夢(ゆめ)とは、
1.睡眠中あたかも現実の経験であるかのように感じる、一連の観念や心像のこと。
2.睡眠中にもつ幻覚のこと。
3.将来実現させたいと思っていること。願望。願い。
※以下より引用 (番号は 自分で追加しました)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A2
引用して初めて、「夢」のWikipediaをまじまじと読んだ自分に気づきました(笑)
わたしがこれから綴る、夢見・夢解釈法は、引用上の分から選ぶと 1の部分です。
3点ともどれも 自分の中のエッセンスを垣間見る点では同じなのですが、
思い描くプラットフォーム上の「意識階層」が違うので、異なる景色が展開するのです。
「こうなりたいなあ、こうだったらいいなあ」と 日常の意識で思い描く夢も楽しいですが、
実のところ、
それが
本当に
自己の魂が意図する風景なのか
というところは、
決定的に 睡眠中の「夢」のほうが的確に それに気づかせてくれることが多いのであります。
なぜなら、意識の階層が違うから。 階層が深いほど、「上辺(うわべ)」ではなくなる。 根源意識(=魂)に接近します。
普段の(上辺の)意識は、環境から受ける影響で判断したことをもとに、無意識に自分のものだと作られていることが多いです。
それは、
「あなたが 「よいと思っている」 ことは 誰かが 「それがよい」 といつか言ったこと」 のオンパレードです。
意識には 「階層」 があるといわれています。
海でたとえると、(夢と海は密接な象意なので)
海面からずっと潜っていくとします。
どこまでいっても 「海」 ではありますが、海底に向かって潜れば潜るほど 海にすむ生き物や、潜る対象にかかる圧力など
環境は徐々に変化しますね。
夢は まるで海を潜るような行為なのだとも言えます。
海=意識全体
浜辺、海面、海底に向けて潜れば潜るほど 人類が共有している時間を超えた意識に向かう。
ユングの言葉を借りると、集合的無意識です。
海面に近いほど 個人的無意識。
人には誰もが内側に 海という存在を抱き、ときには海面の景色にフォーカスしたり、ときには深海魚の住む深い海底までいってみる。
海面近くの夢は 日常の雑多の心配事やストレスの影響が如実に出るのがそれですね。
一方で、何やら得体のしれない物体を観る。 意味不明な夢の展開。
人類に共通に理解しているようなシンボルを観る。
このあたりの景色は 深海魚の生息エリアでしょう。
浅瀬もよし、海底に迫るもよし。
これを上手に繰り返しながら、自分の中の全体 = 海全体 を把握し、最終的には自己と環境の調和をとってゆく。
毎晩 眠るたびに スキューバダイビングをしていると思ってもよいかもしれませんネ(笑)
海が 宇宙になってもよいです。
毎晩、宇宙飛行士になって 地球の重量から解放され、大気圏を抜けるべく飛び立っているといってもよいかもしれません。
長年、ヘルメスが織りなす夢を観ながら わたしが感じている印象はこんな感じです。
今日はざっと 大まかなスタートでした。
明日以降、次回をお楽しみに♪
<ヘルメス神>
オリュンポス十二神の一人。神々の伝令使、とりわけゼウスの使いであり、旅人、商人などの守護神である。
能弁、境界、体育技能、発明、策略、夢と眠りの神、死出の旅路の案内者などとも言われ、多面的な性格を持つ神である。
その聖鳥は朱鷺および雄鶏。幸運と富を司り、狡知に富み詐術に長けた計略の神、早足で駆ける者、牧畜、盗人、賭博、商人、交易、交通、道路、市場、競技、体育などの神であるとともに、雄弁と音楽の神であり、竪琴、笛、数、アルファベット、天文学、度量衡などを発明し、火の起こし方を発見した知恵者とされた。
プロメーテウスと並んでギリシア神話のトリックスター的存在であり、文化英雄としての面を有する。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B9
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