ほんとうの絶縁 | ヘルメスの丘 ~In Tune with Hermes~

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伊野華絵(いのはなえ)の世界へようこそ。
ヘルメス(水星)が誘う、人生を楽しむ術。

昨日はあるサイクルが完結した日でした。

 

毎朝引いているカードで登場したのは

 

"Forgiveness" (ゆるし)

 

「あれ?このカードあったのね・・・」

 

日課カードで使っているAngela cardは

わたしのカードコレクションでは新入り。

 

合計72枚になりますが

"Forgiveness" は今まで一度も

お目見えしなかったカードでした。

 

なので、出たときはその存在に

一瞬戸惑ったほどです。

 

 

出たカードはいつも

 

1.眺めて

2.触れて

3.メッセージの解説を音読して

4.カレンダーに書き込む

 

これを必ずやります。

 

そのあとは普通に過ごします。

日中、カードが脳裏をよぎることもあれば

思い出さずにすぎることも。

気持ちも出来事も、起きゆくままにします。

 

続けること120日以上経ち、

ようやくすべてのカード

メッセージを届けてくれました。

 

一つのサイクルが完結した、

と冒頭に書きましたが

これで終わりではないです。

一巡しただけでこの先また

新しいサイクルに入り、

それが延々と続きます。

 

カードによって

登場する頻度は異なりますが

(これも興味深い)

この繰り返しによって

自分の中にカードとのラポールを

作り、ある「型」ができます。

 

これは粛々と、かかさずやるしかないです。

 

 

タロット含め、カードの世界観は

一揃いで一つの宇宙であります。

それはわたしにとって「球(玉)」のような形に思えます。

 

一揃いに含まれるすべてのカードと

もれなく交流することが

カードとのコミュニケーションの強度を

あげるコツ。

 

よって全カードとの繋がりを

体験するために必然的に使う機会を

増やさねば強度はあがりませんね。

 

 

昨日ようやく、まるで「トリ」のように登場した

"Forgiveness" は

 

わたしにとって一番遠いようで 実は一番

インパクトのあるメッセージを届けてくれました。

 

「ゆるし」とは「ゆるすこと」ですが、

引いた際は何のことかサッパリわからなかった。

 

ところが昨夜遅くになって、

ハタと思い出したことがありました。

 

自分は完全に忘れていたこと(つもり)なのですが

ある人物に「精神的に」未だしがみついていたことを。

それは、「ゆるさない」という形で、です。

 

自分はその人とキッパリ縁を切ったつもり

だったのですが、自らがその「縁」を

「ゆるさない」という執着で繋ぎとめていたのだ。

ということを。

 

「想い」って見えない糸を無意識に紡いでいるのです。

それは 好ましい思いであってもそうでなくても・・・

むしろネガティブな思いのほうが太い糸になるぐらいです。

 

このような糸は、表面的に縁が切れても

無意識の世界では悪さをします。

 

どうすればよいかって?

 

「ゆるせなかった。まだゆるしていなかった」

自分に気づけば終わり。

終わりです。

 

そしてやってくるのが

ほんとうの『絶縁』です。

本当の絶縁はお互いにハッピーです。

 

 

「ゆるし」とは、相手のためじゃないのですよね。

自分が握りしめていた何らかを解放する

ためにあるようです・・・

 

極論、「やってくる相手」というものは

実は「わたし自身」ともいえますが。

 

 

優れたカードは

無意識の領域で知らぬ間に巣くっている

余計な部分をクリアにしてくれることがあります。

 

球(玉)に向き合うと自分もそうだったことを

想い出すみたいですね・・・(^-^)

 

カードが自分の鏡になってくれることを

改めて体験した昨日でした。

 

 

 

 

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