夢は よく観るのだけれど、
たしかに 夢を観たのだけれど、
「起きた途端に 忘れてしまう」
これは 本当によく聞く話です。
まるで 砂の山が崩れるかのように、サササ~っと 夢の景色ってなくなってしまうものですよね。
私自身、起床後に どの夢もクリアにおぼえていられるわけではありません。
ただ、昔より今のほうがずっと おぼえていられることが多くなったのはたしかです。
おぼえていられるようになる最大のコツ。 それは、よく言われることですが、
「記録すること」 です。
そう、「夢日記」を 綴りましょう。
最初は おぼえている部分だけ、断片的でもよいです。
そして、できるだけ記憶が鮮明なうちに綴れるよう、起きたらすぐ手の届く位置に
ペンとノートを置いておく。
これは、実は 占術のスキルアップでも同じなのですよね。
タロットカードの展開をまずは記録する。
姓名判断の先生も こんなことをおっしゃいました。
「お名前を1,000人を縦書きで記録し、一つずつ鑑定し、その記録したものをいつも手元に置いておいてごらん。何かが観えてくるよ」
鑑定の練習にもえていた頃は これをやっていました。
今は書いたらすぐ消去(書いた紙を破って捨てる)していますが、先生のアドバイスは当時相当に効果がありました。
「記録」というのは 「文字化する」 ということなのですが、夢を文字化するのは 結構面倒だったりします。
なぜなら、観たその景色を 言葉に表現するのが 非常に難しい場合が多いのです。
「うーん、うーん」 と苦しみながら 記録することもあります。
そして、記録しながら 文字化すると何か観たものと違うものを書いてしまっているような気にもなります。
最初はそれでよいと思います。
まずは、おぼえているところから。 できるだけ正確に。
表現しがたかったら 言葉にならない意味不明なことばを記してもよいです(笑)
そうしているうちに、 「ある回路」 ができてくるようになるから。
そこからが ヘルメスとの遊びの始まりです。
夢もストーリー。 日常とは異なる意識の自分が織りなす 壮大なストーリーです。
さあ、まずは夢日記を 始めませんか?
<ヘルメス神>
オリュンポス十二神の一人。神々の伝令使、とりわけゼウスの使いであり、旅人、商人などの守護神である。
能弁、境界、体育技能、発明、策略、夢と眠りの神、死出の旅路の案内者などとも言われ、多面的な性格を持つ神である。
その聖鳥は朱鷺および雄鶏。幸運と富を司り、狡知に富み詐術に長けた計略の神、早足で駆ける者、牧畜、盗人、賭博、商人、交易、交通、道路、市場、競技、体育などの神であるとともに、雄弁と音楽の神であり、竪琴、笛、数、アルファベット、天文学、度量衡などを発明し、火の起こし方を発見した知恵者とされた。
プロメーテウスと並んでギリシア神話のトリックスター的存在であり、文化英雄としての面を有する。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B9
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