間絶えず環境から重力の影響を受けているため、いったんその敏感性が回復すると持続的効果を生む。
脳の働きが低下すると筋紡錘の過敏性は低下するか増加するのか?その理由を述べよ。
筋紡錘の敏感性は両極の収縮部のゲインに依存する。ゲインが大きければ敏感性は小さい。ゲインが小さければ敏感性は大きい。ゲインは中枢からのγ運動ニューロンの入力に左右されるため、脳の働きが低下すると、γ運動ニューロンの入力は低下しゲインは大きくなり、筋紡錘の過敏性は低下する。
転載終わり
○カイロプラクティック・アジャストメントは関節への刺激だけでなく、筋紡錘からの刺激が脳を賦活する最大のものである。外からの刺激で脳の働きを調整する。
○やみくもに全身に電気などで刺激したところで、方向、刺激量、タイミングなどが合わない生体にとって害である。生体が欲しっている場所に刺激しないと神経系は賦活しない。刺激が十分ではないと神経細胞の働きは低下する。
群馬 伊勢崎