スガ シカオ(本名:菅 止戈男[読み同じ]/1966年7月28日~)は、

日本のシンガーソングライター、音楽プロデューサー。

 

 

 

東京都渋谷区出身。

佼成学園高等学校卒業後、東京経済大学入学。

大学時代に作曲を始める。

学生時代は非常階段をはじめとしたノイズミュージックのファンが嵩じて自身もノイズバンドをやっていた。また、好きなミュージシャンには「スライ&ザ・ファミリー・ストーン」 (Sly & the Family Stone) を挙げている。

 

1989年に大学卒業後、制作会社に就職、1993年頃まで約4年間勤める。

 

1990年頃から作詞も始める。

 

音楽で最も影響を受けたのは、「FLYING KIDS」だと公言。特に、1stアルバム『続いてゆくのかな』(1990年4月21日)が出た直後「自分のやりたかったことを全部やられた」とショックを受けて、1年程音楽活動から遠ざかったという。

サラリーマン時代はクリエイティブな職業だったため楽しくやっていたが、ミュージシャンを目指すため退社を決意した際、上司から「昇進させるから辞めないでくれ」と説得された。ただ、給与規定を見たところ係長になっても給料は月700円上がるだけであり、自分の価値はそんなものかと思い辞めたという。


1995年11月15日、インディーズよりシングル“0101”を発売。

 

その後、オフィスオーガスタと契約。

 


1997年2月26日、1stシングル“ヒットチャートをかけぬけろ”(作詞・作曲・編曲:スガシカオ/以下特記が無い限り同じ)でキティエンタープライズからメジャーデビュー。日産自動車「ダットサンピックアップ」CMソング。以後、ラジオ局のヘビーローテーション、音楽専門誌を中心に、業界の注目を集める。

 

5月28日、2ndシングル“黄金の月”を発売、オリコン72位。

 

7月30日、3rdシングル“ドキドキしちゃう”を発売、オリコン92位。

 

9月3日、1stアルバム『Clover』発売。オリコン10位。

11月21日、4thシングル“愛について”を発売、NHK総合テレビ『ポップジャム』エンディングテーマ。オリコン44位。

 

 

1998年1月14日に発売されたSMAPの27thシングル“夜空ノムコウ”(作詞:スガシカオ/作曲:川村結花/編曲:CHOKKAKU)を作詞提供。川村の曲が先にできており、それに歌詞を付けるという作業だったが、歌詞だけを提供するのはスガにとって初めてのことで戸惑いが大きかったという。本曲はSMAP初のミリオンセラーとなり、スガシカオの名も全国区に知れ渡る。

5月27日、5thシングル“ストーリー”を発売、オリコン34位。

 

6月24日、2ndアルバム『FAMILY』を発売、オリコン8位。

8月、初の全国ツアーを敢行。
 

 

1999年7月14日、杏子、山崎まさよしとのスペシャルユニット「福耳」名義で1stシングル“星のかけらを探しに行こう Again”(作詞:K・Y・O・K・O/作曲:馬場一嘉/編曲:福耳Project/弦編曲:森英治)を発売。オリコン9位。

 

9月8日、3rdアルバム『Sweet』を発売、オリコン3位。

 

 

2000年10月12日、10thシングル“AFFAIR”を発売、オリコン19位。

 

10月25日、4thアルバム『4Flusher』を発売、オリコン4位。

 

 

2001年10月3日、ベストアルバム『Sugarless』を発売、“夜空ノムコウ”を初めてセルフカヴァーし収録した。オリコンアルバムチャート初登場1位を獲得。

 

 

 

2002年1月17日、12thシングル“青空/Cloudy”を発売、オリコン8位。

 

4月から、中学2-3年生の音楽の教科書に“夜空ノムコウ”が掲載された。

5月29日、13thシングル“アシンメトリー”を発売、フジテレビ系ドラマ『整形美人。』主題歌。オリコン5位。

 

 

2003年、BMGファンハウス(現:アリオラジャパン)に移籍。作品は所属事務所提携レーベル「オーガスタレコード」からの発売となった。

5月7日、移籍第一弾となる5thアルバム『SMILE』を発売、オリコン2位。

 

 

2004年11月17日、6thアルバム『TIME』を発売、オリコン6位。

 

 

2005年8月10日、18thシングル“奇跡/夏陰/サナギ”を発売、オリコン9位。

 

 

 

2006年1月10日放送開始のNHK制作番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』のために結成されたスペシャルユニット「kōkua」にヴォーカル及び作詞・作曲として参加、同番組のテーマ曲“Progress”(作詞・曲:スガシカオ/編曲:武部聡志・小倉博和)を発表した。

 

3月22日に発売のKAT-TUNのデビューシングル“Real Face”(作詞:スガシカオ/作曲:松本孝弘[B'z]/編曲:CHOKKAKU/Rap詞:JOKER)を作詞提供。オリコン3週連続1位。

4月26日、19thシングル“19才”を発売、テレビアニメ『xxxHOLiC』オープニングテーマ。オリコン7位。

 

6月21日、20thシングル“真夏の夜のユメ”を発売、オリコン13位。

 

9月6日、7thアルバム『PARADE』を発売、オリコン3位。

 

12月31日、『第57回NHK紅白歌合戦』に初出場し、ソロ名義で“Progress”を演奏。

 

 

2007年1月24日、ベストアルバム『ALL SINGLES BEST』を発売、“春夏秋冬”収録。オリコン2位。

 

6月13日、22ndシングル“フォノスコープ”を発売、オリコン7位。

 

 

2008年5月14日、23rdシングル“NOBODY KNOWS”を発売、オリコン5位。

 

9月3日、24thシングル“コノユビトマレ”を発売、オリコン17位。

 

9月10日、8thアルバム『FUNKAHOLiC』を発売、オリコン4位。

 

 

2009年、ロンドンICAで初の海外公演を行った。

7月15日、25thシングル“Party People”を発売、オリコン7位。

 

11月25日、26thシングル“はじまりの日 feat.Mummy-D”を発売、オリコン11位。

 

 

2010年、O2 Academy Islingtonにて再びイギリスでライヴを行った。

4月28日、27thシングル“サヨナラホームラン”を発売、オリコン14位。

 

5月12日、9thアルバム『FUNKASTiC』を発売、オリコン2位。

 

 

2011年2月23日、28thシングル“約束”を発売、オリコン13位。

 

10月、オフィスオーガスタからの独立を発表。後のインタビューで独立した理由を、メジャーでは曲が生々しい形でリスナーに伝わらないためと語っている。
 

 

2012年6月、レコード会社・マネジメント会社と契約を結ばず、完全フリーランスとなって初となる音源、配信限定シングル“Re:you/傷口”をリリース。

 

9月、NHKなどが主催するジャズイベント「東京JAZZ」に出演。「ルーファス」(Rufus)、「タワー・オブ・パワー」(Tower of Power)らファンクバンドと共演し、自身の持ち曲である“黄金の月”、“正義の味方”、“91時91分”を演奏した。

 

 

2013年2月、ベストアルバムを2タイトルに分けてリリース。
4月10日、29thシングル“アイタイ”を発売、オリコン8位。

 

 

2014年、JVCケンウッド・ビクターエンタテインメントのレーベル「SPEEDSTAR RECORDS」と契約。約2年ぶりにメジャーレーベルでの音楽活動を再開。

5月21日、30thシングル“アストライド/LIFE”を発売、オリコン15位。

 

 

2016年1月20日、10thアルバム『THE LAST』を発売、男性ソロアーティストとして、1stから連続アルバムトップ10入りの日本記録を達成。オリコン3位。

 

 

2017年、5月6日にさいたまスーパーアリーナで開催されたスガフェスでは、約2万人を集客し、大成功を収める。

 

 

2019年4月17日、11thアルバム『労働なんかしないで 光合成だけで生きたい』を発売、オリコン9位。

 

 

2020年4月28日、公式YouTubeで医療従事者にエールを送る新曲“あなたへ”を公開。ヴォーカルで桜井和寿と岡野昭仁も参加。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(参照)

Wikipedia「スガシカオ」

 

音楽ナタリー

https://natalie.mu/music/news/377352

 

 

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