岡野 昭仁(おかの あきひと/旧アーティスト名:アキヒト/1974年10月15日~)は、

日本のミュージシャン、ヴォーカリスト。ロックバンド「ポルノグラフィティ」のヴォーカル担当。

 

 

 

広島県因島市中庄(現・尾道市)出身。

 

小学3年から6年までは野球、小学2年・中学時代はサッカーをやっていたことから、野球・サッカーのファンである。

 

音楽への目覚めは、青春時代に聴いていた洋楽のボン・ジョヴィ、ガンズ・アンド・ローゼズ、邦楽のTHE YELLOW MONKEY、ユニコーン、X(後のX JAPAN)などがきっかけ。 特にガンズ・アンド・ローゼズから受けた影響は大きい。

 

1991年、広島県立因島高校2年時、同級生の新藤晴一に誘われ、バンド「NO SCORE」にコーラスとして加入。秋の文化祭では新藤がヴォーカルだったが、岡野の方が歌が上手かったため、後にメイン・ヴォーカルに昇格、新藤はギタリストに転向した。

1992年、高校3年の時、Tamaが加入。文化祭でXや聖飢魔II等のコピーを演奏、満足いく出来ではなかったが、観客の声援に夢を抱くようになった(岡野曰く「長い長い勘違いの始まり」)。

 

1993年、高校卒業後は上阪し予備校の寮に入ったが、夏頃から遊ぶようになり、また、ラジオや雑誌で好きなヘヴィメタやハード・ロックを聴きまくる、人生で最も音楽に浸った時期を過ごした。

 

1994年、大阪学院大学に入学し、上阪した新藤晴一とTama(白玉雅己)らNO SCOREのメンバー5人全員が大阪で再会、バンドを再結成したが、ほとんど活動しないまま2人が脱退。

夏頃から新たに新藤、Tamaとバンド活動を始め、「ポルノグラフィティ」(Porno Graffitti)を名乗るようになる。バンド名は、米国の「エクストリーム」のアルバム『PORNOGRAFFITTI』が由来。

その後はライヴやイベント出演など精力的にバンド活動を行い、大学にはほとんど通っていなかったという。城天や心斎橋筋2丁目劇場でライヴを行っていたのもこの頃である。

 

1997年3月、「ソニーミュージック SDグループオーディション」に合格し、ソニーミュージック(SME Records)と契約。所属事務所がアミューズに決定し、9月末に活動拠点を大阪から東京に移す。

 

1998年夏頃、メジャーデビューに向け、本格的に楽曲制作やレコーディングを開始した。

 

 

1999年9月8日、1stシングル“アポロ”(作詞:ハルイチ/作・編曲:ak.homma)でメジャーデビュー。TBS系『ここがヘンだよ日本人』EDテーマ。いきなりオリコン5位の大ヒットで一躍注目を集める。「ハルイチ」は新藤晴一のアーティストネーム。

 

 

2000年7月12日、3rdシングル“ミュージック・アワー”(作詞:ハルイチ/作・編曲:ak.homma)をリリース、オリコン5位。

9月13日、4thシングル“サウダージ”(作詞:ハルイチ/作・編曲:ak.homma)を発売、自身初のオリコンシングルチャート1位を獲得。

 

12月6日、5thシングル“サボテン”(作詞:ハルイチ/作・編曲:シラタマ)を発売、2曲連続でオリコンシングルチャート1位を達成。

 

 

2001年6月27日、6thシングル“アゲハ蝶”(作詞:ハルイチ/作・編曲:ak.homma)を発売、3作連続オリコン1位。

 

10月17日、7thシングル“ヴォイス”(作詞:新藤晴一/作・編曲:本間昭光)発売、オリコン2位。本作から、岡野昭仁、新藤晴一、Tamaにアーティスト名を変えた。

 

 

2002年3月6日、8thシングル“幸せについて本気出して考えてみた”(作詞:新藤晴一/作曲:Tama)、オリコン4位。

5月15日、 9thシングル“Mugen”(作詞:新藤晴一/作曲:ak.homma)、オリコン3位。

 

 

2003年2月5日、10thシングル“渦”(作詞:新藤晴一/作曲:Tama)、オリコン3位。

8月6日、11thシングル“音のない森”、初の岡野昭仁作詞・作曲によるシングル表題曲であり、岡野の希望によりノンプロモーションでのリリースとなった。オリコン5位。

 

9月26日、12thシングル“メリッサ”(作詞:新藤晴一/作曲:ak.homma)、オリコン2位。

 

11月6日、13thシングル“愛が呼ぶほうへ”(作詞:新藤晴一/作曲:ak.homma)、オリコン3位。

12月3日、14thシングル“ラック”(作詞:新藤晴一/作曲:Tama)、オリコン1位。

 

 

2004年6月、デビュー5周年を迎える直前にTamaが「更なる自身の追求の為」に脱退を表明。

7月28日、ベストアルバム『PORNO GRAFFITTI BEST RED'S』と『PORNO GRAFFITTI BEST BLUE'S』を2作同時発売、それぞれオリコン2位、1位を独占。これを最後にTamaが脱退。

 

 

9月8日、15thシングル“シスター”(作詞:新藤晴一/作曲:ak.homma)、オリコン2位。

 

11月10日、16thシングル“黄昏ロマンス”(作詞・曲:新藤晴一)、オリコン3位。

 

 

2005年3月2日、17thシングル“ネオメロドラマティック/ROLL”(作詞:新藤晴一/作曲:ak.homma /

作詞・曲:岡野昭仁)、オリコン2位。

 

4月20日、5thアルバム『THUMPχ』、自身初のオリコンアルバムチャート1位。

 

8月3日、18thシングル“NaNaNa サマーガール”(作詞・曲:新藤晴一)、オリコン3位。

11月16日、19thシングル“ジョバイロ/DON'T CALL ME CRAZY”(作詞:新藤晴一/作曲:ak.homma

 / 作詞・曲:新藤晴一)、オリコン3位。

 

 

2006年6月28日、20thシングル“ハネウマライダー”(作詞:新藤晴一/作曲:ak.homma)、オリコン2位。

 

10月4日、21stシングル“Winding Road”(作詞・曲:岡野昭仁)、オリコン1位。

 

 

2007年7月18日、22ndシングル“リンク”(作詞・曲:岡野昭仁)、オリコン2位。アルバム『ポルノグラフィティ』収録。

 

8月29日、アルバム『ポルノグラフィティ』を発売。オリコン2位。

 

11月に初の東京ドームライヴを成功させた。

 

 

2008年2月13日、23rdシングル“あなたがここにいたら”(作詞:新藤晴一/作曲:ak.homma)、オリコン1位。

 

5月25日、24thシングル“痛い立ち位置”(作詞・曲:新藤晴一)、オリコン3位。

8月20日、25thシングル“ギフト”(作詞:新藤晴一/作曲:岡野昭仁)、オリコン2位。

 

10月8日、26thシングル“Love,too Death,too”(作詞:新藤晴一/作曲:ak.homma)、オリコン2位。

2008年10月29日、ベストアルバム『PORNO GRAFFITTI BEST ACE』と『PORNO GRAFFITTI BEST JOKER』を同時発売、オリコンアルバムチャートでそれぞれ1位、2位。    

12月10日、27thシングル“今宵、月が見えずとも”(作詞:新藤晴一/作曲:岡野昭仁)、オリコン2位。

 

 

2009年9月9日、28thシングル“この胸を、愛を射よ”(作詞・曲:新藤晴一)、オリコン2位。

11月25日、29thシングル“アニマロッサ”((作詞・曲:岡野昭仁)、オリコン3位。

 

 

2010年2月10日、30thシングル“瞳の奥をのぞかせて”(作詞:新藤晴一/作曲:岡野昭仁)、オリコン4位。

3月24日、8thアルバム『∠TRIGGER』、2作目のオリコンアルバムチャート1位。

 

10月27日、31stシングル“君は100%”(作詞:新藤晴一/作曲:岡野昭仁)、オリコン2位。

 

 

2011年3月2日、32ndシングル“EXIT”(作詞:新藤晴一/作曲:新藤晴一・ak.homma)、オリコン5位。

9月21日、33rdシングル“ワンモアタイム”(作詞・曲:岡野昭仁)、オリコン4位。

 

11月23日、34thシングル“ゆきのいろ”(作詞・曲:新藤晴一)、オリコン8位。

 

 

2012年2月8日、35thシングル“2012Spark”(作詞:新藤晴一/作曲:岡野昭仁)、オリコン3位。

 

9月19日、36thシングル“カゲボウシ”(作詞・曲:岡野昭仁)、オリコン3位。

 

 

2013年3月6日、37thシングル“瞬く星の下で”(作詞・曲:新藤晴一)、オリコン3位。

9月11日、38thシングル“青春花道(作詞・曲:新藤晴一)”、オリコン4位。

10月16日、39thシングル“東京デスティニー”(作詞・曲:岡野昭仁)、オリコン5位。

 

11月20日、ベストアルバム『PORNOGRAFFITTI 15th Anniversary "ALL TIME SINGLES"』をリリース、オリコン1位。

 

 

2014年9月3日、40thシングル“俺たちのセレブレーション”(作詞:岡野昭仁・新藤晴一/作曲:岡野昭仁)、オリコン4位。

 

11月5日、41stシングル“ワン・ウーマン・ショー 〜甘い幻〜”(作詞・曲:新藤晴一)、オリコン5位。

 

 

2015年4月15日、42ndシングル“オー!リバル”(作詞:岡野昭仁/作曲:新藤晴一)、オリコン5位。

8月19日、10thアルバム『RHINOCEROS』、3作目のオリコンアルバムチャート1位。

 

 

2016年5月25日、43rdシングル“THE DAY”(作詞・曲:新藤晴一)、オリコン4位。

11月9日、44thシングル“LiAR/真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ”(作詞・曲:新藤晴一 / 作詞・曲:岡野昭仁)、オリコン6位。

 

 

2017年9月6日、45thシングル“キング&クイーン/Montage”(作詞・曲:岡野昭仁 / 作詞:岡野昭仁/作曲新藤晴一)、オリコン5位。

 

 

10月25日、11thアルバム『BUTTERFLY EFFECT』、オリコン3位。

 

 

2018年3月21日、46thシングル“カメレオン・レンズ”(作詞・曲:新藤晴一)、オリコン6位。

7月25日、47thシングル“ブレス”(作詞:新藤晴一/作曲:岡野昭仁)、オリコン5位。

 

 

2019年7月31日、50thシングル“VS”(作詞・曲:新藤晴一)、オリコン8位。

 

 

2021年1月20日、1stソロデジタルシングル“光あれ”(作詞:n-buna/作曲:澤野弘之)を配信リリースし、ソロデビュー。TVアニメ『七つの大罪 憤怒の審判』OPテーマ。

 

4月12日、2ndソロデジタルシングル“Shaft of Light”(作詞・作曲:辻村有記)を配信リリース。

 

7月2日、3rdソロデジタルシングル“その先の光へ”(作詞:スガ シカオ/作曲:澤野弘之)を配信リリース、『劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち』主題歌。コーラスに梶裕貴と雨宮天が参加。

 

8月2日、「ポルノグラフィティ 2021年 “新始動”」を発表。同年9月からの新始動として新シングル「テーマソング」のリリース、全国ホールツアー『17thライヴサーキット "続・ポルノグラフィティ"』の開催を告知した。

9月22日、51stシングル“テーマソング”(作詞:新藤晴一/作曲:岡野昭仁)、オリコン2位。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(参照)

Wikipedia「岡野昭仁」「ポルノグラフィティ」