現在のボス(外国人)の秘書担当になってから 早や、いや、ようやく? 半年が経ちました。
しゃかりきになって仕事をしている私の傍に 急接近するやいなや、
"How are you doing?"
もしくは
"Can you do me a favor?"
と 来た日には・・・
だいだい 無茶ぶりをする依頼が多い
今日もわたしの帰宅(すべき)時間になって 急接近してきましたヨ。。。
これはすぐ対応しないと間に合わない、、、と あれこれ方々に確認に走ったわたしが やっとこさ席に戻ると
彼は すでに姿を消していました。
・・・こらあ! はよ帰れといいつつ 帰宅時間に急な依頼をするな~~~
しばらくは お腹で湯が沸かせそうなぐらい カッカしながら仕事をしていました。
ところが 時間が経つと 違う視点が見えてくるものですね。
「彼がなぜ それを 無理を承知で 依頼してきたか」
この景色がわたしの視点から ふうっと見えてくると(=つまり 彼の意図を理解する)
不思議と心が落ち着いてくるものです。
チーム全体のためなのです。
わたしがそのことを心から受け入れると、イライラは落ち着き、同時に自分の中から いろんな工夫やアイディアも湧いてくるものですね
実は、いまのボスとは 散々これの繰り返しの日々なのです。
さて。
すでに5年以上前になりますが、東京に居た頃、占星術やタロットの延長で 無意識の世界の探索を非公開のグループで研究していたことがあります。
そのとき、「三角形」がもたらすエネルギーについて 探索していたことがあるのですが、
地球規模で、三角形を描ける拠点に意識を置くことについて 知る機会がありました。
これは、自分を含めて三角形を描けるように、あと二拠点の存在と繋がる、ということです。
三拠点のうちの一つが わたしの居る日本。
実はその非公開グループの研究会で、わたしはもう一つのポイントに繋がったのです。
場所は、エジプト。
これは 時空を越えた非物質的な存在でした。
わたしの内的体験なので 三次元的な証明はできないのですが それは確かにわたしの元に飛来してきました。
それを確証するようなコメントしたのが、当時研究会を主宰する占星術家の方でした。
「三角形が描けるように あともう一人の存在と繋がるといい。それは数年後、東の方向からやってくる。エジプトの存在が非物質的だから、東方向の存在は実在する人間のほうがよいかもしれない」
今はすっかり疎遠になってしまいましたが、わたしはその方からいただいたこのコメントを 心のどこかでずっと留めていたようです。
あと一人。 "第三の存在"。
それが、いまの職場でのボスだと 理屈なく、確実にわかるのです。
彼は 三年前、本当に 東方からやってきました。
実は やってくる前から メール上でのやりとりがあり、わたしが何かとサポートする機会があったのですが、そのころは彼が日本に赴任することなど夢にも思っていませんでした。
赴任後も 同じグループに居ながら、わたしが秘書をすることもなく約二年が経ち・・・ 半年前の急な抜擢でした。
この半年、自分の限界を何度も感じながら、それでも喰いつくように今の仕事を続けてこられたのは 自分がどこかで
「運命の三角形」 を意識していたからなのだと思えます。
三角形は 東洋でも西洋でも 同様の解釈があります。
それは、
飛躍と創造性。
三角形という幾何学模様は 「飛躍」という現象をもたらすのです。
四角が「着地」を示す一方で、三角は飛躍です。
飛躍のためには 「ガリガリ」と取り組む踏ん張りは必要のようです。
無茶ぶり旺盛なボスのおかげで 振り返れば相当に飛躍できている わたしが今、居ます。
運命って 面白いですね。
わたしの中で、数年前に東京で夢中になっていた非現実的な探求と、神戸に来てからのオフィスでの仕事が確実に繋がっている。
わたしの内側で 同期しているのです。
誰がどう思うか、どう評価するかという外側の認識よりも "自分の中でいかに自分を駆動する心地よいストーリーが織れるか"
人生は そのことこそが原動力になるのだと 改めて思います。
夜空に輝く星も 星それぞれは単体ですが、繋げればそこには「星座」があります。
星座には 神話が不可欠です。
そういえば 夜空にも 三角形がありますね。
冬の大三角。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%AC%E3%81%AE%E5%A4%A7%E4%B8%89%E8%A7%92
夏の大三角。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E5%A4%A7%E4%B8%89%E8%A7%92
あなたの人生で ぜひ、大きな大きな三角形を 描いてみてください。
一時的な 苦難(と思えること)も 壮大なストーリの一部です
そして、誰のものでもない、あなただけの 唯一の壮大なストーリです!
さて、これで明日も 我がやんちゃボスに 笑顔で接することができるよ~ん。
我ながら名作家ですな。 ハイ、わたしの人生ストーリーです。
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