夢でよみがえる感情 | ヘルメスの丘 ~In Tune with Hermes~

ヘルメスの丘 ~In Tune with Hermes~

伊野華絵(いのはなえ)の世界へようこそ。
ヘルメス(水星)が誘う、人生を楽しむ術。

昨夜の夢日記です。

 

 

わたしはまだ中学生ぐらいの設定で ひどく周囲や両親に反抗的になっていました。

 

 

とにかく 強制されることが嫌。 嫌でいつも反抗している様子でした。

 

 

そこで出てきたのが もうすぐ「ピアノの発表会」が控えているというシーン。

 

ピアノは嫌々習っているようです。 先生の顔が浮かびます。

 

 

わたしは 発表会には絶対出たくなく、もう通うこともやめたはずのピアノ教室なのに どうして発表会などでなければならないの? ちっとも練習していないし・・・

 

と思いながら、どうにかして出ない方法を模索しているようでした。

 

 

ここまでで、夢から覚めました。

 

身体はしっかり休息できた感があり、爽やかな目覚めでした。

 

 

起き上がり、朝の支度をしていると、急にふと 湧き上がってきた感情がありました。

 

 

それは

 

「わたしは ピアノ教室の先生が 大嫌いだったのだ」

 

その想いから出てくる なんともいえない不快な感情でした。

 

そんなに嫌いだったなんで 今はじめて気づいたような感がありました。

 

 

もう何十年も前のことなのに なぜ今朝になって?

 

 

と思ったのですが、昨夜の夢を観たことで 何十年か後の今日、

 

「わたしは ピアノやピアノ教室に通うことが嫌なのではなく

 

あの先生が嫌いだった。 そしてそのことを誰にも言えなかったのだ」

 

ということに気づいたのでした。

 

 

親に言われて しぶしぶ習っていたピアノ。

 

音楽は大好きだったのに。 なぜかちっとも上達しなかったピアノでした。

 

 

「先生が好きではないから あの教室に通うのはやめたい」

 

これが 当時のわたしは親に言えなかったのだな~と 今ごろ気づきました。

 

 

そして、ここがすごくすごく受け入れ難いこと、でも受け入れることができたのですが、

 

 

そのピアノの先生の嫌いな部分。 幼いわたしが大人のその先生を観て敏感に、無意識に感じ取っていた嫌な部分。 ・・・これ、大人になった私の中にいつの間にか育っていたものだったのです。

 

 

一瞬うろたえましたが、受け入れるには痛いような感覚が私の中を通り過ぎてゆき・・・

 

そのあとすぐ、何かかさぶたみたいなものが ポロっと落ちるように 安堵と解放感がやってきました。

 

 

感じたことをその場で受けとめず、無意識にフタをしてずっと抑え込んでいたものは、心の中のコンテナに沈殿するものなのでしょうか。

 

 

そしてそれは 時が経ち、ふとしたときに 向き合うようにできているものなのでしょうか。

 

 

向き合うときは、フタをしていた感情のおかげで大きな何かに気づかされるときなのでしょうか。

 

 

そんなことを感じた昨夜の夢でした ニコニコ

 

 

※本日のヘルメス: 夢、夢解釈

 

 

ヘルメスの丘 伊野華絵(いのはなえ)

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