三連休の最終日は、今年初の京都散策をしました。
前回は 冬至の頃に訪れましたので、三週間ぶり。
年明けという認識の影響からでしょうか、今日が素晴らしく澄み切った冬の青空だったからでしょうか。
冬至の頃の京都の風景が はるか昔のことのように感じられました。
散策時は 事前に細かく行き先を設定せず、気の向くままにあちこち動くのが好みで、今までずっとそのペースでしたが、
今年は 月に一度、必ず出向く場所が決まりました。というか設定されてしまいました。
なぜなら、昨年(昨月)の十二月上旬に ある存在に出会ってしまったからです。
それは・・・ こちら
Botanical Spirit.... 樹木や花の精霊... が宿る御札です☆
ご存知の方もいらっしゃることでしょう。 これは、「花御札(はなみふだ)」 です。
平安神宮でいただきました(購入しました)。
案内書には、「月次厄除護札 花御札」 とあり、そのまま引用します。
季節ごとの花や樹木に秘められた花霊や樹霊によって、厄災をしりぞけ、さいわいをもたらす除災招福の願いがこめられています。
お祓いされ清められた花御札は、お守り札ともなりますが、月まいりのおりに花御札をいただくことは、自然への畏敬と感謝を自覚し、自然と人間の共生を認識するみちにもなります。
本日いただいたのは、上記写真にある、今月・睦月の花御札です。描かれているのは 「松」。
松は神を迎える「聖樹」であり、長寿と繁栄の象徴 だそうです。
御札は月ごとに合計十二種のバリエーションがあり、わたしがこれをいただくようになったのは、先月十二月の「椿」の御札から。
以下、婦人画報のサイトに十二札が掲載されていました。 ・・・きれいでしょう?
http://www.fujingaho.jp/lifestyle/kyouto_sakura_omikuji_20180309
実は、ここ1-2年ほど 京都散策をするたびに Botanical Powerを特に強く意識(受信)していたのです。
京都の漢方薬局に通い、先生から薬草のお話、身体のお話、京都のお話を沢山伺ったり、
幸運にも 武田薬品工業の植物園見学に誘っていただいたり、
京都市立植物園を訪れて思いがけずカワセミと遭遇したり、その他 植物にまつわる不思議なかつ楽しい体験もあったことから、
わたしにとって 京都は 文字や占術と並ぶぐらい 植物との繋がりを深く感じる場所になっていました。
昨年十二月初旬に 平安神宮へお参りに来た際、この花御札を ふと「手に取った」瞬間、
うわ
全身に心地よい風(=ヘルメス)が通り抜けてゆくのを感じたのでした。
これは・・・わたしの タロットワールドに通じる道になる。
そう感じました。
花御札は わたしのもとにまだ「椿」姫と「松」殿の二精霊しかやってきていません。
こういう存在は一気にお迎えするのではなく、季節の巡りに添いながら順番に来ていただくのが自然体です。
というわけで 毎月、一体ずつお迎えにゆくことにしました。
花や樹の十二精霊がわたしのもとへすべてお迎えできる日を楽しみに、また、その過程も楽しみながら、一年かけて
わたしの夢のひとつを大事に育てて生きたいなあと思います。
みなさまも 花御札に ピン♪ ときたら ぜひ!平安神宮へご参拝ください。
ちなみに、この御札は 東京では 「根津神社」 でもいただけると聞いたことがあります。
いつ・どこで・だれが 受け取るかもこれまた銘々の物語があります。 巡り合わせ・・・ですね
<京都・平安神宮>
<ヘルメス神>
オリュンポス十二神の一人。神々の伝令使、とりわけゼウスの使いであり、旅人、商人などの守護神である。
能弁、境界、体育技能、発明、策略、夢と眠りの神、死出の旅路の案内者などとも言われ、多面的な性格を持つ神である。
その聖鳥は朱鷺および雄鶏。幸運と富を司り、狡知に富み詐術に長けた計略の神、早足で駆ける者、牧畜、盗人、賭博、商人、交易、交通、道路、市場、競技、体育などの神であるとともに、雄弁と音楽の神であり、竪琴、笛、数、アルファベット、天文学、度量衡などを発明し、火の起こし方を発見した知恵者とされた。
プロメーテウスと並んでギリシア神話のトリックスター的存在であり、文化英雄としての面を有する。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B9
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