サブリナ・カーペンター(Sabrina Carpenter/出生名：Sabrina Ann Lynn Carpenter/ 1999年5月11日～）は、アメリカ合衆国の俳優、歌手。ディズニーch放送コメディドラマ『ガール・ミーツ・ワールド』の「マヤ・ハート」役で知られる。
1999年5月11日、サブリナ・アン・リン・カーペンターが生まれる。アメリカ合衆国ペンシルベニア州 リーハイ・バレー出身。彼女には二人の姉、シャノン(Shannon)とサラ(Sarah)がおり、サラはサブリナのバック・シンガーを務めている。
「ネクスト・マイリー・サイラス・プロジェクト」の歌のコンテストで第3位になる。
2011年、刑事ドラマ『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』に子役で初のテレビ出演。
同年、ユービーアイソフトから米国で発売されたダンス・ミュージック・テレビゲーム『Just Dance Kids 2』でリード・ダンサーを務める。
2012年10月16日発売のサウンドトラック『Disney Fairies: Faith』 に収録されている"Smile" がウォルト・ディズニー・レコードからシングル・リリース。
同年、ディズニー・チャンネル放送アニメーション『フィニアスとファーブ』（Phineas and Ferb）で声の出演。
2013年1月、アメリカABCで1993年～2000年放送された人気ドラマ『ボーイ・ミーツ・ワールド』（Boy Meets World）の派生ドラマ『ガール・ミーツ・ワールド』（Girl Meets World）にて、ローワン・ブランチャード演じる主人公の親友「マヤ・ハート」役にキャスティングされたことが発表される。
同年、ディズニージュニア放送アニメーション『ちいさなプリンセス ソフィア』で、声の出演を果たす。ここでのサブリナは、ズマリア王国の王女「ビビアン」役を務め、同サウンドトラック収録曲 "All You Need (feat. Sofia and Vivian)"でソフィア役のアリエル・ウィンターとデュエットをしている。
同年、ディズニー・チャンネルのテレビドラマ『オースティン&アリー』（Austin & Ally）で、歌番組の出場者「ルーシー」役として出演。“これが自分!”(Who I Am)を歌い優勝する少女を演じた。
同年公開のアニメーション映画『アナと雪の女王』（Frozen）からの曲“雪だるまつくろう”(Do You Want to Build a Snowman?)をディズニー・チャンネル・ドラマ出演者たちによるカヴァー曲として発表。
同年、FOXチャンネルで放送されたドラマ『グッドウィン家の遺産相続バトル』でベッキー・ニュートン演じる主人公「クロエ・グッドウィン」の少女期を演じる。
同年、ダニエル・ラドクリフ主演のファンタジー・ホラー・ドラマ映画『ホーンズ 容疑者と告白の角』にて、ジュノー・テンプル演じる「メリン」の少女期を演じる。なお、同映画は日本では2015年5月に公開されている。
2014年4月8日、ハリウッド・レコードからデビューEP『Can't Blame a Girl for Trying』をリリース、『ビルボード』誌のチャート「トップ・ヒートシーカーズ」で第16位となる。
6月27日から『ガール・ミーツ・ワールド』が米国で放送開始、日本では2015年1月からディズニー・チャンネルで放送されている。同番組の主題歌 "Take On The World" はブランチャードとデュエットで歌っている。
その後、第2シーズンの制作が発表されている。姉サラはエキストラの生徒として同番組に出演している。なお、
『ガール・ミーツ・ワールド』の共演者とはプライベートでも仲が良く、主役で親友を演じているブランチャートとはお互いに親友だとコメント。 また、同作でファークル役を演じたコーリー・フォーゲルマニスとは以前から交際疑惑があるが、お互いただの親友だとコメントしている。
8月15日に米国で初放送、日本で2015年1月30日初放送のディズニー・チャンネル・オリジナル・ムービー『カンペキ・ボーイ』の主題歌であるシングル曲 "Stand Out" がリリース。
11月、テイラー・スウィフトの楽曲“シェイク・イット・オフ～気にしてなんかいられないっ！！”(Shake It Off)をカヴァー。
同年、サム・スミスの楽曲 "I'm Not the Only One" をカヴァーしている。
11月27日、メイシーズ・サンクスギヴィング・デイ・パレードでフロートに乗り、デビューEPの収録曲 "The Middle of Starting Over" のパフォーマンスを行う。
2015年1月、ディズニー・チャンネル・オリジナル・ムービー『Further Adventures in Babysitting』で主演することが発表され、ベビーシッターをするティーンエイジャー「ジェニー」 (Jenny)を演じる。撮影は同年春に行われた。
1月、前年9月にディズニー・クルーズ・ラインのクルーズ客船を背景に収録を行ったシングル曲 "The Middle Of Starting Over" のビデオが公開された。
1月、ロックバンド「U2」のカヴァー曲 "I Still Haven't Found What I'm Looking For" をシンガーソングライターのピーター・ホーレンス(Peter Hollens)とデュエットしたMVが公開。
1月13日、シングル "We'll Be the Stars"をリリース。2月20日に姉のサラも出演しているMVが公開された。
同年、ディズニー放送アニメーション番組『なんだかんだワンダー』で声の出演。
4月14日、1stスタジオ・アルバム『Eyes Wide Open』をリリースし、全米43位をマーク。タイトル・トラック“Eyes Wide Open”をリカットした。
同年、ラジオ・ディズニー・ミュージック・アワードで、最優秀夢中ソング賞を "Can't Blame a Girl for Trying"により受賞。
2016年、『Further Adventures in Babysitting』が世界各国のディズニー・チャンネルで放送される。
同年、アメリカ合衆国を中心に「∃VOLution Tour 2016」と題したツアーを行う。主に今までの楽曲と、新しいアルバム曲を歌って回っている。
10月14日、2ndアルバム『Evolution』をリリース、全米28位をマークした。
同年、ラジオ・ディズニー・ミュージック・アワードで、親友と聴きたい曲賞を "Eyes Wide Open"にて受賞。
2017年7月にシングル"why"をリリース、ポップ27位。
11月、2人組DJ「Lost Kings」とのコラボ曲"First Love"をリリース、ダンス26位。
2018年3月16日、Jonas Blueとのコラボ曲"Alien"をリリース。
6月6日、"Almost Love"を3rdアルバム『Singular Act1』からの1曲目シングルとして先行リリース。
この頃、コメディドラマ『So Close』、映画『The Short History Of The Long Road』（主演）への出演が決定。
10月19日、全米公開のドラマ映画『ザ・ヘイト・ユー・ギヴ』（The Hate U Give）に出演。
11月9日、3rdアルバム『Singular Act Ⅰ』をリリース、全米103位。日本では12月12日に国内盤が発売。
2019年4月、シンギュラー・ツアーで来日。4月1日：大阪なんばHatch、2日：名古屋ダイアモンドホール、4日」東京EXシアター 六本木で行われた。
7月19日、4thアルバム『Singular: Act Ⅱ』をリリース、全米138位。
2021年1月22日、シングル“Skin”をリリース、全米48位・全英28位をマーク。
同年、長らくLGBTQ+コミュニティをサポートしてきたこともあり、第32回GLAADメディア賞の授賞式では、シングル“Skin”のパフォーマンスを披露した。
2022年7月15日、シングル"Nonsense"を発表、全米56位・全英32位を記録。また、
5thアルバム『Emails I Can't Send』も同時発売、全米23位・全英76位に達した。
2023年8月4日、シングル"Feather"をリリース、全米21位・ポップ1位・全英19位。
2024年4月11日、"Espresso"をリリース、全米4位・全英1位の大ヒットとなった。
(参照)
Wikipedia「サブリナ・カーペンター」「Sabrina Carpenter」
(関連記事)
