みなさんは どんな夢を観ますか？ また、観たことがありますか？
「いやあ、これはストレスだなあ」
なんて 解釈も何も必要がないような 日常延長夢劇場のケースから、
「夢でよかった」 の目覚めをしたり
「夢よ覚めないで」 のワクワクストーリーだったり、
「・・・は？」
という 意味不明な展開などなど。 多種多様でしょうね。
夢解釈好きだからでしょうか、 「こんな夢を観たのだけど なんだろう？」
と夢物語を話してくれる人は周囲にたくさんいます。
そんなときは とても親近感がもてて、わたしも聴いていて楽しいのですが、ごくたまに こういうケースもありますヨ。。。
「わたしはこんな夢を観た」 ＝＞ 暗に 「だから すごいのだ。特別なのである」 を示したい
こういう思考回路の人が いるんですね。
よくでてくるのが 「お告げストーリー」 とか 「予知ドラマ」 とかだと思います。
ここで 言っておきますが～～～
どんな夢を観ても それがその人の存在や人格の「優劣」を決めるものではない。
ということです。
突然何かを観ちゃったり、たまたまそれが 「お告げ」っぽかったりもすることがあるかもしれません。
ですが、だから スゴイ というのは ・・・ ちょっと落ち着け。
観た夢を語ることでの優越感に浸りたいのなら、
「オママゴトやってて～」
と申し上げます 
夢は、自己の内的バランスをとるための メンテナンスツールのひとつ、というのがわたしの基本スタンスです。
その過程で、「個」という世界の調整が整い、より意識が海底に進むようになった結果、
個人的意識から、より他者と共有した集合的無意識の領域の夢を観るようになるかもしれません。
そうでなくとも、まるで気まぐれに単発で海に深く潜ったように 無意識領域の夢をみてコーフンするかもしれませんが、
無意識領域というのは 人類が「共有している」領域ですので、「個」ではありません。
ですから、わたしという「個」の視点から
「どうだ、すごいだろ。特別だろ」 という表現はありえないわけです。
むしろそのような夢に遭遇する場合、そこにもはや「個」はありえません。
無意識領域に近づくほど、夢は「象徴的」になり、この世のものでは表現できない見え方をするようです。
そしてそれは 「誰か個人のもの」ではなく 「皆で共有している何か」 であります。
というわけで、夢解釈はまず 自分という個を見つめる鏡の世界から入ること、
それを見つめ続けていると 他の皆とも共有している世界が開けてくる。
というプロセスであります。
まぁ、あまり深く潜りすぎても これまた「危険」なのでありますが （後日触れます）
夢見・夢解釈も占いも同じことが言えますが、それに向いている人というのは
野球が上手とかピアノが得意とかと同じであって、だからといって 魂のレベルが高いとかそんなのナンセンスでしょう。
※これをしているから素晴らしいに違いない、の視点は 夢や占いの世界に限らず要注意
夢や夢解釈は、自分をうつす鏡として 丁寧に取り組んでいれば 誰にでもそれなりに扉が開く世界です 
わたしの視点から しいていうならば、
ヘルメス君（＝水星） との遊びが好きかどうか でしょうネ 
＜ヘルメス神＞
オリュンポス十二神の一人。神々の伝令使、とりわけゼウスの使いであり、旅人、商人などの守護神である。
能弁、境界、体育技能、発明、策略、夢と眠りの神、死出の旅路の案内者などとも言われ、多面的な性格を持つ神である。
その聖鳥は朱鷺および雄鶏。幸運と富を司り、狡知に富み詐術に長けた計略の神、早足で駆ける者、牧畜、盗人、賭博、商人、交易、交通、道路、市場、競技、体育などの神であるとともに、雄弁と音楽の神であり、竪琴、笛、数、アルファベット、天文学、度量衡などを発明し、火の起こし方を発見した知恵者とされた。
プロメーテウスと並んでギリシア神話のトリックスター的存在であり、文化英雄としての面を有する。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B9
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