通過点 | アレグレの仲間と井上幸治の人生

アレグレの仲間と井上幸治の人生

正々堂々生きて行く誓い

最近若い人から努力という言葉をよく聞く


努力という言葉自体はあまり好きではないが、努力することは良いことだと思います。


なぜ努力という言葉が好きじゃないかというと、結果ではなく努力することに努力する方があまりに多くいると感じているからでしょうか。

そういう方の話す努力が好きじゃありません。

だったら「楽して結果が出ることを考える努力をしてます」という人の方が気持ちがいい(笑)



さて、目標を持つとその目標達成に向けた様々な努力をするわけですが、その目標の先を見越した努力が非常に重要になってきます。


目標をゴールと見据えている人と、スタートと見据えている人では努力のプロセスか全くことなってくる。


例えばトップセールスを目標としているライバル同士の二人がいる。

一人はタイトルをゴールとし、一人はタイトルは経営者になる為の通過点と考えている。しかも経営者になった後の大きな目標も見据えている。


この二人がタイトル争いをする訳ですが、その結果はどうあれ、後者の方が長い目で見ると成果を上げる可能性が格段に高い。


理由は言うまでもないが、タイトルを取る為のプロセスの中で、経営をイメージした分、この経験を行く行く持つであろう部下に分かりやすく教えることを同時にイメージするしないで、次のスタートラインに立った時のダッシュ力が全然変わって来ます。(一例ですが)


このスタートダッシュで、離された方は到底追いつけないと感じてしまうほどの差が生まれて来るわけで、ここで勝負あったとなるケースを腐る程見てきました。


人生とはゴールなきマラソンと思います

42.195キロでゴールと決めたい気持ちは分かるけど、まだ30代ならそれがゴールじゃないことはよく分かっているはず。


100キロでも200キロでも走る意気込みがある人だって沢山居ますよ。


長期レースの中で、どうレースを組み立てるかは、人それぞれのセンス次第


こういった目に見えない仮説を立て、プロセスを踏んで行く行かないがポイントになります。


自分との会話次第でしょうか。