「人生のカンニングをするな」
何年も前、もうかなり昔のことですが 諭すようにこういわれたことがありました。
誰にって?
これがまた面白いことに(?)、びっくりする人からです。
誰って・・・
この言葉は
わたしに占術を教えてくださった先生からだったのでした。
正しくは 「いたずらに 人生のカンニングをするな」
だったのですが、当時のわたしはそれは驚いたものです。
ですが 今なら先生の意図するところが理解できるようになってきました。
占術を、天からのギフトとして正しく使うためには
スキル以前に 「在り方」がとても重要なのだということが 年を重ねて初めてわかってくることがあります。
若ければ 記憶力も吸収力も高いかもしれませんが、熟成にはやはり時間と地上での人生経験が要るようです。
また、占術は 占術を行う者のサクセス・ストーリーを保証するものではないということも 痛感します。
世の中というのは、実に面白いゲーム展開になっているんですね
ヘルメスの丘 伊野華絵(いのはなえ)
http://inohanae.world.coocan.jp/